新年二発目の劇場鑑賞。
何だこの面白さは…と見ている間、何度も圧倒されてしまった。
乗客121名を乗せ、韓国からホノルルへと向かう旅客機でバイオテロが起こる。
この設定を聞いて「航空パニック映画か。き>>続きを読む
新年一発目の映画館は、城定秀夫監督作品。
昨年は「愛なのに」「女子高校生に殺されたい」などなどが公開されたが、相変わらずの多作ぶり。
そして、そのどれもが面白く本作も「城定監督、映画うまいな…」と感心>>続きを読む
2022年の取りこぼし。年を越しての鑑賞。
ミステリ的な仕掛けが「一周回ってあんまり意外じゃない」感じは前作と同じではあるが、そこからの畳み掛けが気持ちよく、比較すると頭一つ抜けた感じがした。
上映時>>続きを読む
昨年鑑賞を見逃していた作品。
86分間ひたすらに地獄絵図が繰り広げられる。
起きてほしくないことは起こり、こうならないでほしいという望みはすぐに絶たれ、さすがにここまでは…なんて甘い考えも裏切られる>>続きを読む
集合体(ハスコラ)恐怖症の人はつらいという風の噂を聞きずっと避けていたが知人からの「最後に少し出るだけだ」という後押しもあり、これだけ話題になった作品を見ないのはホラー好きの名が廃ると自らを奮起させ、>>続きを読む
IMAXレーザー3D字幕版にて。
前作を再鑑賞してもそこまで心惹かれなかったのに意を決して見てきた。というか、この見なくちゃいけない感は一体何なのか…。
予告篇でも感じた水中シーンの映像は素晴らしか>>続きを読む
馬鹿なのがバレることを承知で言うと「よくわからんがスゲェもの見た!」という感じ。
84分間ひたすらに狂ったビジョンを見せ続けられる。
主人公があるところに降り立ち、そこには踏んで潰せるレベルの小人がい>>続きを読む
何度予告を見せられても食指が動かなかったが、今大改革をしているDCの動きをリアルタイムで追いかけておこうか、と適当な理由をつけつつ、ちょっと時間が空いたので2D吹替版で鑑賞。
ハードルがかなり下がっ>>続きを読む
A24制作のホラーといえば今年は「X」があって、あちらはスラッシャーとして分かりやすく楽しかったが、本作はいかにもA24作品を見ているな、という感じだった。
ある衝撃的な事件を契機に田舎町にやってきた>>続きを読む
子ども、家族連れ普段映画館に行かないであろうカップルから、僕みたいな何かやたら話題になってるし見に行くか(やれやれ)みたいに思う映画好きまで、こんなにも射程圏内の広い映画はなかなかない。とはいえ、映画>>続きを読む
ジェームズ・ガン&ガーディアンズからのクリスマスプレゼント。
ドラマの「フルハウス」とかでもあったクリスマス回、といった感じで見たあと少しハッピーな気持ちになれる。
お話は予告から想像される通り。
少>>続きを読む
ハシゴ映画二本目で、実はこちらが本命だった。
極々限られた人しか行くことのできない孤島のレストラン。そこに集まった12名の客。料理評論家、落ちぶれた映画スター、成金野郎などなど…。なぜ彼、彼女らはこ>>続きを読む
ハシゴ映画一本目。こちらは本命ではなかったが、見るとなかなかの良作だった。
ミステリ好きを自認しているものの、原作は未読で挑んだ。
結果、ラストまでハラハラしたし正解だったと思う。原作は自然の描写が多>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
石川慶監督×妻夫木聡主演という「愚行録」「イノセント・デイズ」コンビ。ずっと楽しみにしていた作品で、原作を読んだ上で鑑賞した。
愛した男性が実は見知らぬ男性の名前を名乗っていた。では、愛した彼は誰な>>続きを読む
ドルビーシネマ3D字幕版にて、ワカンダフォーエバー!!
