なのはなさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ライフ(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

初カザフスタン映画

人生どん底にいる男が、様々な人との交流を通して色々な人生観に触れていくことで生きることの意味を問う物語

不確かな何かにすがろうとする者もあれば、「生きてる罪人の方が死んでる聖人
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コンビニエンスストア(2022年製作の映画)

2.8

TIFFが今年も始まったって感じ


最後のシーン、何を意味してたのだろう…

LOVE LIFE(2022年製作の映画)

4.1

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あの曲から何故このような物語が描けるんだ…。

ショッキングな出来事と第三者の介入によって、家族の物語から個人の孤独と喪失への向き合いについてフォーカスされてく様子はずっと地獄だった。
平和な家族物語
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みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)

3.9

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フェリックスは結局帰らずにもう一つの恋を芽生えさせるのだろうし、エドゥアールはバイトと夜のカラオケを存分に楽しむんだろうし、シェリフは一生忘れられない思い出を胸に刻んでいくんだろうなぁと幸せな気持ちに>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

無関係なはずだった殺し屋と殺し屋が繋がっていき、殺したり殺されたりしながら最後は京都を新幹線で大破壊するトンデモ映画だったwこれも運命?
クスクス笑える映画だった

the Memory Lane(2022年製作の映画)

3.2

廃校舎に染み付く思い出を、なでるように弔う作品。
カメラ、スマホ、写真とコロコロ撮影媒体が移り変わるさまが現代の映像作品らしさ

MAHOROBA(2021年製作の映画)

4.0

面白い!秀作!
リズミカルでテンポが良く、BGMのチョイスもナイスだった。色んな洋画からインスパイアを受けてるんだろうなぁと思う。
シニカルなブラック(それも漆黒)コメディ要素がタランティーノみを感じ
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.4

限界社畜映画、めっっっっちゃ疲れた
飲食店のあの感じって世界共通なのだと思うと泣ける。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.5

家族という枠組みさえも超えた愛の物語だった。
各登場人物のことをあまり深掘りしなかったからか、要素の詰め込みがトゥーマッチな印象を受けた。個人的には、万引き家族の方が作品のパワーを感じられたかなあと

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.5

50〜80年代の映画のパロディや台詞の引用が詰め込まれてたみたいだけど、若者には何も伝わらないんじゃ…(私は分からなかった)

夏の疾走感に対して、時間をかけて結ばれる2人。夏キュン映画🫶🏻

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.2

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創り届ける人たちの情熱と葛藤のものがたり。
本当にエンタメ愛に溢れてて、これこそ業界全体で盛り上げて欲しい作品だったな〜
リア充と相対的にみた時に自分もこちら側の人間なので、沁みる言葉やシーンが多かっ
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奇人たちの晩餐会 USA(2010年製作の映画)

3.4

まさかのアントマン!!!

晩餐会を映しておバカたちの連帯を描いてるのよかった

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.5

レイトショーで観たら全くセリフが入ってこなかった

流浪の月(2022年製作の映画)

4.8

とんでもないものを観てしまった。
個人的に邦画ベストに入る。

レッテルの中でもがき諦め、肉声を失った2人。特に更紗が亮君に対して意思表示を示さない、「No」と言わない姿が悲しすぎた。

愛に絶対的な
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

3.4

壮大なアクション、恋愛、探偵団の冒険、、、とコナンの全部の要素が詰まってた映画だった。意外と全要素がまんべんなく散りばめられてるのは珍しい。
安室さんに続く次なる「推し」を生み出そうと、まさかのメンツ
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ハンナ・ギャズビーのダグラスに捧ぐ(2020年製作の映画)

4.5

初めてスタンドアップコメディなるものを観た。マイク一本で1人で、大きな会場を埋めるの本当すごいな

「芸術は権力と金と共にある」
「物語は心を支える」
白人至上主義社会・女性蔑視・マイノリティ差別への
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.7

思春期の親子関係のリアルが描かれてた…笑
自我の芽生えと自立心を、ポップ(なのか?!)な世界観で描かれてて良かった!

ベスト・ワースト・ストーリー(2016年製作の映画)

3.9

BWの人でさえ「テレビ向けの人がオーディションに受かる」「演劇で生活をしている人はいない」「実力主義ではない」と実感するなんて…という衝撃。

メリリーウィーロールアロングは、オリジナルキャストが自ら
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.3

由宇子はしほだったんだね…
人間の弱さを炙り出す物語だった。
緻密に1つ1つ丁寧に作られた作品だった。パンフレットを読んで、監督は相当几帳面な方なんだなと思ったら

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.5

この映画がというよりウエストサイド物語自体がハマらなかったわ多分。

ミュージカル映画としても、個人的にはインザハイツが良すぎたのでその衝撃には及ばず

レイチェル・ゼグラーは今後期待
アリアナ・デボ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

浄化…

衝撃的な静寂の発表会、振動でお父さんに歌を聴かせた夜、家族へ歌った試験と、自分からみえる世界じゃ想像し得ない感覚を切り取ったシーンの数々に爆泣した

俺たちに力がないわけじゃ無いと全身で語る
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.2

すごい歪んだ四画関係…。
作品のテーマを静かにじわじわと鑑賞者に染み込ませてくる感じ、独特な体験だった。面白いというより、すごい

ダイアナ:ザ・ミュージカル(2021年製作の映画)

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演出:クリストファー・アシュリー
作詞(脚本):ジョー・ディピエトロ
作曲:デイビッド・ブライアン
振付:ケリー・ディヴァイン

Memphisの演出×作詞(脚本)×作曲×振付のタッグ。ジョー・ディピ
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偶然と想像(2021年製作の映画)

4.5

濱口監督の作品は、書く台詞においてもそれを役者に喋らせることにおいても、なによりも言葉をすごく大事にしているから言葉がずっしり体に染み込んでくる。劇団四季の舞台観てる感じ。

人には言語化できない想い
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