kumoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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きょうのキラ君(2017年製作の映画)

3.0

誰だって明日生きてるかどうかなんて分からないんだという当たり前のことを思い出した。キラくんのお友達の男の子が好き。ニノちゃん最初おどおどしすぎててイラッとしてしまったけど、キラくんと関わって世界がキラ>>続きを読む

友罪(2017年製作の映画)

2.9

思ってたより微妙だった。
小説原作だと釈の都合で省略してる部分が出てくるのは仕方ないけど、なんとなく薄っぺらいというか都合が良すぎるというか…。
犯罪者とその家族を描いた話なら他にもあるのでわざわざこ
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おくりびと(2008年製作の映画)

3.4

改めて日本の伝統文化って魅力的だなと思った。純粋に一つ一つの所作やその流れが美しいと感じた。人の顔って普段面と向かってまじまじと見ることがないから、葬儀のタイミングが最初で最後の機会な気がする。最後に>>続きを読む

怪しい彼女(2014年製作の映画)

3.8

面白かったぁぁ。
孫のジハくん普通にイケメンでドキドキした。笑
年寄ならでは?の一言多いお節介加減に初めは若干引いてたけど、若い子がああいう態度だと逆に新鮮で味があるというか良くみえるものなんですね、
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39 刑法第三十九条(1999年製作の映画)

3.6

不気味な雰囲気をまとった映画。意味があるのかないのか分からないカットや不安定なカメラワークが見る人の不安を煽る。
精神鑑定はあくまで鑑定士の主観である。その不確実な要素によって犯罪者が裁きを免れるとい
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ピーチガール(2017年製作の映画)

3.0

低評価承知で見たけど嫌いじゃないです。笑
漫画をそのまま脚本にしましたという感じなのでツッコミどころ満載。全体的に都合良く話が進み、またそれを素直に受け入れすぎてて、いや、もうちょい葛藤とか疑いの心な
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新しい靴を買わなくちゃ(2012年製作の映画)

3.3

パリ旅行の気分をちょっとだけ味わえる映画。千が調子に乗って大胆な行動取り出す様子には少しひいてしまったし、それにすがる年上女性の図というのは見てて気まずかった。ハグのあと、名残惜しそうに手を掴む仕草は>>続きを読む

八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.5

報道だけ見ると、謝罪の意も示さない狂気じみた歪んだ愛を持った誘拐犯だけど、その子を愛する気持ちだけは本物のように思えた。かといって誘拐を肯定することはできない。物心つかない頃に誘拐し、関係性を構築する>>続きを読む

ファミリー・マン ある父の決断/ヘッドハンター・コーリング(2016年製作の映画)

3.5

仕事で出世すること、子供の成長を見守ること、愛する人と共に時間を過ごすこと、幸せの形ってほんとに色々あるけど、どうせなら今自分の置かれている環境の中で沢山の幸せを感じられる人でありたい。この映画では仕>>続きを読む

オーバーボード(2018年製作の映画)

3.9

純粋に人に勧めたくなる映画!
お金か愛かという普遍的なテーマを壮大にコミカルに描いた映画。皆、自分の人生しか知らないからそこにしか居場所を感じないけど、別の視点で人生を見たらもっといい場所が見つかるか
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映画 ひみつのアッコちゃん(2012年製作の映画)

3.4

想像以上に面白かった!
3分の2くらい経ったところで間延び感あったけど、終わる頃にはこの続きが見たくなった。小学生ってやっぱり大人に比べたら純粋だな〜と改めて思った。誰しもなりたい姿や憧れの存在ってあ
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

3.3

この世にある全てのものが、全ての人が、誰かの人生にとってかけがえのない存在なのだということを気づかせてくれる。自分がいなくても世界はそんなに変わらないかもしれないけど、生きた証はこの世界に確実に残って>>続きを読む

坂道のアポロン(2017年製作の映画)

3.4

今までジャズにあまり興味がなかったけどこの映画のおかげで興味を持てるようになった。ジャズって今も昔も変わらない世界共通の音楽なんだなあ。楽器と人間によって奏でられる生きた音楽って感じ。ジャズセッション>>続きを読む

ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

3.7

うつ病になったツレをあまりにも自然に穏やかに受け入れてツレのビタミン剤のような役割を果たすはるさんすごい人だ…
うつ病は風邪みたいなもの。うつ病になる前に救われればいいけど、たとえなっても人生を諦めな
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放課後ソーダ日和-特別版-(2018年製作の映画)

3.6

キラキラエモい高校生映画。みんな同じ普通の人間なんだけど、同じじゃない。一見矛盾してるこの事実に女子高生達が気づくおはなし。自分が最高だと思える人生を選択することが普通だと言ったお父さんの言葉が深い。>>続きを読む

少女邂逅(2017年製作の映画)

3.5

紐解けない部分は多いし、結局あの時のあれは何だったのかとかあの人は何なのかとか分からない部分はあるけど、、じわじわと余韻が広がる。自分自身を確立する過程の、毎日を浪費しながら生き方を探り続けたあの頃の>>続きを読む

あまくない砂糖の話(2015年製作の映画)

3.4

見たらほぼ100%食生活を見直したくなる映画です。海外版NHKとかで放送されてそうなドキュメンタリー。カロリー至上主義の世の中で、ゼロカロリーや低脂肪を謳った商品が巷に溢れている。しかし、砂糖が人体に>>続きを読む

いま、会いにゆきます(2004年製作の映画)

3.5

最初の目玉焼きを焼くシーンから、音や映像が心地よくて、すっと引き込まれた。言葉がなくても「幸せ」が終始伝わってくる映画でした。ゆうじくんの屈託のない可愛い笑顔に癒された。澪さんの、静かで凛としてて可憐>>続きを読む

