オトメチカさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

オトメチカ

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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.0

クリスチャン・ベールの運転中の顔の説得力がすごいなあと感心して見てた。だけど顔、というか表情作りすぎじゃね? と思ったんだけど、エンディング見て納得。モデルになったレーサー、ケン・マイルスに寄せてたん>>続きを読む

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

5.0

おもしろかった……! スピード感とは無縁な作りで、アメリカ裏面史を生きた男の半生を描いた、いわば大河モノみたいなもんなのに、3時間半あるのに、全然長く感じなかったぞ……何故だ?
引いた画面とか、音楽が
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屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

評判は聞いてたしあらすじは知ってるけど原作未読。なので原作に起因するものか映画版独自の演出なのか知らないけど、

①「エキセントリックな美少女探偵」の演出がいちいち寒い、なんか閃いたら雲竜型の土俵入り
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映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!(2019年製作の映画)

3.5

みんなおマヌケで悪人のいない、隙だらけだけど愛おしい、いつものやつでした。宇宙人ちゃんかわいい。半透明でラメ入りのソフビで欲しい質感。ベッタベタなSFオマージュも楽しかった😊

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

とにかく話たたみに来たよ! という、早回しレベルの展開の速さ。これ絶対死んでねえわ、とすぐにわかる死んだ死んだ詐欺も多数。もはや留まるところを知らぬ、便利すぎるフォースなるもの。手薄すぎる旗艦の警備。>>続きを読む

ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.5

ブロンド&ピンク大好きな頭ユルギャルちゃんが主演女優賞じゃないかな!! 彼女の一挙一動がいちいちツボで、出てるシーンは笑いっぱなしだった。主役4人を食ってたと思う、あの存在感。むつかしいこと考えずにポ>>続きを読む

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

2.5

サラ・コナーとT800を出せば「正統な続編」になるから、頑張って理由を捻出しましたって感じで、捻出したけど無理あったー!! みたいな……苦しくないすか。苦しかったっす。この無理を飲み込んでまで、「正統>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

純粋悪ゆえに、ジョーカーと世間を天秤にかけてどう傾くかで、今の世間がどのくらい狂ってるか測れる、そういう存在なのだなジョーカーは。

踏みつけられて、虐げられて、切り捨てられて、全部を無くしたしんどい
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ヘルボーイ(2019年製作の映画)

2.5

ギレルモ・デル・トロ版のヘルボーイが大好きで、それで引っかかって見に行ったわけだけども、全然違う作品でした。あちらは『泣いたあかおに』風味。こちらは異形の脳筋。タフでC調で可愛いっちゃ可愛いんだけど、>>続きを読む

アド・アストラ(2019年製作の映画)

4.0

映像が全体的に昔のカメラで撮ったように古くさく、なんていうか疲れている。倦んでいる。そこが内容とマッチしててとても良かった。親父が捨てた地球(とその勢力内にある月と火星)がくすんでいるのは、同じく親父>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

5.0

俺が実際に過ごした、あの時代は本当に最高だったんだよ……というおっさんの語りほど辟易するもんはないが、そんなチラシの裏に書いてろ案件をここまでの極上エンタメに昇華できるんだから、やっぱタランティーノっ>>続きを読む

踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望(2012年製作の映画)

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観始めたからには、と一応最終作まで付き合ってみたけど、畳めない風呂敷を同時に幾枚も広げて、最後にかき集めて不細工に丸めて「はい片付きました!!!!!!」って言い張るレベルの後始末っぷりが全く変わらなく>>続きを読む

新聞記者(2019年製作の映画)

4.0

維持のための維持装置、の気持ち悪さをねっちり鑑賞した。流れない水は腐る。内容どうこうでなく、今この映画を作って公開した関係者たちに拍手。

踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!(2010年製作の映画)

1.0

ついうっかり、でいろんなこと起きすぎだよね。警察にも犯人にもバカしかいない警察ものってなにを楽しみに観ればいいの……? バカさ加減? だったらもっと楽しい作品は星の数ほどあるよねえ。

ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

『レディ・プレイヤー・ワン』から、愛とセンスとプライドとリスペクト一切抜いた感じ。てか同じ土俵に載せるのもやなんだけど。

作品の知名度に乗っかるためだけに使われたドラクエがかわいそうだし、このテーマ
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ブラジル -消えゆく民主主義-(2019年製作の映画)

