blackkazoomaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.7

良い意味で予告編の印象と違って楽しめた。
ロック様 vs ○○なのかなと思ったら・・・みたいな。

相変わらずジャウム・コレット=セラ監督作は期待以上のものを見せてくれますな。

個人的にはピアース・
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

※いろんな考察ブログや動画を拝見して自分なりに一番しっくりきた考察は
「中絶とそれを罪とするキリスト教への批判」説です!
詳しくは検索して確認してください。

他の方の考察はそれなりに分かるのですが、
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ビースト(2022年製作の映画)

3.7

「父 vs モンスターライオン」に偽りなし!

これは映画館で観なきゃあかんやつやった・・・

クルマを襲うシーンは『ジュラシックパーク』を、ラストのタイマンバトルは『レヴェナント』を彷彿とさせる。
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.9

ヨットの乗客の金持ちババアのわがままな要求に困惑する女性スタッフの表情が神がかり的に巧い!

「カールとヤヤ」、「ヨット」、「島」の3部構成でそれぞれ絵面が全く異なるのと、頭から尻尾までギューっとあり
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機動警察パトレイバー THE MOVIE(1989年製作の映画)

4.0

押井監督好きなのに パトレイバーシリーズは何故か食わず嫌いで、今ごろ初鑑賞。

めちゃオモロイやんけ‼

すでに映像のタッチが『攻殻』してますやん!

食人族(1981年製作の映画)

3.8

40年前の公開当時、中学生だった私のファーストチャレンジは直前でビビってジャッキーの『蛇鶴八拳』に逃げ込み、セカンドチャレンジは友人二人と恐る恐る劇場へ。
中盤までは結構頑張って観ていたのですが、「カ
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.6

仮面ライダーは年齢的にエックスやアマゾン世代で初代ライダーは再放送を数話観たかなという程度で、それほど思い入れはないものの、これまでの「シン」シリーズが好きなので楽しみにしていました。

しかし、フィ
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.0

ー渡辺哲さんが絶対言わなそうな言葉ー

400席以上ある劇場の大画面で観る『ベビわる』は楽しかった!

正直、前作の初見時はそれ程楽しめなかったのですが、世界観が解った上で観る『2ベイビー』は超楽しめ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.8

原作漫画の存在は知ってましたが 観るつもりはありませんでした。
しかし、あまりにも評判が良いので行ってきました。

音楽自体は好きですが ジャズはほとんど聴かない、原作未読、予告未見の状態で鑑賞。
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.7

「将来有望な名クオーターバック」にロクなやつはいない


カイア役のデイジー・エドガー=ジョーンズに魅了されっぱなし









◆↓ややネタバレ







『ランボー(First Bloo
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

-

情報量の多さとダニエルズ監督のノリに付いていけず気持ちが混乱したまま映画が終わってしまった

これからこの作品を観る方はこの監督が過去に撮ったミュージックビデオをチェックして「作家性」を把握してからご
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.1

スピルバーグ作品を劇場で観るのは『レディ・プレイヤー1』以来。

いや~、よかった! 超没入した!
いろんな意味で「スピルバーグの映画」だったわ

印象的だったのはミシェル・ウィリアムズとポール・ダノ
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.2

オーチャードホールで催された『ブレードランナーLIVE』に遠征してきたので記念投稿。

『ブレードランナー』を劇場で観るのは30年前の『ディレクターズカット版』以来。

正直、演奏に関しては期待外れ(
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アントマン(2015年製作の映画)

4.0

めちゃ面白くて 今まで観なかったことを後悔

『アイアンマン』(1作目)も相当好きですが、MCUの中でもこの作品はトップクラスに好きかも。

アントマンという「ちっちゃなヒーロー」同様、こじんまりとし
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.7

俺のアタマの中で続編が作られ始めました。

主演の円井わん(まるい わん)さんは覚えておこうと思います~

MONOS 猿と呼ばれし者たち(2019年製作の映画)

4.0

「最強の激流シーン」更新!

宇多丸氏の「ムービーウォッチメン」で紹介されなかったら観てなかったであろう作品。

個人的には『バクラウ 地図から消された村』、『ジャッリカットゥ 牛の怒り』に続く「得体
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黄龍の村(2021年製作の映画)

3.7

鑑賞時は阪元裕吾監督作品初心者だったこともあり伊能昌幸、大坂健太といった阪元組俳優のことをよくわかっていなかったので、中盤での展開予想がまったくできずメチャクチャ楽しめました。

しかし前半不快やった
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オフィサー・アンド・スパイ(2019年製作の映画)

3.7

100年前から何も変わってねー‼

非人間的なまでの軍部、政府の欺瞞・隠ぺい体質に対抗するには狂人レベルの正義感と倫理観が必要なのであった。

19世紀末のフランスが舞台ですが映像的にまったく違和感な
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.2

