mazdaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

マンダレイ(2005年製作の映画)

4.2

ドッグヴィルの続編。傲慢な女2。
前作と同様スタジオとわかる場所に簡易的なセットと小道具だけで演出する舞台のような映画。

マンダレイという奴隷解放宣言後もずっと奴隷制度の続く町。正義感の強い彼女はみ
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男 女を求む(2015年製作の映画)

3.5

○後日ちゃんとレビュー

絵のなかの世界に入り絵画の美女から好みの女性を選び出すという、ミッドナイトインパリとカイロの紫のバラを足したようなおしゃんな映画。アートの追求と完璧な女性を求めることをかけて
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.7

○後日ちゃんとレビュー

あの夫婦喧嘩のシーンで、ああもう無理なんだなっていうのとすごい愛してたんだなっていうのが同時に伝わって、複雑だった。
家族を想って壊したくなくて頑張ってたつもりが、自分のため
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愛しのタチアナ(1994年製作の映画)

2.7

○後日ちゃんとレビュー

なんか気怠い感じ。
まじで不器用なのか不器用な雰囲気さえも男らしさの演出なのかだんだんわからなくなって短いのに疲れてしまった。
こういう男もこういう女も苦手。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.6

○後日ちゃんとレビュー

ほどよくビッチ風ふかせててエロい。
友達の友達にいたら可愛い〜と言いそうだけどあんまり友達にはなりたくないタイプ。出てくる人みんないまいちよくわからない変な人が多くてどの人と
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カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

4.1

良い〜!!これは映画好きにはたまらない世界観。ミッドナイトインパリが好きならこれも好き。現実と非現実のボーダーラインの描き方うますぎ。

好きな映画を映画館に観に行きまくってたら、お前もうこれ5回も見
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.9

これは素晴らしい映画に出会った!
そう感じた瞬間のその感覚が大好きで、それを味わいたくて映画を見てると思う。
久しぶりに好きな映画のベスト10が入れ替わった。良い映画を見るたびになんでもっと早く見なか
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

○後日ちゃんとレビュー

是枝、神枝。好きだなあ。
全員死んだような目をしてるのに家族愛を感じるのは何故か。家庭的とかそんな簡単な表現じゃ足りないくらい家族の雰囲気を強く持った人たちの集まり。良いキャ
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重力ピエロ(2009年製作の映画)

3.6

○後日ちゃんとレビュー

詩的にふわっとさせてると思えば意外と重くて女っぽい映画。言葉は軽々しくないけどさほど印象には残らない、やっぱ小説むき。

人生スイッチ(2014年製作の映画)

3.8

○後日ちゃんとレビュー

人生が変わってしまうスイッチが入ってしまった人々を描くオムニバス映画。

1番初めの、飛行機の乗客達に共通の友人がいる話で面白さを確信する。面白いというかどれもこれも何とも言
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自転車泥棒(1948年製作の映画)

3.7

自転車盗まれた父ちゃんの話。
戦後の不況。自転車がなきゃ仕事ができない。妻も子供もいて生活かかってるのに。

こういう理不尽なことって本当に多い。したことに悪気がなかったり、そこにいろんな事情があった
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リアリズムの宿(2003年製作の映画)

4.5

中学時代から大好きなアーティストくるり、その中でもとくに好きなのがこの映画のテーマソングになっている『家出娘』
くるりがこの映画のサントラ全て手掛けてるというのを雑誌かなんかで知ったのがこの映画を見た
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.8

○後日ちゃんとレビュー

池松と蒼井優。どちらも圧倒的パワーを感じる演技力を持つ人。面白くないわけがない。
先日見たブルーバレンタインがはまらなかった理由としてとにかく愛が軽いことだったわけだけどあの
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カツベン!(2019年製作の映画)

3.9

○後日ちゃんとレビュー

脇役が主役級の面々でどんびいた。
このメンツで成田凌を引き立てるというとんでもない豪華さ。
永瀬、池松、竹内、成田、高良、山本イケメンオンパレードです。
今の時代に作った映画
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

4.0

○後日ちゃんとレビュー

三谷復活劇場!
ギャラクシー街道ひどすぎてこれを映画館に見にいく気はなかったんだけど評判良かったから見に行った。ぶっ飛びすぎず適度に三谷節が聞いてて面白かった〜
開き直ってア
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リアル鬼ごっこ(2007年製作の映画)

2.3

○後日ちゃんとレビュー

シリーズたくさんあるわりに内容に大差ないからどれを見たかもうわからない。確実に見た記憶のあるものだけ記録。
佐藤さん以外の人と足の速い佐藤さんだけが生き残れる世界。みんな結婚
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.9

○後日ちゃんとレビュー

これは邦画苦手な人でも楽しめる率の高い映画と思う。俺たちもしかして、入れ替わってるー?!な映画だけど、入れ替わる2人が几帳面な殺し屋と何事も雑でいい加減な貧乏役者というとんで
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.8

○後日ちゃんとレビュー

『自分たった1人じゃ自分が生きてるってわからない』

普段は絶対見ないようなタイプの映画だけど今はもうやってないTOHOのフリーパスポート所持の時みた。シネコンで一番好きだっ
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.2