3.5

よその国のお話として観れない人が、世界の至る所にいるよな。うちもまた然りです。

踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003年製作の映画)

1.0

そうか、filmarksって0点付けられないんだったね。1点でもどうかと思うんだけど仕方ない。

超がつく駄作という噂は耳にすれど、見たことなかったので当たり屋気分で鑑賞。噂に違わぬ酷さで逆に感激!
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パリ、夜は眠らない。(1990年製作の映画)

3.5

『ル・ポールのドラァグ・レース』で何度も名前が出てくるので、この業界における本歌的なものなのか? と思い鑑賞。

80年代NYのクラブで、互いのカリスマ性・個性・度胸・才能を競い合っていたゲイ・コミュ
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.0

ティーンヒーローとして、童貞くんのドキドキロマンスとして、大いなる責任の継承物語として、ヨーロッパ周遊観光案内として、良き出来の映画ではないでしょうか! 若さゆえに狡い大人の策略にころりと騙されたりも>>続きを読む

ハリケーン・ビアンカ(2016年製作の映画)

-

RPDR好きが高じて観たものなので、点数評価はパス。ビアンカはオールマイティなクイーンだねホント……

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.0

点数の9割は、マイケル・ファスベンダー/マグニートーが画面に出てきた時の絵面の説得力とかミュータントパワー行使シーンのかっこよさによるもの。最初から最後まで素晴らしい存在感だった。手のひねりだけで金属>>続きを読む

メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

1.5

舞台装置は確かにMIBなんだろうけど、とにかく中身が薄っっっっっぺらくて全然楽しくなかった。一応笑ったの、おなじみコロンビア映画の女神がニューラライザー避けのサングラスかけるとこだけだったわ。
MIB
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海獣の子供(2018年製作の映画)

3.5

五十嵐大介の描く、神秘と紙一重のグロさは出てたと思う。おおむね満足。色と音がつくとあんな感じなんだなと納得はできた。街中の背景はねっちり描き込んでいたけど、有機体の物量も、もう少しマシマシ希望。圧倒さ>>続きを読む

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.0

怪獣のバトルシーンのかっこよさ5億4点、人間側のドラマ-5億点で、合計4点。作り手側が怪獣かっこいいと思ってないとあの画面はできないと思う。稲光と共に、水面から、後光を背負って、ビル街で距離を置いて対>>続きを読む

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.5

ストーリーやら設定やらにザルな部分はいくつかあるにしろ、ポケモンと育った世代のハートど真ん中にストライク放ってきた心意気に拍手を送りたい。初期の頃のポケモンをプレイしたかアニメ見てた大人ならば楽しめる>>続きを読む

シャザム!(2019年製作の映画)

1.0

悪のために配置された悪人、善のために配置された善人、わっっかりやすい状況描写、とにかく終始「そこまで説明せんでもわかるわなめんな」と脚本のクソさにイライラした。あと、ヒネて悲観的なシニカル少年が、スー>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.0

戦争映画はスプラッタ的なグロさで心に「嫌なこと」と刻み付けることによって、戦争は良くないことなのだと教えるものだと思っていたし、だから苦手だった私。でもこの映画は寓話『北風と太陽』の太陽のやり方で戦争>>続きを読む

ビハインド・ザ・カーブ -地球平面説-(2018年製作の映画)

3.5

トンデモに苦笑いするつもりで見始めたんだけど、地球平面説を信じる人たちがなぜそこにすがってるのかを考え出してしまって、そうしたら笑うどころかどんどん切なくなってしまった。ちょっぴり意地悪な編集が、クス>>続きを読む

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

4.5

物理で強い、「紅一点」であることを求められない、谷間と太もも見せなくていい、ニッコリしなくていい、ヒロインもついにここまで来たね、ありがとう🙏 鼻血出して戦うキャロル、超かっこいいよ。

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

5.0

2019/3/9現時点でおそらく世界で一番先鋭的な映像を観ました!!! という感激。フルCG映画はもうかなり色んなことが出来るというのは分かったので、じゃあその技術で何するの? となればそこから先はア>>続きを読む

アクアマン(2018年製作の映画)

2.5

デッドプールにもネタにされてるくらい、真面目で暗くてシリアスなDCにしては頑張ったほう。でも、なんとも言えずダサいんだよ……異界の美女である母やヒロインが地上の常識知らないデスヨー描写とか、会話が重要>>続きを読む