ホラーが苦手な方や小学生でも楽しめるホラー映画も必要なのです。

アウトポスト(2020年製作の映画)

3.7

こんな前哨基地はイヤだ

戦闘時に引きこもる指揮官の開き直り具合が素敵でした~

ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版(1978年製作の映画)

4.1

『製作45周年コレクターズ・エディション』Blu-ray購入記念投稿

テレビ放映はこのバージョンがベースになってるんですかね?
ゴブリンの代表曲がガシガシ使われてるおかげでディレクターズカット版より
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ミュンヘン(2005年製作の映画)

4.0

10年ぶりくらいに観ましたが、やっぱり凄かった。

さわりだけ観て寝るつもりだったのが、速攻で引き込まれて結局、最後まで観てしまった・・・

物語は1972年に起きたミュンヘンオリンピック事件に対する
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夜を走る(2021年製作の映画)

4.0

「閉塞感」ー自らを取り巻く状況を何とか打開しようと試みるものの、その状況を打開できずもがき苦しんでいる状態、先行きの見えない状態ー

佐向大監督作品を観るのは初。
評判が良かったので前々から観たかった
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

4.0

86分間に濃縮された「アポカリプス・ナウ」がギュウギュウに詰め込まれてた!

凄い作品だったけど、もう観たくない・・・

ミシェル・フランコ監督は「この映画は『警告』だ」と言ってるけど、個人じゃこの流
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.1

ロードムービーの傑作といわれてますが、ロードムービーの傑作でした。

ジジイになって初めて観ましたが、若いころに観てもたぶん刺さらなかっただろうな。

電話越し
横断歩道越し
車道越し
トランシーバー
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炎のデス・ポリス(2021年製作の映画)

3.7

・S&Wじゃなく、ブラックホークを相棒にしてる黒人女性警官。
・プロフェッショナルじゃなく、サイコパスの方の殺し屋。
この二者のキャラ造形が素晴らしい。

俗に言う「面白過ぎない丁度よさ」、「こんなの
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

「ジジイ3人がメインキャストの3時間半作品」がこれほどすんなりと観れて、なんなら「もう一回観てもいいかな」とさえ思わせてくれるのは何故だろうと考えてしまった。

スコセッシ作品全般に言えることだが、編
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.5

※クロックワークスのYouTube動画【本編&メイキング映像】は作品をご覧になってからチェックしましょう(いろいろ大事なところを見せすぎてるので)

成田空港のエピソードあたりまでは凄いテンポでグイグ
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パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

3.7

ピーター・バーグ監督がマーク・ウォールバーグとタッグを組んだのは5作品で本作は3作目。

ボストンマラソン爆弾テロ事件の顛末はニュース等で知ってはいたものの、拉致や爆弾まで飛び交う壮絶な銃撃戦まであっ
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.8

ジャウム・コレット=セラ監督作は初鑑賞

原題は"The Commuter"(通勤者)

あらすじも予告編もチェックせずに観たのが大正解!最初から最後まで楽しめました。

アクション映画であり、列車物
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イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-(2019年製作の映画)

3.5

監督は『CUBE』のヴィンチェンゾ・ナタリ
原作はスティーヴン・キングと息子のジョー・ヒル

―背の高い広大な草むらから聞こえる少年の助けを求める声を聞いた姉弟が、迷路のような草むらから出られなくなる
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.6

アマプラ吹替にて鑑賞(朴璐美 & 山路和弘と豪華なコンビで聴きごたえあった)

振り返ると、冒頭から映像も音も重要なシークエンスだったので、これから観る方はご注意を。

好き嫌いは勿論、受け取り方も千
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

2.1

前作以上に大味に感じました

まるでつまらない喜劇の舞台を見せられてるみたい

脚本もマイルズ・ブロンが書いてるのか?と思うくらい退屈

私がライアン・ジョンソン作品と合わないのは確実だが、ミステリと
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コマンドー(1985年製作の映画)

3.5

タマフル映画駄話シリーズ「人を殺して捨てゼリフ」特集を聞いてたら観たくなって久しぶりに鑑賞。

有名な平田勝茂氏翻訳ver.(玄田哲章氏吹替)でなかったものの、屋良有作氏吹替ver.もなかなか味わい深
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激怒(2022年製作の映画)

2.8

企画・脚本・監督の高橋ヨシキ氏のファンといこともあり、観る前から「どんなぶっ飛んだ作品だろう」と楽しみにしていた一本。

私の率直な感想は、ぶっ飛んだ表現のシーンはあるものの、実に真っ当で至誠な内容で
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オカルトの森へようこそ THE MOVIE(2022年製作の映画)

3.8

『ノロイ』、『オカルト』、『カルト』などに代表される白石晃士監督のPOV・モキュメンタリーホラーの集大成的な作品。

上記の3作品と比べるとクセが少ないし、観やすさの面では(白石作品の中で)最もおスス
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