個人的にはランティモスは初期の血も涙もない作風のほうが好きだけど、前作よりは好き。
エマ・ストーンは2つ目のオスカーもありそうなぐらいの熱演だし、マーク・ラファロは彼にしては矮小な役柄で、かといって>>続きを読む
現代かと思いきやマシンのモニタは古いしスマホは出てこないし写真はフィルムカメラで撮る。この映画の撮影自体もフィルムのようで、ときおりちかちかするノイズがなんかいい。
でも特に面白いとは思わなかった。>>続きを読む
ブラックコメディのようでいてなかなか深みもある、よくできたジャンル映画。
殺されるやつらの人選にはなんとなく作り手の私情が入ってそうで笑ってしまう。
応援上映をやればよかったのに。もちろんミーガンを応>>続きを読む
合唱部の後輩のボンクラ感が山下敦弘の映画って感じ。ネイティブ以外だと芳根京子が一番関西弁がうまかった。
神父のほうの話はソン・ガンホかキム・ユンソク主演で劇映画化されそう。
ベトナム戦争ものと『ブレードランナー』と日本のSFマンガとかをごっちゃにした感じで、監督のオタク趣味がふんだんに盛り込まれてる。
ツッコミどころは多いし定番の妙な日本語もちらほらあるけど、娯楽作とし>>続きを読む
言わんとすることはわかるが絵本を読むシーンの顛末で笑ってしまった自分はまだまだ青いのかもしれぬ。
なるほどねとは思うが、この手の話はどうも「なんでそんなに無防備に生活をさらしてんねん」とツッコミたくなってしまう。
このレビューはネタバレを含みます
議事堂襲撃事件がもっと大規模に周到に行われていたら…みたいな話。アメリカの国旗がバックに映されるシーンも示唆的。
現実味があって、こういうのが一番怖い。「わからない」ことが一番怖い。直接的な暴力表現>>続きを読む
「ザ・クラウン」のカミラ役で知ったエメラルド・フェネル、前作に続いてこれでもはや巨匠感すら漂う。女優業とのバランスはどんなあんばいになっていくのだろうか。
バリー・コーガン、今回は翻弄される側かと思>>続きを読む
音楽のセレクトとか三浦友和とのやりとりとか、本当に素晴らしいところはいくつもある。だからとてもいい映画なのだけど、主人公が掃除するトイレがどこも綺麗で、結果的には外国人の見たい日本になってしまってる気>>続きを読む
『パディントン』シリーズの監督だから期待して観たけど睡魔に襲われてしまった。やっぱり自分はファンタジー向いてないのかも。
原作を読んだのは自分がちょうどトットちゃんぐらいの歳のときだったと思う。だから細かい部分はほとんど覚えていないのだが、なんとなく原作から感じたエッセンスはちゃんと映画に昇華されていたように感じる。>>続きを読む
自民党がクソなのは当たり前なんだけど、そんなクソにのさばらせてる国民が一番バカなんだよね。本当に恥ずかしい国だよ。
ハネケの『愛、アムール』もこれと比べりゃ優しい話だったんだなと思ってしまう。
リドリー・スコットの映画なのに眠くなってしまった。たぶん戦闘シーンがやりたかっただけなんだろう。それがこの監督の良さともいえるし弱点とも言える。
なんせ主人公が主人公だしホアキン・フェニックスが演じて>>続きを読む
ここでも多くの人が言及してる横溝正史的な土着ホラーのテイストで始まり、原作者・水木しげるの戦争体験やそこから本質的には何も変わっていないお上の腐った体質(これは何も過去の話ではなく、日本国民は今も生き>>続きを読む
海外での酷評ほど悪くははないけど、アドリブと思われるふざけ合いはあれ必要だったのだろうか。松本人志の「伝説の教師」の寒さを思い出した。