misoniさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

スパイの妻(2020年製作の映画)

2.0

731部隊を糾弾する話なのだと思ったらそういう事では全然無かった。
スパイの話だからいつバレるか、いつ命を落とすかという緊張感が全編に渡って流れてるのかと思ったけどなんだかヌルい空気が終始漂っている。
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ザ・ゴールドフィンチ(2019年製作の映画)

2.8

名画に翻弄される主人公の人生というより悪い家庭環境、自己中な親に人生を狂わされた人間のストーリーと見てしまった。 名画にまつわるミステリー要素と主人公の人生がなんだかチグハグで噛み合ってない感。
原作
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.5

北欧ミステリーはほんとに徹底して陰鬱だな。でも嫌いじゃない。
ティナ役の方始まってからしばらく特殊メイクだって全く気づかなかった。こういう役者さんがほんとにいるのかなと思った。今の特殊メイクってすごい
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グロリア(1980年製作の映画)

4.5

この映画好き。
ジーナローランズがピンヒールで駆けていく姿がスタイリッシュですごくカッコ良い。ファッションを疎かにしてない所が好きだな。
レオンの元ネタらしいけど比べたくはないな。どちらも素晴らしく良
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ミッシング(1982年製作の映画)

4.3

この映画を見たのは過去に二回、中学生の時と大人になってから。
全編に渡りドキュメンタリーフィルムを見ているような緊張感、緊迫感がある。
これを見てチリの軍事クーデターの事を知ったし、アメリカが関与して
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エンテベ空港の7日間(2018年製作の映画)

3.0

他の方もレビューで書いてたけど確かに人質から緊張感を感じられないので全体的にあまり緊迫感を感じられない。演出に問題があるのかも。

ダンスは非常に素晴らしいのだが、見せ場の突入のシーンでダンスシーンと
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ブリング・ミー・ホーム 尋ね人(2018年製作の映画)

3.0

ひたすらつらく、しんどい映画だった。

韓国映画は子役がトラウマになるのでは?と思う程ヒール役がとにかく憎たらしい。
イヨンエがたった一人で子どもを取り戻しに闘いに行くので出てくる村の人々はすべて敵だ
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EXIT(2019年製作の映画)

3.4

面白かった。最初は少し退屈だったけど主人公が屋上の鍵を開けるためにクライミング始めるとこからめっちゃ笑いながら見た。
ひたすらクライミングのテクで切り抜けようとする主人公たち。
ウィジュの指導が良いせ
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映画 ギヴン(2020年製作の映画)

3.5

アニメの方見てたのでWOWOWで初オンエアってことで速攻予約して見た。

映画は春樹と秋彦メインの話なのね。
正直一時間って短いな。雨月のキャラが気に入ったので映画よりドラマでじっくりやって欲しかった
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キリングフィールド 極限戦線(2019年製作の映画)

3.0

実話ベースということで見てみた。
派手な戦闘シーンがメインでなくそこに住む住人の話を主軸として進むので退屈に感じる人もいるだろうが、ながら見しながらも最後まで視聴してしまった。
正直あまり馴染みの無い
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.5

全く想像できない展開でバッドエンドかなと予想していたが意外にもそうじゃなかった。
あんだけ殺人とか死体処理とかエグいのになぜか爽やかなエンディングw
意外性という意味で評価したい。
なんか分からんけど
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サスペリア(1977年製作の映画)

2.6

一番怖いシーンは蛆みたいな白い虫が至るところにウジャウジャいるとこ。
それ意外は作り物っぽくてあまり怖くない。血とかもわざと絵の具っぽい質感で映してるというか。
音楽の効果がかなり大きく、無音で見たら
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暗数殺人(2018年製作の映画)

3.8

チュ・ジフンの不遜な態度が憎々しい。

この犯人は知能が高いのか何なのか常に刑事より一枚上手ですべて犯人の思惑通りに進み、生きる意味を見いだせず刑事をおちょくる事が犯人にとって唯一の生きる目的になって
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マルモイ ことばあつめ(2018年製作の映画)

3.6

日本が過去にしたことを少しは知っていたけれど映画として改めて見ると、母語を奪うことの罪の重さを感じる。

パンスの娘可愛いすぎる。 
泣きはしなかったけど好きなシーンは、一度は辞書作りから手を引いたけ
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霧の中の少女(2017年製作の映画)

