このレビューはネタバレを含みます
人は理不尽な出来事であればあるほど不快に思い、それが自分の身に降り掛かれば怒りを覚え、次第に恐怖へと変わる。
普段接している人とは違う相手の反応に戸惑いつつも、相手を受け入れてしまう。困惑しながら自分>>続きを読む
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舞台はアウシュヴィッツ。主人公のサウルはゾンダーコマンド(強制収容所内で死体処理や清掃などを行う労務部隊)として強制労働を強いられています。そのサウルの表情からは、まるで生気が感じられません。
サウ>>続きを読む
陸戦の戦争映画が圧倒的に多い中、空戦、海戦を舞台とした映画として名を残しそうです。特に空戦は、緊迫した銃撃戦を繰り広げている合間に時折見える大海原が対照的に美しく、印象的でした。
海戦では逆に船底の>>続きを読む
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戦争映画の指標として、その時代に生きた人たちが大きく理不尽な力によって人殺しを余儀なくされた時、それを嬉々とする人、受け入れる人、反対する人、逃げ惑う人など、極限状態に陥った時に垣間見れる人間性とその>>続きを読む