あまんださんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

あまんだ

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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.8

最初、SFかと思ったら、ミステリーやった。
異なる時代を生きる女性が、交互に描かれるのだが、そのからくりに気づく時が、ちょっとびっくり。
あれ、え?まさか!ってなる。
で、真相に気づいてから、冒頭のシ
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セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

3.0

子供のときにTVで観た気がするんやけど、、、
ハッキリ意識して観たのは、今回が初めてです。
「カイ·カン…。」が、一人歩きしてるけど、
思ってたのと何か違った。
いや、薬師丸ひろ子は、めっちゃ可愛いし
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

4.6

胸痛い系の成長譚。
物事に真摯に取り組む人程、苦しむんよな。
で、人に気を遣うから、誰にも打ち明けられへんのよな。

で、「隠すのが上手いだけ。」

何か、泣けてきた。
自分に価値を見出したいから、頑
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ハロウィン KILLS(2021年製作の映画)

3.6

昔観たハロウィンは、もう何処にも無いのだな…。新シリーズは、やたら派手。

40年の歳月を経て、とうとうハドンフィールドの住人達のストレスが大爆発。
くっそー、定期的に現れては、人々を恐怖に陥れやがっ
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特捜部Q 知りすぎたマルコ(2021年製作の映画)

3.1

制作会社が変わったらしく、キャストも総入れ替えになっていた…。
気合入った時の土ワイ感(開局○○記念!とかの)を感じさせる展開が好きで、4作で終了の後、映像化されてない残り4作は、小説を読み始めたが、
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

-

仕事もプライベートも行き詰まった中年男性達が、血中アルコール濃度を0.05%に保った状態が、人間が一番リラックスして物事に対峙できるという仮説を元に、自分たちで実証実験してみる話。

それは、そうやろ
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

4.0

ステイサムには珍しく、最初の方は抑えた感じのノワール。
時系列にクセがあって、割と真剣に観ないと、「?」となるが、基本遡っていくことで、ステイサム演じるHの正体が明かされていく。
最後の銃撃戦と、多く
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キラー・ジーンズ(2020年製作の映画)

3.5

ジーパンが、人を殺す話なのに、社会派とは…?と、他の方々のレビューを見て、興味をそそられ、観ました。
で、社会派の意味を理解したが、それを言うことは、壮大なネタバレになるので、言えない…。
なので、ジ
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ディナー・イン・アメリカ(2020年製作の映画)

3.8

やべぇ!サイモン好きすぎる。
繊細アナーキー。
冒頭、彼の髪型についての軽いエピソードがあるが、いや、マジでカッコよくない?

周囲から馬鹿にされ、唯一、大ファンのパンクバンドを心の支えにしている女の
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BECKY ベッキー(2020年製作の映画)

3.3

思春期の不機嫌、ここに極まれり。
のっけから機嫌悪そうな女の子が映る。
迎えに来た父親にも悪い態度。
不機嫌の延長で万引き(駄目です。)

不機嫌なのには理由がある。
母を病気で亡くしたのだ。辛い一年
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.8

タイミング合わず、見逃していた一本。
この前、何かで予告映像を観て、無性に観たくなり鑑賞。
まず、のっけからハビエル·バルデムの全てに驚く。その凶暴さ、佇まい、そして顔の圧。
顔立ちだけでも圧がすごい
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キャンディマン(2021年製作の映画)

3.8

ダークファンタジーと言ってもいいくらい、ジョーダン·ピールの物語は、あり得ない設定ながら、不穏な空気に満ち溢れ、静かながら、ぞわっとするのが特徴かと思うのだが、今回は、レジェンド作品「キャンディマン」>>続きを読む

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.5

ある時を境に、見知らぬ人が何者かに惨殺される悪夢を見るようになった女性。その夢が、現実に起っている事に慄いた女性は、この異常な出来事が、自らの記憶が抜け落ちた過去に関係する事に気づき、妹と共に空白の過>>続きを読む

クローブヒッチ・キラー(2018年製作の映画)

3.5

自分のお父さんが、今も尚捕まっていない連続殺人鬼である疑いを抱いた少年。
事件を調べる同級生少女と協力しあい、調べ始めるが…。
面白いのだが、ちょい薄味。後もう一味何かが欲しい。
いや、そうなんちゃう
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キャラクター(2021年製作の映画)

4.5

思いの外、グロいシーンがちゃんとグロくて、驚いた。あれで、惨殺シーンまではっきり描かれていたら、それはもう悪趣味の領域に行ってしまうのだが(被害者に子供とかもいるのでそこまでは観たくない。)
結果の凄
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犬部!(2021年製作の映画)

3.3

殺処分される動物を一匹でも減らそうと奮闘する、若者たちの話。
犬の眼は何故あんなにも澄んでいるのだろうか。好きな人には無垢に寄り添い、尽くす優しい生き物。
しかし、その恩恵を受けるだけ受けて、人は割と
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

4.6

いやー、皆、夢叶って伸び伸びとミュージカルしてるなー、て、微笑ましい冒頭から、さらなる飛躍を目指して走り始めるまでが、テンポ良くて、全然飽きへんかった。
観てたら、ついうっかり体が動きそうになって、楽
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女は冷たい嘘をつく(2016年製作の映画)

4.5

「ゆりかごを揺らす手」的なミステリーかなーと思いきや、その要素もありながら、もっとひたすら、女性が可哀相な話でした…。
とにかく、主役の女性、子供の母親、ジソンと、ベビーシッター、ハンメを取り巻く環境
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ビースト(2018年製作の映画)