2.0

話がタイトルのようにいつまでもモヤ~っと晴れない霧のようによく分からない展開だったけど一応しっかり最後まで見てみたら、んあぁ??あ~そういうこと?え、実はアンタも?みたいな分かったような分からないよう>>続きを読む

ハニーランド 永遠の谷(2019年製作の映画)

3.6

こんなにもカメラを意識せず撮られることってできるものなのだろうか? 慣れるとカメラマンも景色みたいになるのだろうか。このドキュメンタリー映画の撮影のドキュメンタリーを見たくなる。

養蜂家の女性に密着
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ドアロック(2018年製作の映画)

4.0

いや怖くて素晴らしい。ほんと恐怖。
とにかく韓国映画は怖いとなったら徹底的に怖くしてくれるので最高。
なんかちょっと他人をイラッとさせる感じの主演のコン・ヒョジンが良かったし、一度見たら忘れなれないイ
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.8

この映画が一番共感できるのってやはりアラサーくらいなんだろうか?    
「何も変わらないよ 隣に俺がいるだけ」なんて気の利いたことを言ってくれる多田くんみたいないい男はなかなかその辺にいないのでは。
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静かな雨(2020年製作の映画)

4.0

見て良かった。なんか五感をすごく刺激される映画。
太賀この映画で何個たい焼き食べたんだろう。カリっと音がして美味しそう。
初めの方、役者の台詞が聞き取れない位音が小さくて少しイラついたんだけど一生懸命
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名もなき生涯(2019年製作の映画)

3.5

映像が圧倒的。絵画を見てるような構図。

信仰を持っているか否かでこの主人公の心情を理解できるかどうか変わる気がする。

主人公とその家族が村八分にされる場面で、何故人間は直接的に自分が何か実害を受け
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.0

序盤、三浦春馬と多部ちゃんの恋愛映画なのだと思って見ていたらガッツリそういうわけでもなく、一体誰が主役の映画かよくわからなくなり脱落しそうになるちょうど良い所で面白いエピソードが投下されるので結局最後>>続きを読む

ハルカの陶(2019年製作の映画)

1.5

師匠が焼き物を作っている時の姿や景色の撮り方は美しかった。

弟子入りして修行してっていう、こういった成長記って映画の尺で描き切るのは難しい気がする。

(2001年製作の映画)

3.0

展開が読めず文字通り穴に引きずり込まれていくような胸糞サスペンス。

出ててくる登場人物が少ないので話が複雑でなく分かりやすい。ホラーような怖さは無いが人間の心の醜悪さを見せつけられる。
冴えない生徒
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工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

5.0

傑作。この映画を見てありきたりだけど事実は小説より奇なりという言葉が浮かんだ。

スパイ映画にありがちな派手にドンパチやるような嘘臭い展開は一切無し。心理戦がエグい。
映像や役者の演技から緊張感が伝わ
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幼い依頼人(2019年製作の映画)

4.0

役者陣のあまりの迫真の演技に脱帽。特に継母役のユソンさんの演技は凄まじかった。それは演技とはいえ子役たちがトラウマになってしまうのではないかと心配してしまうほど。

実話ベースの話であり現実はこの何倍
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ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

3.5

作品紹介を読んだだけではどんなジャンルなのか分からず見始めたらいつの間にか引き込まれて最後まで見てた。
犯人探しのサスペンスかと思いきやポン・ジュノお得意のブラックユーモアがあり、登場人物達のキャラや
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

4.0

高橋一生さん清潔感あって良い。

何よりもきたろうさんが素晴らしくて演技が演技に見えない。ほんとに相川さんって人がこの映画に出演してますって感じ。役の人生を感じさせる演技が素晴らしく目が離せなかった。
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.0

これホラーなの?どっちかというとコメディですよね? 儀式の所とか画的な部分は美しい撮り方だったと思うけどストーリー的な部分ではそんなに怖くない、逆に笑わせにきてた。
結構グロいので食事する前は絶対見な
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弥生、三月-君を愛した30年-(2020年製作の映画)

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久々に駄作を見た。
とにかく内容が薄っぺらい。
演技が上手くいい役者を使っていてもこの出来。
逆に役者陣がなぜこのひどい脚本と演出で出演のオファーを受けたのか知りたい。

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