1986年のマリリンのように、
1994年のウニは深い余韻と感動を
与えてくれた。
韓国の14歳の少女に起こる様々な事は、一人の人間の成長の物語として、圧倒的な普遍性を生み出した。
1994年のソウル>>続きを読む
こんな豪華な配役観たことない!
ディカプリオ(タイタニック)
ジョセフ・ゴードン=レヴィット
(500日のサマー)
渡辺謙(ラストサムライ)
エリオットペイジ(ローラーガールズダイアリー)
マリオン>>続きを読む
ヒッチコックの最高傑作の一つ、
サイコ。日本初公開時の評価は低く、キネマ旬報ベスト10では35位だった。
信じられないけど、事実。
ブライアンデパルマの作品群も、ほとんどベスト10圏外。
カリート>>続きを読む
ペインアンドグローリー(痛みと名声)は、ペドロアルモドバルの
自伝的映画です。
トリュフォーの映画内分身が、
ジャンピエールレオだったように、いやそれ以上にアントニオバンデラスはペドロアルモドバルの分>>続きを読む
悪魔のシスター・ファントムオブパラダイス・愛のメモリー・キャリー・殺しのドレス・ミッドナイトクロス・スカーフェイス・アンタッチャブル・カリートの道・ミッション:インポッシブル
はい、私はヒッチコック>>続きを読む
凪沙と一果の関係性は、
リリーのすべての、
性別適合手術を受けたエディレッドメインと、その妻アリシアヴィキャンデルのような母性と母性の
ぶつかり合いのようで。
チャップリン ライムライトの、
老い>>続きを読む
リチャードカーティス(脚本)&
ダニーボイル(監督)コンビの
ビートルズ愛 炸裂!
リチャードカーティス脚本の多幸感&ハッピーエンディング感
爆発!
エドシーラン堂々たる役者ぶり!
愛しのエ>>続きを読む
世界で一番貧しい大統領のキャッチコピーで存在は知っていた、ウルグアイ大統領、ムヒカの半生をアンダーグラウンドのエミール・クストリッツァが追ったドキュメンタリー。
人生で最も悔いのあることは?
の問い>>続きを読む
はたらけどはたらけど、
なおわがせいかつらくにならざり
と、
はたらいてくふうしてだしぬいて
どくせんしてぜいきんかいひして
わがちいとめいよふどうなり
の対比が格差を固定する21世紀。
Go>>続きを読む
アルプススタンドのはしの方は、
輝けないわたしたちの、
ちょっとだけ輝かしい特等席。
(公開時キャッチコピー)
この作品が高校演劇最優秀賞を獲得したのは、2017年でコロナ前だが、映画が公開されたの>>続きを読む
野球狂の詩の水原勇気のような荒唐無稽(この水島新司漫画を否定はしない)ではなく、
野球少女を優しく、暖かく、穏やかに、淡々と描写する。
不器用だけど しらけずに
純粋だけど 野暮じゃなく
ねたまぬ>>続きを読む
私が新卒で入社した会社は、4大卒男子20名に対して女子50名。
託児所も完備して、男女平等を謳い実際多くの女性課長や所属長もいた。
しかし、何故か経営幹部となると一人残らず男子社会となった。
キムジ>>続きを読む
今は亡き原田芳雄を愛する映画人が大集結して、石橋蓮司主演のロンググッドバイを作りきった。
ハードボイルドなんだけど、ちょいずれて笑えてしまう。
佐藤浩一、寛一郎親子が出版社の部長と若手社員だったり>>続きを読む
WOWOW、映画工房で映画評論家の中井圭さんがその名にかけておススメします。という言葉を信じて、全く予備知識無しで鑑賞。
参りました。
泣きました。
サプライズにしゃくり上げて泣きました。
映画を>>続きを読む
物語の主人公が前半と後半で変わる。
画面の大きさも途中で目まぐるしく変わる。
兄の暴走を誘発したのは、頑固でワンマンな父親だが、兄一人が囚人となり、前半でほぼ消えたのが辛かった。
音楽から出発して生ま>>続きを読む
スカーレットヨハンソン至上主義者の私としては、ずっと観たかった作品。
男に翻弄される哀しみの女性を演じたブラックダリア(2006)から、15年経ち、男を蹴散らす最強のブラックウィドウとなった。
ブラ>>続きを読む
風景も、
設定も、
主人公カップルのキャラも、
カラっとしている。
日本では決して生まれない、
生まれるわけがないコメディだ。
そら、そうか。
パームスプリングスやもんな。
これは、映画遺産だ。
復員兵を描いて全く古くなっていない。75年前の映画だ。
傷病軍人ホーマー役のハロルドラッセルは正真正銘の傷病軍人であり、映画は素人であったが、アカデミー助演男優賞を獲得。>>続きを読む
罪の声という映画は、
現実とフィクション、
エンタメとノンフィクションの
境界線が曖昧になり、
観ている自らの価値観を問うてくる。
明らかに、グリコ森永事件であり、罪のない子どもの声が犯行に使われたの>>続きを読む
生きてるうちが花なのよ
死んだらそれまでよ党宣言
森崎東監督のエネルギーが満ち溢れた傑作。
倍賞美津子さんは、この映画で
1985年の主演女優賞を総なめ。
沖縄コザ暴動、ジャパゆきさん、
原発ジプ>>続きを読む
ビリージョエル
(We Didn't Start the Fire)的に。
1983、ET、少女A、主題歌ちあきなおみ、
We didn’t start the fire
It was alway>>続きを読む
1971年の新宿は、
ネオンがキラキラ輝く夜の華やさと、ドブ池やバラック、野良犬が餌を探す貧しさが混在していた。
森繁久彌、中村メイコ、倍賞美津子、伴淳三郎、河原崎長一郎、
そして緑魔子!
