いさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

4.0

ゴージャスで強気な人たち見てるとそれだけで元気出るからこういう映画には意味がある。
こういうのは規模がでかければでかいほど楽しい。もはや緻密さも必要ない。
他のシリーズもみてみよう〜

“Somewh
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

4.0

色んなことがあって、これからも色んなことがあって、数え切れないほどの記憶にまとわりつかれながらも、そして人生は続く、あなたのも、わたしのも。

取り返しのつかないなにかに、耐えきれず涙が出ることもあろ
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ホムンクルス(2021年製作の映画)

3.5

綾野剛(名越)の風呂の入らなさが気になって気になって気になった。
友達と一緒に観て、綾野剛と成田凌のスタイルの良さを堪能した(^o^)以上!

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.9

こんなに軽快でスタイリッシュな短編映画でここまで暗澹たる気持ちになることある?ないでしょうよ…………ないでしょうね………

この暴力と理不尽を、「悪夢」として物語にしたことにものすごい恐ろしさを感じる
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ブックセラーズ(2019年製作の映画)

3.5

本、というか、蒐集癖のひどいマニア一般の生態系映画って感じ。
まあでも画面に書店と山盛りの本が映ってるだけでまあまあいい気分になった。

ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-(2020年製作の映画)

3.7

そばにいて守ってあげる、というのは、一般的な家族に標準的に備わっている機能として語られてしまうことが多いけど、全然そんなことない。

すべてがこのようにうまくいくわけではないと思うけれども、エンドロー
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.8

みつ子、全然イタくないよ!!!
めちゃくちゃまっとうな人だよ!!!???

好きな人には素直に親切にできて、まわりには気を遣ってて、傷つけられたらまともに傷ついて、めちゃくちゃいいひと、、

そう思っ
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ガタカ(1997年製作の映画)

3.7

夢を抱き、強く願い、叶えようと身を削る人々の、脆くて美しくて滑稽なこと。

美しい男が苦しむ様はいつの時代も魅惑的なのであるね……

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

4.0

よかった。
取り乱し、感情や感傷に振り回され、ぼろぼろになりながら生きる人間と、達観して悠々と世界を闊歩する天使のコントラストがいい。
ぼんやりとイメージする生と死のイメージに近いよな。死んだら浮世の
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.5

幸福も不幸も自分だけのものだから大丈夫だな。

全体的にみんな取り乱しており、活気のある映画。

最後、家の中でイチャイチャしすぎではないか?と感じ、多少笑った。

インスタント沼(2009年製作の映画)

4.2

オープニングが大好きな!
マイベストあそーさんに輝いた作品。

天真爛漫なのに押し付けがましくなくて、こんなにチャーミングなことある? すごい魅力の人だ。

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.5

クレム…なんて魅力的なんだ。
奔放でチャーミングな女のひとには一生勝てん。

ピースオブケイク(2015年製作の映画)

4.5

みんな愚か者で最高!
いちばん好きなラブコメ。何度も見てる。
二人ともチャーミングすぎて大好き。
周りのキャストもみんないい。
うちの真横を二人が通過していたことに気づいて震えた。

後半の演出はちょ
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婚前特急(2011年製作の映画)

3.5

たんなるハマケン映画だった…笑

まあ、愛されるのは幸せだよね。

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.0

いろんな誤解がとけないまま、ままならないまま幕を下ろしたから最高な映画!!

たぶんそのうち忘れてしまうけど、死ぬ前に「なんかあれすごい楽しかったような気がする……」って思い出し笑いでムフってなるよう
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.1

私たちは日々、決められた「場」で、「娘」とか「息子」とか「妻」とか「夫」とか、「友達」とか「同僚」とか書かれたお面をつけて、与えられた役割に沿ってロールプレイをしている。たがいのパーソナリティに目を向>>続きを読む

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.8

いまさら小林聡美×群ようこシリーズを見始めている。
「パンとスープとねこ日和」のもたいまさこの方が怖くてよかったけど、まあこういうのはさ〜ごはんがおいしそうでみんな健康そうでさ〜それだけで最高ってもん
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

美しい散り際などなく、死に際は誰にとっても醜い。
それでも人生に救いがあるとすれば、それは誰かの口から語られる何かが残ることくらいである。それがどんなに陳腐でも、罪に塗れたものだとしても。

的な……
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.0

音楽と色彩が夢のように美しい!!
ウディ・アレンの描くナヨ男を存分に味わえた

新聞記者(2019年製作の映画)