4.5

人間の業の深さ…。
片方は、捕まえたい人物を捕まえ、片方は捕まえるべき人物を捕まえる。
全く逆の考え、性質の二人が、「相棒」と言う、横並びの立場から、その行動を容認され将来を嘱望される者と、過小評価さ
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スパイラル:ソウ オールリセット(2021年製作の映画)

3.0

ソウシリーズは、あまりの不条理さとグロさで2作目までしか観てないけど、久々に、新しいのはどうなってるかしら?と、観てみたら、何かあれね。熱量が全然違うね。オリジナルの熱量には敵わんな。
フラットな気持
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殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

4.2

耳が聴こえない女性が、殺人犯の犯行現場を目撃してしまったことから、一晩中追い掛け回される悪夢。
犯人がめちゃめちゃしつこい。
かつ、ただ逃げるだけでも恐いのに、耳が聴こえないと言うハンデで、聴覚からの
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悪のクロニクル(2015年製作の映画)

3.8

割と見慣れた展開かと思いきや、二転三転する展開でおもろかった。
出世をあきらめきれず、自らの罪の隠蔽に必死になる捜査一課長。
それに気づき、悲しみと共に課長に注視する若手刑事。
罪に罪を重ねる中、暴か
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空白(2021年製作の映画)

5.0

娘が、万引きの疑いをかけられた挙句、追い掛けてきたスーパーの店長を振り切ろうと、道に飛び出し、車にはねられ、亡くなる。
娘は無実だとスーパーの店長に詰め寄る父。いじめがあったのではないか?学校に詰め寄
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

5.0

重いテーマながら、ラストには心ならずも小気味良さを覚えてしまうのは、自分が全くの無関係な人物だからだろうか。
万が一、あの話の関係者の中の誰かだとしたら、また違う重い気持ちも抱いたような…。
友人を想
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白頭山大噴火(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ちょっと期待しすぎたかも…。
期待値を上げすぎたので、思っていたより普通やなあ…、と、感じてしまったけど、エンタメとしては、じゅうぶん面白い。
全く腕っぷしを見せてこないマ·ドンソク氏も何だか新鮮。
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女囚さそり 701号怨み節(1973年製作の映画)

3.1

とうとうシリーズ最終なのだが、梶芽衣子さんと、今までの監督がもめはったらしく、ラストのみ、別の監督。
その結果…、うーん、いい意味でのケレン味や、謎のホラー演出が無くなり、随分落ち着いたと言うか、ここ
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インヘリタンス(2020年製作の映画)

3.3

富豪の父の遺言で、別荘の地下室を開けてみれば、知らんおっちゃんが、監禁されてて仰天!誰、この人?お父さん、何やってんの!の、謎を解き明かす話。
最初の、森の中の地下室への出入り口の隠し方(正味、隠れて
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.2

思いの外、真面目なストーリーやったんやけど、普通と言うか、面白みにかけると言うか、何かどっかで見たような話感が否めず、どうしても頭に入ってこんくて、睡魔との戦いだったが、コングとゴジラが暴れているとこ>>続きを読む

さまよう刃(2014年製作の映画)

4.8

娘がいるため、長い間、観れなかったのだが、思うところあり、鑑賞。
娘であろうと、息子であろうと、子を持つ人が観れば、何も感じないと言う事は絶対に無いと思うのだが、実際に娘を持つ人が観れば、自身が引き裂
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

-

キモい以外の言葉が見つからないくらい、おっさん達がキモい。
SNSで、12歳の少女を装いどれだけおっさんらが、コンタクトを取ってくるかの実験時、アップして、5分くらいで16人。
キモい。
まだ、映画の
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シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち(2019年製作の映画)

3.6

愉快なゲイ達。
実話らしいのですが、事実は小説より奇なり。
非常に映画らしい悲喜こもごもが続き、面白いのだが、逆に凡庸ささえ感じる程。

しかし、仲間を悼むと言う件の演出には、ちょっと考えさせられた。
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女囚さそり 第41雑居房(1972年製作の映画)

3.8

第2弾。
これ、また何かすごい。何かすごいとしか言いようがない。
今回は、前回に引き続き、刑務所長がさそりの最大の敵なんやけど、さそりをやり込める、そのやり口がエグい…。
非常に下劣な方法でさそりをい
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.3

ジャンル、ホラーになってたけど、ホラーかなー?そない恐くないし、ストレスでどんどん狂っていく人をずっと眺めさせられる話。
限られた空間に、反りのあわないおっさんと閉じ込められて、高圧的に振る舞われて、
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女囚701号 さそり(1972年製作の映画)

3.5

一回観たら気になって仕方が無い。
先週、「けもの部屋」を観て、さそりの始まりが気になりすぎ、鑑賞。

もう、のっけから脱走よ。のっけから、起承転結の、転で始まってるよ。
そして、ラストまでずっと転やっ
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.8

観たいなーと、思っていたけど、その時の自分の状況次第では、落ち込みそうなので、見合わせていた作品。
10年置いて、やっと観た。…置くだけの事はあった。

謎の放心状態から急死を遂げた母の遺言により、存
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女囚さそり けもの部屋(1973年製作の映画)

3.6

子供の時、朝っぱらから再放送してたよ…これ。なんて時代か!
ぶった斬った片腕を振り回しながら、街を駆け抜ける梶芽衣子が、幼き心に刻み込まれ、以後、梶芽衣子を見かける度に、あの時の!て、思っていた次第。
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