偉大なる>>続きを読む
河瀨直美監督、恐るべし。
自然の描写はひたすら美しく、
人間の現実はひたすら厳しい。
効率化を無視して、時系列で順撮りしていき、出演者たちの気持ちをひたすら高め、追い詰める。
永作博美、井浦新、そ>>続きを読む
愛妻物語といえば、
新藤兼人監督が後に妻になる乙羽信子主演で描いた名作がある。
この作品は、
足立紳監督の自伝的作品で、濱田岳のダメダメ旦那さんっぷりに爆笑の連続。
水川あさみのほぼ言葉でダメ旦那を殺>>続きを読む
ヒッチさんの映画の中では最もユーモアがない部類なんだけど、何故か私にはグッときて、最も泣けたヒッチさんの映画になった。
犯人のケラーも、
主人公を愛する夫人も、
犯人の妻も、
私は告白した。
の>>続きを読む
普通じゃないって素敵なこと。
肩に力の入ってない政志の演技、二宮和也さん
素敵じゃないか。
幼き日、政志の実力を確信して穏やかに見守り、
いざという時には叱咤する若菜の演技、黒木華さん相変わらず無>>続きを読む
決して深刻にならない。
父も母も癌で亡くした私は主人公の気持ちもわかり、どんなラストを迎えるか固唾を飲んだ。
そしてまさかの、プチ猿の惑星的どんでん返し。
爽やかな涙と温かい気持ちに包まれた幸せな>>続きを読む
ヤバいまでに沁みた。
訳ありボーイズのスタンドバイミー。
コメディ俳優、ジョナヒルの監督デビュー作は
まさかの大感動作品に昇華。
2000本観た中で、20本に入る。
日本映画監督の中で、最も好きな黒澤明作品なのに、「影武者」と「乱」だけはどうしても食わず嫌いで観なかった。
そして遂に影武者を観た。
影武者は、乱を作る為の影武者のような映画だったわけで。
表現す>>続きを読む
記念すべき鑑賞2001本目は、もちろん
2001年宇宙の旅。
1979年、高2の秋。
大阪梅田の今は亡きシネラマ劇場、大阪OS劇場でやはり今は亡き父親と二人で観た。
私「映像は凄いけど、意味はさっ>>続きを読む
記念すべき鑑賞2000本目。
スティーヴン・スピルバーグ(第66回カンヌ国際映画祭審査委員長)曰く、
偉大な愛の映画、そのひと言に尽きる。 この映画を見ることができたということ自体が、私たちひと>>続きを読む
世の中をザワつかせている、全裸監督の脚本家であり、劇団□字ック主宰山田佳奈監督作品。
伊藤沙莉、恒松 祐里が全裸監督とかぶっており、今作での恒松さんのデリヘル嬢役は彼女の中で完全に一皮も二皮剥け、全>>続きを読む
みんな、ブリジットジョーンズが大好き!
始まってから1時間、ひたすら失恋したり、
お尻さらしたり、セクハラされたり、散々なんだけど、そんなブリジットが残りの30分で大逆襲を始める。
天下の優男、ヒ>>続きを読む
吉川 愛 さん江
モデルを目指すあなたはとても綺麗でしたよ。
私には、大野いとさんのテテ、カリスマモデルより10倍素敵でした。
今泉 佑唯 さん江
あなたの演技も、歌もすごく良かったです。
実生>>続きを読む
原田芳雄、北川智子、小澤征悦、りりい、柄本明
松尾スズキ、樹木希林、渡辺謙、岸部一徳、
松重豊、豊川悦司、田中麗奈、テリー伊藤、
鈴木京香、広末涼子、綾田俊樹、高橋克実、
ねじめ正一、大森南朋、阿部サ>>続きを読む
頭脳明晰で、真面目な、思春期の少年が
ふとしたことからアラーの神を信奉して、
お世話になってきた先生の殺害を目論む。
その様は、昭和の終わりに突如日本に現れたオウム真理教に同じようなタイプの信者が信じ>>続きを読む