3.8

変にポジティブなこと言わず、ちゃんと残酷で良かった。

音楽も映像も(邦画にしては)抑えててよかったし、シムウンギョンさんめっちゃ瞳が美しいな…って

が、肝心な風刺要素の部分で受け手のリテラシーが舐
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RBG 最強の85才(2018年製作の映画)

4.0

私たちが当たり前に享受してる社会の仕組みはこういう人達が汗水垂らして作り上げてきたものなんだなと改めて実感。

性差別なく同じ給料が貰えるとか、男性も女性と同じような社会保障が受けられるとか、ほんの数
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.1

「この人の目で世界を見てみたい」っていうのはめちゃくちゃ強い恋だなと思った

エヴェレットがモードにそれを思っていたのかは分からないけど、少なくとも彼女はエヴェレットと暮らす家の窓を愛していたわけだ…
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.5

ひとつの愛を弔ったあとに、それでも残るものがあるというのはものすごく力強い希望だと思った。

あと、ちゃんと良い人であろうとすることはきっと意味のあることだと思った。

すごくいい映画だな…なんか救わ
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.9

人が死ぬ時に流れる効果音ちょっと笑った
ラストシーン、確かに名シーンだった 運命と人生を感じました

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.7

お、お耽美〜
ラストシーンの音楽の使い方は卑怯では?
あとロケ地が綺麗だった

いまを生きる(1989年製作の映画)

4.5

10代の頃、小説や随筆、詩歌なんかで、「これは本当のことを言っている」と、なんか物凄く明確にそう感じる、またはどうしようもなく全身に染み渡るように「意味が分かる」いくつかの文に出会った経験があり、そう>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.5

昔のワルを存分に味わえた…
シャブ!チャカ!スプラッタ!みたいなシンプルさがあって…
(最近はワルにもワルたる相応の事情やディテールが求められがちな気がする)

そうか〜26年前でこの構成は相当斬新だ
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.5

それでもやっぱり子供はできるだけ傷つかずに暮らせるべきだから、うん、あの結末でよかったと思う。

(子供よりも親が大事と太宰とかは言ってたけど…)

血の繋がった家族だから愛するのではない、ともに暮ら
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.3

アルフレッドが映写室の壁面にぐるりと映像をうつして見せたときのトトの気持ちで胸がいっぱいになった。

そうだ、そういえば子供の頃は、この世界に魔法があったんだよなー、と思った。
美しくて楽しくてわくわ
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.5

人に何かを与えるというのは、難しいよなと思った。
意図的にやろうとして、しばしば単なるはた迷惑になるくせに、当たり前だと思って何の気なしにやったことが予想外に人のためになったりする、みたいな…。

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音響ハウス Melody-Go-Round(2019年製作の映画)

4.8

「良い音」を聞いた時、顔が勝手に笑っちゃうやつ。それと、アンサンブルというコミュニケーションの楽しみ。
2020年現在、どちらも以前より得がたい体験になりつつあるけど、音楽を好きでよかったと思える瞬間
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.0

自分の尊厳のために怒ってくれる他人がいたら、それは嬉しい人生だよな。
チャッキーが良かった。
ウィル幸せになって…!

I mean, you're sittin' on a winning lott
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

4.0

誰かのものになりあうことが幸福への道……かどうかは保留させてほしいが、
お面つけてバーーって走ったあとにキスするくだりめっちゃきゅんとした、この人といるとめちゃくちゃ楽しい、心から笑える、みたいな感覚
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メイキング・オブ・モータウン(2019年製作の映画)

4.0

言うまでもなく音楽は素晴らしかった。
ビジネスと音楽の才能に恵まれたパワフルなふたりが時代を切り開いていく様もドラマチックで見応えあった。

でもBLMが注目されてるいま観ると、
「モータウンの音楽が
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.5

意味はよく分からないけどすごい、また観たいと思った初めての映画!!!興奮

ルトガー・ハウアーが美しすぎて愕然とした。
有名なクライマックスシーン(雨の中の涙モノローグ)、あと100回観たい。

『ア
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.0

それでも暴力や殺人は人道にもとると言いきることの大切さ、と難しさ。

目の前で友達が殴られたら、殴った奴に対してめちゃくちゃ頭にくるよな。
でも、じゃあ、戦争に駆り出されて遠くの国で死んだ知らない誰か
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