ayumiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

怪物(2023年製作の映画)

4.8

知らず知らずのうちに自分も加害者になっているのかもしれなくて怖いと思った。巧みな構成であっという間の2時間でした。

銀河鉄道の夜、連想します。長野の湖のほとりや、朽ちた電車、、新緑の美しい映像も素晴
>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.5

tarは実在しているのではと思ってしまった。ケイト・ブランシェットが魅力的で危険な映画。
権力を持つ立場になってしまった芸術家の孤独や危うさ(無意識に人をコントロールしているのが特に恐ろしい、芸術家と
>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.6

こんなに観ていてしんどくなる映画は久しぶり、、救いの光があってよかった😢
主演男優賞のブレンダン・フレイザーの演じる主人公、見応えのある2時間です。彼の実人生の事は今作をきっかけにはじめて知りました。
>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.5

監督のスピルバーグが撮影中に涙をこぼしていたというのを聞いていたけど、観て納得しました。フィルムは時に残酷だ、、
 
◯風立ちぬを連想した。宮崎駿監督と同じで新作が観られるだけで幸せな監督の1人だ
>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.2

パラレルワールド物の中では着地点が感動的で、発想が凄い👏
ただ予想以上にカオスな勢いで、ついていけなかった所も、、一度では点数を付けるのが難しい。オスカーの行方が気になります🏆

エゴイスト(2023年製作の映画)

4.0

他人から見るとエゴにも思える関係性、、西川美和監督の『永い言い訳』を思い出す。とても優しい描かれ方だった。主演の鈴木亮平はじめ役者陣にも拍手👏

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.5

アイルランドの内戦については知ってから観た方が良さそう。
人の愚かさ、深さ、凄さ、、アイルランドの美しい風景や生き物達までもが物語っているような映画でした。個人的には思ってたよりショックなシーンが多か
>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

-

語ってくれたこと、悲しみを共有すること、ただそれだけでとても意味があると思った。

Candy.zip(2017年製作の映画)

3.5

プラ板でキャンディの質感を出してるのかな、、発想が面白い。
プイプイモルカーの監督、壁紙が🐹

かがみの孤城(2022年製作の映画)

4.2

少年少女×謎の城という設定、、
怖いゲームが始まってしまうのかと思ったけどそんなことはなく、自分にとっては癒しの作品でした。子供も含めて女同士の誠実な連帯が描かれていたのが好感です。

紅茶が飲みたく
>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.0

一般的な3Dで鑑賞

水中でのシーンはずっと観ていたい位に美しかった、、SF海洋ドキュメンタリー🐋
似たような流れが多く、少し眠気を感じてしまう展開も、、3Dが暗くて苦手なのもあるかもしれませんが、、
>>続きを読む

そろばんずく(1986年製作の映画)

3.2

『そろばんずく』森田芳光特集上映にて
森田作品の中ではかなり実験的で尖っていて、事前の情報なくリアルタイムで観てたら着いていけなかったかも😌💦

以下メモ

宇多丸さん、助監督の原さん、プロデューサ
>>続きを読む

睡蓮の人(2003年製作の映画)

3.8

日本家屋、鳥居⛩
ストップモーションで日本の味のある風景が再現出来るのに驚いた。ぜひ他の作品も観たい。

グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

4.0

神話的物語が元になっているのもあって、オチはスッキリ気持良く感じました。
(難解な内容かと思ったため、ネタバレなしの解説を読んでから鑑賞)

主人公は長男だったかな?
男性であるだけで周りに無理難題な
>>続きを読む

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

5.0

ピノキオで泣くとは思ってなかった🤥

操り人形に命が宿る物語を、実際にパペットを操る手法で命を吹き込む、、手仕事の美が詰まった2時間だった。デルトロありがとう。

はるねこ(2016年製作の映画)

3.7

2022.11.29 『はだかのゆめ』と同時上映

音楽、SEが独特、、
ガッシャンドーンが耳から離れません。コトバからは宮沢賢治、画からは松本大洋を感じました。勝手な連想ですが、、
プロデューサーの
>>続きを読む

はだかのゆめ(2022年製作の映画)

4.2

2022.11.27シネクイント
主演の青木柚の佇まいがとても良かった。
多くは語らない映画、、川の流れる音、夏のざわめき。四万十川のほとりで暮らす親子三代の日々は確かに存在した。
直前に監督の師ので
>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.0

まず、レイフ・ファインズの怪演が見どころ。怖かった〜
美食や行き過ぎたグルメ志向を通して、格差社会を感じさせるブラックコメディってところでしょうか。
アニャ・テイラー・ジョイはサスペンス、ホラーが似合
>>続きを読む