このレビューはネタバレを含みます
やりたいことがあっても、踏み出すのは怖い。
成功のイメージを持つのは難しいもので、逆に失敗するであろう理由は次々と浮かぶ。
だがいざやってみると案外上手くいくことも。
ダメ元でも試しでもいいから、とに>>続きを読む
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アメリカのワーキャンパーたちの生活の一部を切り取る。
彼らの生活が楽でないことは誰でも想像に難くないが、どちらかというとこの生活の良い点のほうに目を向けた作品。
日々の葛藤はありそれからは逃れられない>>続きを読む
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事実及び本人の手記をもとにした法廷スリラー、サスペンス。
内容がぎっしり詰まっていて見ごたえがある。かといって話が難しいわけではなく予備知識なく観ても分かりやすいよう作られている。
恥ずかしながら不>>続きを読む
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何度も映画化されているベン・ハーの、初期にヒットした作品。
とても面白くてサイレント映画のイメージが変わった。
かなりテンポよく進むし、テキストは最小限なので字幕を読むのも疲れない。
スターウォーズに>>続きを読む
あらすじメモ
ボルティモアで暮らす主人公。
アートが盛んでにぎやかでもあり、昔から人種差別とその衝突が耐えない町でもある。
彼はダンスが得意で、クラブに行けば女性たちも一目置く。
家庭は里親で血は>>続きを読む
実話が元。インドで行方不明になる子供は毎年数万人。
タイトルの意味はラストにぽろっと一言言われるだけで、ストーリーとはほぼ無関係。
インドで女性や子どもたちがおかれている状況と治安を垣間見ることができ>>続きを読む
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原題の意味は、関係ない、知らない、興味ない、どうでもいい、といったニュアンスのよう。
主人公はそんなやさぐれたような生き方をしているかというと、私はそこまで同意しない。
じゅうぶんちゃんとしてると思う>>続きを読む
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2本ぐらい観たような気分。見応えたっぷり。面白かった。
尚、グロあり、動物死ぬ、人間死ぬ、閲覧注意。といっても設定が現実離れしているので怖さはそれほど心配なさそう。怖さが売りの作品ではない。不条理さ、>>続きを読む
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イスラエルを取り巻く人々の思いの一片を垣間見ることができる。
祖国を奪われるとは、祖国がない状態とは、どういうことなのか。
祖先や子孫、家族や仲間と決別し、一人だけ別の選択などできるだろうか。
そして>>続きを読む
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明るくて平和で楽しい。自然も家も美しい。
歌はたくさん出てくるがミュージカルでもなく音楽映画にカテゴライズするのも難しい。
家族と、障害に関わる諸問題と、自分の道の選択についての物語のほうがメイン。と>>続きを読む
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1880年のアメリカのルー・ウォーレスの同名小説がもと。
何度か映画化されていて、少しずつ人物設定やストーリーが異なる。例えば本作で出てくる馬のアリウスは、別映画では人物の名前。
並行してちらっとイエ>>続きを読む
基本はかわいくて愉快な映画。ちょい闘病の話も交じる。
紹介文が、セックスから始まる恋、といった趣旨で身も蓋もない。おもんなさそう選手権ノミネート。
でも実際観るとそれなりに面白い。
とにかくアンの魅>>続きを読む
絵本『スノーマン』を書いた、イギリスの作家レイモンド・ブリッグズ原作。
27分。短くて観やすい。セリフも早いしどんどん進む。
このサンタさんはイギリスに住んでいるらしく、家では紅茶をよく飲んでいると>>続きを読む
原題 『Favorite』
女王を取り巻くサラもアビゲイルも実在の人物。女王含めてキャラクターを全面的に創作した映画。イギリス王室ってどんな創作でも許してくれて寛大だなと思う。飼い犬コーギーたちが殺>>続きを読む
原題:寄生虫
せっかく信用して家庭教師代行を紹介してくれたのに裏切るなんて、と思ったが、よく考えれば私も相当甘い側なんだろう。
この一家に観賞用石なぞを持ってくるぐらい世間を分かっていない上流階級層の>>続きを読む
知らない人は閲覧注意。10代の子とか観たらトラウマになるレベルの描写。大人でもしばらくまぶたにこびりついて離れない。残虐というよりは気持ちが悪いという意味で。
観ている途中、度々ヒエッと震え上がる。>>続きを読む
由緒ある貴族一家が住む大きなお屋敷も、時代の変遷にさらされていく。
今までのスタイルを変えたくなくとも、変わり続けないと生き残れない。この一族でさえも。