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.4

冒頭の病気になるまでのシーンが好き。頭が良い人って何割り増しかでかっこよく見える。そしてやはり女はストレートに誘える人に弱いんだろうなあ、と。ラブラブ期(?)の2人が可愛すぎる。彼女が愛おしそうにキス>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.3

親友のエミリーが落ち込む主人公に何事も「知るか(fuck you)」よ、と言って励ますシーンが好き。人生は短い、生きてる間に謳歌しなきゃ、喜びを。そのために悲しみを乗り越えさせてくれたのがOSだった。>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.0

破壊系を楽しんで見られない私は、終始あああビルが、、電車が壊される、、復興までにどれだけの時間と金がかかるんだろう、、という感情が脳内の8割くらいを占めてしまいあまり楽しめなかった。台詞が早口で表示さ>>続きを読む

バクマン。(2015年製作の映画)

4.1

原作読んだことなかったけど、めちゃくちゃ面白かった。漫画家仲間の友情( ? )・努力・勝利な関係が面白い。登場人物それぞれが魅力的。個人的にはあのやる気のない先生が割と好き(笑)小松菜奈可愛すぎるし漫>>続きを読む

さざなみ(2015年製作の映画)

3.3

夫婦生活を円満にするため、奥さんは終始穏やかに、出来るだけ気を荒立てず過ごしてきたんだろうなというのが伝わってきた。正直、奥ゆかしくてとても良い奥さんだと思った。その穏やかな品の良い笑顔が、いつもどこ>>続きを読む

奇跡のリンゴ(2013年製作の映画)

3.7

「諦めんな。ひとつ失敗したら1つ常識を捨てればいい。100も1000も失敗して人は答えを見つけるんだもの。」息子のことを否定せず前を向かせた母の言葉。諦めずに挑戦し続けた秋則さん、支え続けた美栄子さん>>続きを読む

ノーマ東京 世界一のレストランが日本にやって来た(2016年製作の映画)

3.4

何百何千と積み重ねた失敗を生かして正解にたどり着くために前へ進み続ける姿勢にただただ脱帽だった。いろんな景色を見て、人や物に触れ、文化を感じ、学び取り、それを創作へ昇華させていく。完璧な未熟を求める気>>続きを読む

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.8

ただのエモい映画で終わらないのは舞台がヘルシンキだからなのか。映される景色は洗練されていて、提供される料理は日本のソウルフードで、物語の中心にいるのは着飾らない素朴な日本人で、お洒落なのにどこか懐かし>>続きを読む

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

3.9

2つの顔を持ち、黒人のイメージを変えさせた影の立役者、執事。執事という仕事を偉大な仕事と捉えたゼミの教授?鋭い。国のために尽くし、自覚のないまま黒人のために生きた父。国と真正面から闘い続けた息子。分か>>続きを読む

めがね(2007年製作の映画)

3.0

バーベキューのシーンで4人集まった時タイトルをはっと思い出した。
一人旅ってもっとこう地域の人との交流を楽しんだり地域の生活に触れて楽しんだりするものだと思うけど、主人公さんの拒絶ぶりに驚いた。宿の人
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orange(2015年製作の映画)

2.8

山崎賢人かっこいいのと文化祭、体育祭のザ・青春な感じがエモい。そもそも男女であんな風に仲良いというのが現実ではほぼあり得ないし菜穂の声がどうしても作ってるように聞こえて感情移入は出来なかった…漫画で読>>続きを読む

紙の月(2014年製作の映画)

3.2

すみさん仕事のプロすぎる…
すみさんの「行くよ、行くべきところに。」の言葉が潔かった。
大島優子がいい味出してて割と好き。
それにしても銀行員にはなりたくないなぁ、と改めて思ってしまった。お金に頭使い
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プレシャス(2009年製作の映画)

3.5

「なぜ父さんや母さんより優しいんだろう。心がほかほかする。」
親から愛されない子は、愛されることを知らずに育ってしまう。愛されるとか愛するとか当たり前に親の愛を受けて育った自分には実感がないけど、そん
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50/50 フィフティ・フィフティ(2011年製作の映画)

3.5

気づいたらじんわりとあたたかい気持ちに包まれる映画。
人は変えられないから接し方を変えるの、と言った可愛いセラピストさんの言葉、勉強になる。
病気になって死を前にして初めて大切なものに気づくとはよく言
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逆光の頃(2017年製作の映画)

3.2

なんというか間が多い映画だった。ただ時間が流れているだけというか。それが見るものに考えを巡らす間を与えているような。苦手な人は苦手かもしれない。京都の夏が詰まってた。暑くてジメジメしてるけどどこか爽や>>続きを読む

続・深夜食堂(2016年製作の映画)

3.4

何かあった時ふらっと訪れて美味しいもの食べてまた明日から頑張ろうと思わせてくれる食堂、欲しいな。
料理作るシーン見てると料理したくなる。

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.4

実話に基づいているというのがにわかには信じがたいほど衝撃的な警察の姿だった。最後の終わり方が急で理解が追い付かない……。彼は警察という立場でありながら加害者でもあり被害者でもあった。正義ってなんなんで>>続きを読む

君が踊る、夏(2010年製作の映画)

3.5

高知県の緑や水の色が本当に綺麗で、流れる空気や人が穏やかで優しい気持ちになれる。
よさこいの祭り本番の、あの数分間は何物にも代え難いキラキラした時間なんだよな。誰もが主役になれる、みんなと一緒だから楽
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