リアルタイムの黒澤明は大学入学年の「影武者」だった。影武者は海外プロデューサーにコッポラとスピルバーグが起用され、カンヌではパルム・ドールを受賞するなど、まさに「世界のクロサワ」を呈する作品となったが>>続きを読む
2019年のオスカーは「グリーンブック」だったが、私にとってはこの、「ブラック・クランズマン」だ。
映画監督やミュージシャンなど表現者は、初期のメジャー作品に傑作を送り出す者が多い。それら作品には、>>続きを読む
無料のTVドラマ程度の作品。歌舞伎系の役者はセリフ回しが臭すぎる。
2019/02/10
美術監督の種田 陽平を目的で鑑賞。セットとロケが上手く融合し、無国籍間がある空間は再現出来ていた。
ただ、予算の関係もあり比較するのは酷であるが、例えばブレードランナー等の洋画とくらべると、やはり限界>>続きを読む
【死と直面する沁みる映画】
旅は、訪れる先が異文化であるほど、非日常を体験し普段では気付けないことを、ハッと気づかせてくれる。それ故、インドは世界中の旅人を引き付けてやまない。
あのRottenTo>>続きを読む
アメリカが最も輝いていた、というか人種問題を含め社会的課題が表面化していなかった1950年代の米国ブルジョワ家庭が舞台。何よりも素晴らしいのは、美術、セット、衣装、アクセサリー、そして車等で見事に19>>続きを読む
保護司の大沼さんの活動と、映画の評価は別物です。
映画としてはクオリティが低いです。お金のかかっていないテレビドラマ程度のクオリティ。
私にとって戦争の原体験は、語り継がれた太平洋戦争ではなく、ベトナム戦争だ。海の向こうで行われた戦争であっても、今行われていることを実感できた戦争だった。
あの頃は、街に出ればデモに遭遇し、茶の間のTV>>続きを読む
この映画は在日韓国人家族の物語であるが、気がつけば観客も乱雑で騒がしい朝鮮部落の住民となり、ハラハラしながらも隣人としてこの家族を見守っている。
差別や貧困、悲しい出来事と悲劇に仕立てようと思えばい>>続きを読む
ディズニーはスターウォーズを静かに忙殺する
最低だったし悲しかった。最悪だ。ディズニーはスターウォーズを殺している。金が全ての娯楽映画の典型。作成者に品がない。そして製作者の熱もない。客に受けること>>続きを読む
戦後10年しか経過していない大阪を舞台とし、粗末なうどん屋の家族と船上生活者の貧しい子ども交流を描いた映画。公開当時、日本における各種映画賞を総なめにしたばかりか、海外でも高い評価を得えた。大学2年で>>続きを読む
観る人が幸せになる理由。
全キャスト、スタッフの映画愛がスクリーンから満ちあふれたために、映画の神に祝福された作品なんだと思う。たぶん宗教的な奇跡を目の当たりした感情と近いんじゃないかなぁ。