Scratchyさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Scratchy

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小松みどりの好きぼくろ(1985年製作の映画)

4.0

花の唄とイブちゃん、黄が鮮やかなワスレグサの花群れからはじまるオープニング、藤圭子で雰囲気じじくさくなるけれど滝川真子のマリファナ一服、あやしい男に連れ去られる冒頭にぐるぐる目を回す。ここでもうストー>>続きを読む

スーパーガール(1984年製作の映画)

3.0

遊園地をアジトにするフェイダナウェイとブレンダヴァッカロの掛け合い、ゴーカートやメリーゴーランドにココナッツでノビる男、ルームメイトとの関係、対決シーンどれもなーんか寝ぼけてる。ピーターオトゥールはと>>続きを読む

太平洋のかつぎ屋(1961年製作の映画)

5.0

赤いレザーキャップのダニーン、縦縞ニットのナポリ野郎にチコローに混血のタロー。ならずもの集団のパシフィックポーターズ楽しい。ジョーの顔の傷も良い。協賛旭化成だったから旭味。化学調味料?なんか二本柳寛が>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

いっとき岩みたいになってたヴァルキルマーどんなアイスマンが出てくるのかと思ったら円熟辰兄みたいになってた。海で半裸ではしゃいでジェニファーコネリーんちで窓から追い出されるトムクルーズいくつよ!規則なん>>続きを読む

もっとしなやかに もっとしたたかに(1979年製作の映画)

5.0

レモン齧ったり食塩取ってくれって言ったり(普通しおって言いません?)まずそうなすきやき。みんながみんな口下手でずれたタイミングで間抜けなことばかり言う。まったく寄り添うことのない奥田瑛二。心の融け合う>>続きを読む

ブラックライダー(1986年製作の映画)

5.0

ちょっとカーペンターに寄せてるラロシフリンの音楽サイコー。全身黒似合わないなートミーリーって思ったけど見慣れてくるとすごくいい。ファイル盗みに入った会社の警備がみんな装備してるマシンガン。小高雄二似の>>続きを読む

おヤエのママさん女中(1959年製作の映画)

3.0

清川虹子にもちょっと面白い役当ててほしかったような…。

おヤエの家つき女中(1959年製作の映画)

4.0

動物園行く前にヒゲ剃るおヤエさん最高。ゾウとお揃いのバッテン。自分から誘ったくせにもっと面白いところって美術館上野気に食わないヤツ柳沢真一。さりげなく値下げ交渉する。ガス自殺しようとしたオザショーにふ>>続きを読む

四年三組のはた(1976年製作の映画)

5.0

男子に屁こき女って揶揄われてるの追い払う女子二人、もちろん手を出すのは女子が先。でちょっと離れてでもホント不潔よね無神経よねって陰口。印刷所にクラスの子たち引き連れてきたときはヒヤヒヤしたけど学級会で>>続きを読む

ディアボロ・マント(1977年製作の映画)

5.0

砂浜で撮るおふざけ写真から途中挿入される数々のスナップポストカードにしてー。いつも置いてけぼりにされてるって感じてる妹が姉にかけるイタズラ電話になんで自分だけ服買ってもらったのかって勝手に手が伸びて万>>続きを読む

わたしの願い/わが望みのすべて(1953年製作の映画)

5.0

家の前で懐かしさに涙を流し変わらない鍵の場所を確かめて窓の外から眺める自分がそこにいたかもしれない情景のなかに最期のピースのようにおさまるバーバラスタンウィックになみだなみだ。マッチボックス蹴り上げる>>続きを読む

ハロウィン(1978年製作の映画)

5.0

瞳の奥が邪悪だったって理由で監禁して研究し続けるルーミス先生。ハロウィンそっちのけで映画に夢中の言うこと聞かないリンジーちゃん。窓にはまる離れとか狭そうな住宅街なのに人気が無い感じとかあらためていろい>>続きを読む

ドラッグ・ウォー 毒戦(2012年製作の映画)

5.0

初っ端の料金所からいろんなものをばら撒いて楽しすぎるのに登場人物も増えてくし聾唖の兄弟に香港七人衆とか出てきてこんがらがりそうなのにどいつもこいつも魅力的で興奮しっぱなしの展開ジョニートーはずれなし。>>続きを読む

浮気の季節(1959年製作の映画)

4.0

吉行和子、中原早苗、沢村みつ子の似てないけど配役バッチシ三姉妹サイコー、やっぱ早苗大好き。喜頓に正座させて胡座かいてタバコ吸いながら説教する早苗もいいし、娘さんをくださいのときの正座する男たちを見下ろ>>続きを読む

愛しながらの別れ(1965年製作の映画)

5.0

上月さんに襲われる若い燕の浜やんからはじまっていつもの青春組へ。何も言わずに脇道にはいっていくマコ、追いかける浜やん、階段降りて交わるヤマケン。傍観する原泉にいつになくドスの効いた声出そうとしてるヤマ>>続きを読む

座頭市の歌が聞える(1966年製作の映画)

5.0

出鼻から天知茂!に斬られる木村玄に託される市っつぁん。琵琶法師の浜村純と茶屋できな粉餅。口のまわりはきな粉だらけ。小川真由美のセリフがどれもこれも完璧。なんのために体だいじにするのさぁ、って独り言、真>>続きを読む

座頭市地獄旅(1965年製作の映画)

5.0

舷梯から落ちそうになる市っつぁんを助けるのは成田三樹夫。嬉しー。祭りで土器割り?十文叩き?何あれ殴られ屋みたいなの?やってる成田三樹夫さーん。市っつぁんの灰神楽にドロップキック、顔面を貫通する煙管、三>>続きを読む

モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

4.0

アンジーのグロリア楽しいに決まってる。テイラーシェリダンのこだわりを感じるアンジーの足の怪我とか通りがかりの車の窓にこびりつく脳みそとか生々しくていい。やってることダイナミックなくせにケチだから2部隊>>続きを読む

座頭市逆手斬り(1965年製作の映画)

4.0

三木のり平に続いて藤山寛美、こっちの路線も嫌いじゃない。祭りの弓矢遊びで50両って調べちゃったけど500万円くらいなのー?商売あがったりー。冒頭から捕まって叩かれて、寛美に騙られてガキにぼったくり料理>>続きを読む

座頭市二段斬り(1965年製作の映画)

5.0

荷台でおむすびころりんしちゃう市っつぁん、路上のおむすびに畳に置かれた幸子の焼き餅。おでん屋でちくわとこんにゃく、おでんに辛子じゃなくて辛子におでんつけて食うのがうまいんだって。酒ってのはどこでどんな>>続きを読む

哀愁のサーキット(1972年製作の映画)

4.0

これも男と女か村川透。レーシングカーにバイク。公園で一人ミュージカル。峰岸のCM撮影はもちろんヌード。全然嬉しくない堂々たる峰岸徹見てたら大林作品もっかい見てみようかという気になるし肩の傷は自前?とか>>続きを読む

アル中女の肖像(1979年製作の映画)

5.0

タベアさんのパントマイムの手振りのキレがジャックタチみたい。自動ドア反応しないし。そんで車のボンネットにくくりつけられて火の中に突っ込むのキートン。なーにあの巣穴から顔出したネズミポンチョ、タベアさん>>続きを読む

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

4.0

なーにあの椅子あのベッド。どムラサキの物体Xバーもだけどヴィゴが食べてる離乳食的なそれも越えたなんとも形容し難い質感。イボガエルみたいなリモコンも操作する指もエロくて嬉しい。物体を愛撫するフェティッシ>>続きを読む

聖女伝説(1985年製作の映画)

5.0

ルルーシュで成り上がりスカーフェイス?フランシスレイまで引っ張ってきてフランスロケはランデブー?いーえ村川透。もー最高。等身大小野みゆきに辿り着くまで屋根裏みたいなヤサからはじめる。シャバでたら舶来モ>>続きを読む

氷点(1966年製作の映画)

5.0

河原で崩れる文子に成田三樹夫の顔近すぎて一瞬ルリコちゃんそっちのけな船越の下世話アップ満点。白髪見つけられて、ちがうでしょ、あっ半分金毛ねって文子サイコー。シャワー浴びにきた津川雅彦エロいー遠慮なく触>>続きを読む

青春怪談(1955年製作の映画)

5.0

間違いが一つもないキャスティング。なんなの轟夕起子。三橋クッキングで並んで朝食の轟さん。山根寿子のフルーツ盛り合わせをちゃっかり横流しする轟さん。傘に続いて大きな帽子をちゃっかり拝借する轟さん。墓参り>>続きを読む

デモンズ2(1986年製作の映画)

4.0

警備員がスタローン似のあいつ。今回は劇中ドラマのブラウン管から飛び出してきたり鉄も溶かす酸のような血で感染したりなんでもありのデモンズ、サービス精神旺盛でカメラに目線もいっぱい。セキュリティーマンショ>>続きを読む

デモンズ(1985年製作の映画)

4.0

暗幕にスクリーンにテントの幕にハッとさせられたりもするし最初に変身する二人の水色のバッグだったりグリーンのベルトだったりのワンポイントも際立ってたけどとにかくあっという間にごっちゃごちゃのぐっちゃぐち>>続きを読む

竹取物語(1987年製作の映画)

4.0

光に吸い上げられてゆく沢口靖子のまわりに東洋アレンジの妖精みたいなのが舞い降りて皆が絶句して見つめるなか中村嘉葎雄の代弁してくれるような台詞に小高恵美への置き土産、変形してハスの花みたいんなった乗り物>>続きを読む

濡れた壷(1976年製作の映画)

5.0

新宿の場外馬券場に群がるおっちゃんたちの視線から取り囲むマネキン、そして出所のお出迎え本当に素晴らしいです。もちろんナオミさん、親子二人、藤ひろ子さんの人恋しくての鏡もあってサングラス。頭ガーンとやら>>続きを読む

セザール(1936年製作の映画)

5.0

前作から幾年経って聖人みたいになってるパニス。葬列でサイズの合わない山高帽とか帽子の中に石の悪戯とか相変わらずコメディリリーフなセザールの店に集まってくるアイツらの空席に配られるカードと想像しながらや>>続きを読む

Fanny(原題)(1932年製作の映画)

5.0

ファニーが気絶したとこから。海に旅立ったマリウスの子をめぐる欠席談判あれよあれよの駆け引きおもしろい。間抜けで狡猾なセザールの友人パニスがファニーに求婚して家名を継ぐ自分の子として育てると言い、セザー>>続きを読む

マリウス(1931年製作の映画)

5.0

一触即発の喧嘩を止める暴発シャンパンもおいしいに決まってるし、娘も母も蓋開けて様子見るホーロー鍋で煮詰めたあれも食べたい。朝からステーキにワイン🍷🥩のセザールはオリーブの種投げ散らかしてマリウスはカフ>>続きを読む

白い夏(1957年製作の映画)

4.0

いづみちゃんとでも早苗とでもうまくやってけそうな青山恭二の柔軟性。野茂みたいに不貞腐れた顔してていい。芦川いづみにセクハラまがい連発の郵便局なんてかわいいもんで村の有力者にずるずるべったりブンヤ西村晃>>続きを読む