kanegon69さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

kanegon69

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ホワイト・クリスマス(1954年製作の映画)

4.5

いやぁ、素晴らしいクリスマス映画でした!私の好みにドン・ピシャでした!

時は第二次大戦末期、1944年、最前線で戦う部隊に、大尉ボブとフィル一等兵はいた。ちょうどクリスマス・イヴ。ボヴはブロードウェ
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めぐり逢えたら(1993年製作の映画)

4.0

とっても懐かしい映画を再鑑賞しました。おそらく25年ぶり。観ているうちに徐々に徐々に記憶が戻ってきました。

癌で妻を亡くしシアトルに移住してきたサムと幼い息子。激しく落ち込む父を息子はとても心配して
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パリの恋人(1957年製作の映画)

4.2

うーん、素敵なミュージカル映画でしたぁ。全盛期のフレッド・アステアのダンス・歌、そして品格漂う美しさのオードリー・ヘップバーン!そして舞台はパリときたら、もうたまらない!

本屋で働く女性ジョー、フロ
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Love Letter(1995年製作の映画)

4.2

来年公開の岩井俊二監督作品、「ラストレター」に備えて「Love Letter」の鑑賞です。もう24年も前の作品ですが、全く持って色褪せていません。

原作の小説を読みましたが、岩井俊二さんご自身が書か
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ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

3.9

第二次大戦終戦直後のデンマーク。戦争捕虜となったドイツの少年兵はデンマークの海岸に大量に埋められた地雷撤去の作業を強制される。2000名の捕虜、ほとんどが少年兵で150万もの地雷を撤去し、結果としてそ>>続きを読む

ラブ・ダイアリーズ(2008年製作の映画)

4.0

なるほどぉ。普通のラブコメとはちょっと趣向が違う、面白い作りでしたねぇ。

離婚間近の父が娘と過ごす日に、娘にせがまれて過去のママとの出会いの話を聞かれるが、Complicated なんだよって困った
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

4.2

うん、面白かった!

元警察官の主人公。保険会社に10年務めて60才。ローンは子供の大学などお金がたくさんいるというのに突然解雇される。失意の中、いつもの通勤電車に乗ると、謎の女性が話しかけてくる。い
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

4.5

うひょーーー!これは断然面白い!!
久しぶりにドキドキワクワクしたアクション映画でした!!今年観た中でもトップクラスです!!

時代はまだ東西冷戦中の1960年代。ベルリンが壁で東西に隔たれていた時代
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マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

4.3

とっても楽しめました!
下品な言葉を使う花売りの娘イライザ。ひょんなことから言語学者のヒギンズ教授が大佐と賭けをし、6カ月でこの下品で言葉遣いも酷い娘を鍛え、社交界にデビューできるかどうかの実験を行う
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ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

4.5

もう29年前の映画でしたか。。久しぶりに再鑑賞しました。パトリック・スウェイジが亡くなってもう10年です。改めてまっさらな気持ちで見てみました。

もうねぇ。ダメ。ほんと。涙ポロポロ。。若かった頃も涙
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

4.0

この映画はゴッホの一生・半生を描こうとしたわけではない。主に最期の2年にフォーカスして、ゴッホという主観、ゴッホの視点、ゴッホの思いを中心に描いている。従って、映像も所々、ゴッホの見ている景色になる。>>続きを読む

おとなの恋の測り方(2016年製作の映画)

4.2

とってもいいフランス映画でした!ラブコメディーだと思い込んでいたのですが、それだけではなかったですねぇ。意外に深い映画でした。身長136cmの彼氏を受け入れられるか、周りからはジロジロ見られ、偏見に晒>>続きを読む

ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

4.5

あぁ、素敵なラブコメディーでした!
ダイアルインしてインターネットに接続していた時代、ともて懐かしく振り返っていました。文通ならぬEメールでの恋。インターネットに接続すると「ユー・ゴット・メール」とい
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.0

心の再生を描いた映画や本は多いですが、この映画は乗り越えられない辛さ、あまりにも過酷な過去に対処しきれずに荒れる主人公の心象をとても繊細に描いていたと思います。

大好きな兄を失い、故郷のマンチェスタ
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マチネの終わりに(2019年製作の映画)

4.5

平野敬一郎氏の原作「マチネの終わりに」を読み込み、いたく感動したため、映像化されるにあたり、映像のイメージがどのようになるのか気になっていました。

結果、その心配は杞憂に終わりました。原作のもつ、人
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.7

とても試みとしては面白い映画だったと思います。12年間も同じキャストで、子供、そして親も含めた成長の物語。

ほぼドキュメンタリー風で、日常生活をひたすら覗いているような映画でした。こうやって、12年
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.2

かなり久しぶりの鑑賞。やはり最初のフレンチトーストのシーンぐらいしか記憶にありませんでした。

改めて何十年ぶりにこの名画を見ると、若き日のダスティン・ホフマンとメリル・ストリープが非常に感情移入でき
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ある日どこかで(1980年製作の映画)

4.0

切なくてノスタルジックで、美しい古きアメリカの景色と音楽に満たされたいい映画でした。

主人公のリチャードは自らの処女作の劇を上演した後のパーティー会場で、突如として現れた気品高い老女に会い、懐中時計
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ワンダフルライフ(1999年製作の映画)