おそらく初見の人でも大筋は分かるはず。
長い>>続きを読む
今年76歳で没するまでフランスの国民的女優として人生を送ったジェーン・バーキン主演。
ゲンズブールはこの作品が初監督で、後にジェーンと事実婚。
1975年完成。日本では1983年に公開されたが様々な修>>続きを読む
ただの聖書の再現ではなく、あの壮大なプロジェクトにはこんな裏エピソードがあったのかもねという創作。
舟作って、待って、救われる、かと思ったら色々トラブルが起こる。
グロ表現もあるので一応注意。人間も動>>続きを読む
ドキュメンタリー。プレッシャーやストレスに耐えながら、大勢で一つの作品群を作り上げるという、単純かつ素晴らしい人間の営み。
世間や顧客という現実と戦い、仲間うちとも板挟みになり、それでも仕事を続けてい>>続きを読む
友情と、変えられぬ運命と、大きな愛に生きた、勇気ある二人の男の物語。
ラストが感動的で、訓話的良い話。クリスマスにもぴったり。
「say a prayer for a boy who couldn'>>続きを読む
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ひねりなどのないとてもシンプルな話だが、ラストは少しだけ意外で驚く。誰でも好きな話。恋愛映画という位置にはなるが色んな要素がある。
人間界に興味を持った死神が、最初で最後の冒険をする。興味だけで行動す>>続きを読む
聞こえてる で検索していてずっと出てこなかったので注意。
とてもテンポがゆっくりの映画。どれだけ気持ちを落ち着けてじっくり向き合えるかが問われる。
幼い主人公が色々と辛い目に遭っていくのでこちらもしん>>続きを読む
錚々たる役者陣で面白い。テンポが良くて一気に観られる。途中で飽きないから誰かと一緒に観るのにも向いている。
硬派なビジネスものというよりは、構図が明確でとても見やすい作品。
会社勤めで苦しい思いをして>>続きを読む
監督がその実体験をもとにベルファストでの少年時代を振り返る。
ベルファストに何のゆかりもない人でさえ郷愁を感じるような作品。
誰にも故郷があり、愛していてもそこを離れなければならない人がいる。大人たち>>続きを読む
シンデレラをもとにしたオリジナルストーリー。大胆に作り変えられていて面白い。
(いわゆるディズニー的な)シンデレラの物語は、現代の女性の生き方には合わないと槍玉に上げられることが多い。本作はそんなシン>>続きを読む
タイトルはかつて存在した国家フナンから。
難しい歴史の話は出てこない。見れば大体の状況はわかるはず。焦点は家族の絆や集団心理などのほうに当てられている。
何度も心を壊され体が傷つき、それでも生き延びる>>続きを読む
原題「Charlotte's Web」のWebは蜘蛛の巣のこと。
子どものほうがすんなり素直に観れそう。大人になると食肉の矛盾とか倫理とか色々考えてしまう。この映画の豚はとてもとてもかわいく、賢いし感>>続きを読む
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家族のほっこり系かと思ったら全く違った。どっしりと重い。これが誰にでも起こりうることだというのが怖い。綺麗事ではなく、突き刺さるような痛ましい悲しみと孤独。抗うこともできずただその身に受けるだけ。混乱>>続きを読む
原題 Tracks。足跡、わだち、通った跡。
けっこう硬派で渋い作品。
本人の回顧録がもと。
あるオーストラリアの女性が一人旅に出る。砂漠を単身で横断。約2700km。
砂漠のおともといえばラクダ。>>続きを読む
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Blue Bayou、青い入江。正確には語られないが、主人公と実母の水中の物語を想起させる。
Blue by you だと思いこんで観始めたが違った。あるいはそれもかけてあるか。
米国において、養子>>続きを読む
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なんという作品。
最後は思わず「えぇー……」と声が出た。
何も調べずに見てほしい。そういう話?!となること請け合い。
確かに恋愛もあるが、ロマンスにカテゴライズされるのはもったいない。もしかするとそ>>続きを読む
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タイトルや華やかなポスターがかえって不安を募らせる。
絶対不幸になるやつ。
期待を裏切らない。
ただしラストほんのちょっとだけ救いあり。
ビリーが少しだけ心から笑ったのがこちらまで嬉しくなった。
ただ>>続きを読む
門の通り抜け方、なんかちょっとズル
その前の戦士のほうがよっぽど勇敢に見える
子供の時以来に観たら印象的なスポットでは覚えていたが、ラストは全く覚えていなかった。
てっきり少年が大活躍するんだと思っ>>続きを読む
美術界を舞台にはしているがあくまでも舞台に過ぎずそれ自体がメインテーマではなさそう。色んな人が出てきて色んな行動を取るので、どの界隈かどの階級かというのは人間の行動の根本は変わらないということを感じた>>続きを読む