○後日ちゃんとレビュー

雰囲気おしゃんなイケメンでおっ!と思って話してみたら、話がつまらん奴だったみたいな映画。原作は詩集。
期待値高すぎたシリーズ。
本当なら深みのある言葉がありがち雰囲気邦画にな
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アトミック・ジャーニー(2019年製作の映画)

3.8

61年アルジェリアでの核実験。7人の兵士が放射能物質の調査をしていた時の出来事。

調査前若い兵士達が女の子の話でぎゃーぎゃー言って盛り上がってる時の平和な時間が信じられないような緊迫した空気がこの先
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LIFE IN A DAY 地球上のある一日の物語(2011年製作の映画)

4.1

世界中から集められた2010年7月24日の1日を撮った映像を繋げただけで作ったドキュメンタリー。
世界中のいろんな7月24日を迎えた深夜の映像から始まる。世界中がいろんな朝を迎えて、いろんな人の歯磨き
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一人の男、私の息子(2017年製作の映画)

4.0

子供達との距離感をうまく掴めない不器用な父とゲイの息子の距離感。
父と深い溝のある妹と違い息子と父は仲が悪いというわけではない。"あの頃息子が欲しいと思っていた"と言うそんな彼の息子は今はドラッグクイ
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Fille du calvaire(2012年製作の映画)

3.7

毎日同じ電車の同じ車両に乗ってるおじさんに若い男が恋愛相談する話。
19分という短さの中に何とも言えない絶妙な情緒があり絶賛するほどではないがなんか良いなこれという可愛い空気。

一番最初の可愛い女の
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

見終わった直後のいったい何を見せられてたんだこれはっていう腹立たしさが止まらない。切ないとか鬱々しいとかの前にまず根本的に自分の肌に合わなすぎた。価値観の不一致以前にそもそも2人とも考える力が欠けすぎ>>続きを読む

7月22日(2018年製作の映画)

3.7

2011年7月22日のノルウェーで子供を多く含む77人が死に負傷者100人以上を出したテロ事件のその後にフォーカスした実話。
144分という尺の中でテロ事件の様子は前半30分くらいでおさめられていて、
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雷の子供たち(2019年製作の映画)

3.8

親の目を盗んで秘密基地にいくまだ小さな男の子と女の子。
雷が鳴ると嬉しそうにして雨乞いする女の子。ちょっと不安そうに心配して帰ろうという男の子。
シンプルだしストーリーに意味なんてほとんどないけど子供
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雨が上がると(2018年製作の映画)

3.6

羊の毛が雨雲になる話。
これもある意味生命の循環。
犬がいろいろ考えた結果家に羊押し込むところが好き。
良いアニメ。

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.9

莫大なお金と無駄に豪華なキャストで作った月曜から夜ふかしって感じの映画。
とんでもなくわけわからなくぶっ飛びまくってるけどここまでふっきれてると一周まわって面白い。
これ埼玉県民か月曜から夜ふかし好き
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美味しい美女/グルメな歯医者(2017年製作の映画)

4.0

ウェスアンダーソンの世界観とアート誌TOILET PAPERの世界観が混ざった感じ。
どちらかが好きな人は間違いなく好き。
ちょっと違うけど"友達が美味しそうに見える"の「あらしのよるに」を思い出した
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ノスタルジア(1983年製作の映画)

3.5

動く写真集みたいな映画。
ボーッと吸い込まれるみたいに見てると終盤わりととんでもなくてぶちのめされる。

ものすごく美しいのだけどそこにある感情とか作者の考えは微塵も見えてこなくて、美術館で何億円とか
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フルートベール駅で(2013年製作の映画)

4.3

2009年1月1日にカリフォルニア州フルートベール駅で起きた実際の事件。
冒頭からいきなり彼がこの先どうなるかを知らされる。彼のこの先の運命を知った状態で、どうやってその日その瞬間まで行き着くのかを最
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プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

3.9

シュガーラッシュ2で出てきたプリンセス占いをやってみたらこの映画の主役ティアナになったのだけど、その頃まだ見たことがなくって「えーなんかもっと華やかなプリンセスがよかったーよくわからんのになったー」と>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.6

○後日ちゃんとレビュー

悪くなかった、がトイストーリー3監督ということであまりにも期待値が高すぎたシリーズ。
題材も目の付け所も好きだしふつーにいい話と思うんだけど感動しぃの自分がめちゃくちゃゆさぶ
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

4.2

『Everything possible , even the inpossible !』

2018年最後に見た1本、1年を締めくくるのには最高な映画だった!
ディズニー映画の中で一番好きで、好きな
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カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

4.1

○後日ちゃんとレビュー

思い入れが強いとつい形にこだわってしまいがちだけどそうではないということに気づくまでの時間がめちゃめちゃ素晴らしい。じいさんがずっと大切に想うそのきもちも普通に素敵。夢しかな
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.5

○後日ちゃんとレビュー

まじでただドキュメンタリーにセリフつけただけだったな、、、ライオンキング好きなディズニー映画のかなり上位に入ってくるのになあ。結構早い段階でたるんじゃった。
ジャングルブック
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