3.1

なるほどぉ。考えさせられる作品でした。死んでからあの世にいくまでにたった一つだけしか思い出をもっていけないとしたら何を選ぶのか、、非常に興味深い話だったと思います。

是枝監督初期の作品ですが、もうこ
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イルマーレ(2006年製作の映画)

4.5

このサイトではなかなか厳しい評価もあるようですが、私にとっては大好きな映画で、キアヌ・リーヴスとサンドラ・ブロックの2人の演技、ポール・マッカートニーの主題歌、湖畔の美しい景色、そしてエンディング、と>>続きを読む

あなたが寝てる間に…(1995年製作の映画)

4.5

かなり久しぶりに鑑賞。何回見ても感動してし涙してしまいます。

両親が亡くなり、孤独なルーシー。シカゴの鉄道会社に勤務し、毎日改札に座っている。そこへ、毎朝とても素敵な男性が通勤していることに気づき、
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奇跡(2011年製作の映画)

3.9

この映画を観て、ストーリーは違えど、スタンド・バイ・ミーを連想してしまいました。福岡と鹿児島に別れ別れで暮らす家族。兄と弟。もう一度家族が一緒に暮らせるように願っている。九州新幹線の開通に伴い、最初に>>続きを読む

バンド・ワゴン(1953年製作の映画)

3.8

休日の午後、あまり天気のぱっとしない日に見ると、なんだか明るい気分になるミュージカル映画です。もはやスターではなくなって落ちぶれてきたトニーと、バレリーナでミュージカル劇は新人のガブリエル、そして舞台>>続きを読む

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

うーん、非常に評価の高い映画でしたが、正直自分にはパシッと来ませんでした。確かにハラハラする展開ではありましたし、インドのスラム(貧困層)の問題、宗教的な争い、ギャングがはびこっている問題、教育の問題>>続きを読む

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

4.2

うーん、やっぱり是枝監督作品はじわーっと来ますねぇ。

長男の命日に実家に集まってきた次男一家と、長女一家。その1泊2日の様子を淡々と描いている。言ってしまえばそれだけなのに、これを是枝監督はあっちの
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マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと(2008年製作の映画)

4.0

新婚夫婦がラブラドールレトリバーの子犬を飼いだすところから物語は始まる。何故かこの子だけセールになっており安くしてもらえるという。とってもキュートで二人はこの子を飼うことを決める。名前をマーリーと名付>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.9

うーん、これが噂のラ・ラ・ランドかぁっって感じでした。
食わず嫌いのミュージカルの扉を開きだし、ようやくラ・ラ・ランドにたどり着きました。アカデミー賞監督賞、主演女優賞など6部門受賞の傑作、ラ・ラ・ラ
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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007年製作の映画)

3.5

樹木希林さんがやっぱりいい味を出していましたね。オダギリジョーさんとの母子愛が終始感じられてよかったです。途中までダメダメ息子だったのに、否定することなく、優しく応援し続ける姿は心打つものがあります。>>続きを読む

ダーティ・ダンシング(1987年製作の映画)

3.9

有名な「ダーティ・ダンシング」を初めて鑑賞しました。

夏休みに避暑地にやってきた裕福な一家。ベイビーと呼ばれる可愛い女性は父親が理想の男性。父親は医師で、ベイビーも大学で開発途上国の経済学を学び、平
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運び屋(2018年製作の映画)

4.5

これはとても心に染み入る素晴らしい映画でした。クリント・イーストウッドが自ら主演、そして監督した作品。

物語は園芸家として有名だった主人公アールが華やかに表彰されるところから始まる。家庭を顧みず、常
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

4.2

うーん、是枝監督の作品はやっぱり心に染みますね~。是枝さんの家族をテーマにした作品は非常に心理描写が素晴らしい。俳優さん達がすごく自然に演技しているように感じるからか、とてもリアリティを感じられます。>>続きを読む

マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

4.5

前作は本当にひたすら太陽のような作品でした。キラキラ輝くエーゲ海の中で、美しい母娘の愛、3人のパパの登場、素敵なストーリーとダンス・ミュージックでした。

この続編は、、、個人的には前作を凌いでいる、
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

4.5

いやぁ、正直ここまで楽しめるとは思いませんでした。偏見は持つものではないですね。

美しいギリシャ・エーゲ海に浮かぶ島。母一人に育てられたソフィは、迫る結婚式に向けて、母親の日記を盗み見し、自分の父親
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海辺の家(2001年製作の映画)

4.5

とても感激しました。邦題より Life AS A HOUSE の方がしっくりくる感じがします。

離婚して離れ離れになった父と息子。息子は思春期真っ只中で人生に鬱々とし、自殺しようとしたり、ヤクをした
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ジェニーの肖像(1947年製作の映画)

3.8

なんともファンタジックでちょっと切ない物語でした。

時を超え貧しい画家のイーベンに会いに来るジェニー。最初は少女だった。両親はとっくの昔につぶれてしまったはずのサーカスで綱渡りをやっているという。冗
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.2

アン・ハサウェイとロバート・デニーロの2人が熱演するいい作品でした。

ベン(ロバート・デニーロ)は70歳。自由な時間も十分楽しみ、妻も亡くなり、一人でなんとなく社会とのつながりがほしくて、もう一度仕
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