作り手の裏事情、創作の背景など諸々が観客にとって常識となり、それを汲み取った上で成立している娯楽というのがポストモダンになりつつあり、それの代>>続きを読む
これを見るのは3度目くらいかな。
一度目はリドリー・スコットにハマったとき。
二度目はドラマ「ハンニバル」に夢中になったとき。
原作は映画「羊たちの沈黙」でジョディ・フォスターを見たトマス・ハリスが>>続きを読む
今泉力哉監督最新作。実に多作な監督だが単独脚本作となると、結構久しぶりな気がする(mellow以来?)。
毎回言ってしまっているが、本作もザ・今泉力哉作品だった。
稲垣吾郎演じる市川は、妻に不倫され>>続きを読む
天才スピルバーグの原点であり、歴代テレビ映画の最高傑作(とはいえ、今見られるのは追加シーンがある劇場公開版だが)とも言われる作品。
初めて見たのはおそらく中学一年とかそれくらいで、VHSをレンタルした>>続きを読む
評判の高さを聞き鑑賞したが、案の定というべきか、女性同士のグループ、もしくは一人、少しだけ男女二人で、というパターンが多く、男一人鑑賞は多分僕だけ(だったと思う)。
それはさておき、これは話題になる>>続きを読む
恥ずかしながら「バーフバリ二部作」は、劇場でスルーしてしまい(というか公開館数が少なすぎた)、今もなお見てないという有り様。同じ轍は踏むまいと劇場へ。
なるほど、これは面白い。というか面白いという以外>>続きを読む
そこそこ映画が好きな人ならまあ見たことはある(ないしはタイトルくらいは知っている)人は多いと思う。
結構話題にはなっていて僕もレンタルではあるが見ていて、それなりに楽しんだ。
そして10年ぶりくらいの>>続きを読む
マイリストに入れていたのをようやく消化。メキシコ産ホラーで、悪魔憑きものということでそこそこ期待はしていたが、キャラクターにどうも魅力がなくあまりノレなかった。
もっとあの姉妹を魅力的に描くことはでき>>続きを読む
評判が高いからか、はたまた原作が人気なのかは分からないが、小さいシアターながらも若い世代を中心にほぼ満席状態。
僕はといえば、予告編すらろくに見ず、監督のタナダユキさん作品を今回が初という何も知らない>>続きを読む
学生時代に一度見ていて、原作を読み始めたので再鑑賞。
今見ると監督がローレンス・カスダンだったり、音楽はジェームズニュートンハワードだったりと色々一流のスタッフが揃っている気がする。
とはいえ、原作が>>続きを読む
学生時代(高校生だったかな?)フレンチホラー、スパニッシュホラーと呼ばれるものをキチンと見ようと決め、一発目に選んだのが本作。
まだ映画の経験値が浅い当時は、物語の2幕目に繰り広げられる阿鼻叫喚の地獄>>続きを読む
「トム・ボーイ」「燃ゆる女の肖像」とすっかりファンになってしまったセリーヌ・シアマ監督最新作。
少女が出会ったのは8歳の母だった。というキャッチーな設定とは裏腹にいつものシアマ監督らしく静かに物語は進>>続きを読む
マーベルスタジオ初の単発で中編配信作品。
しかしながら、マーベルスタジオという冠が付けば、それが劇場公開だろうが、配信だろうが、アクションだろうが、SFだろうが、ホラーだろうが見る。クロスオーバー要素>>続きを読む
想像していたよりずっと面白くこれは嬉しい驚き。
深町秋生さんの原作は未読だが、潜入捜査ものヤクザ(マフィア)抗争ものという二大エンタメジャンルが3対7くらいの比率でかけ合わさったような話で、自然とグイ>>続きを読む
ニコラス・ケイジによるニコラス・ケイジのための映画。
サングラスをかけ車をぶっ飛ばす彼。
頼まれたことだとせっせっと薄汚れたテーマパークを掃除する彼。
襲いかかってきたテーマパークのキャラクターを容赦>>続きを読む
レーザーIMAX3D字幕版にて。
ジェームズ・キャメロンという人が本作公開時に追求したのは、立体感、没入感という意味での3D。過去にも3D映画はあったが、それは要所要所で画面から何かが飛び出すというギ>>続きを読む
特段なにがビッグネームという訳でもないのに、予告編から“ただならぬなにか”を感じた人が多かったのか劇場はほぼ満席状態。
とはいえ、アニメやドラマの映画しか普段見ないようなライト層が見に行けば面食らう作>>続きを読む
「屋敷女」コンビによるスラッシャーホラー(というか基本いつもスラッシャーだが)。
カンディシャを召喚してしまって……という発端はまるでキャンディマンのようだが、カンディシャの殺害方法がなかなかのエグさ>>続きを読む
ロッキー4の再編集版で「やっぱスゲェな」と思わせてくれたスタローンの最新主演作。
サマリタンVSネメシス、ここまでストレートなヒーロー役というのもちょっと珍しい気がする。多少老いぼれで第一線から退いて>>続きを読む
いきなり映画館体験の話になるが、僕の隣が小学生の女の子(多分10歳とかそのあたりかな…)で、彼女が要所要所で身を乗り出して夢中に見ていた。もうこの事実がある時点で、やれファンメイド感が過ぎるだの、マル>>続きを読む
これまた心がえぐられるような傑作に出会ってしまった。
昔テレビで見たような温かな家庭や、今現に送っている平穏(平凡)な暮らし、穏やかな人間関係は、本当に薄皮一枚の上に絶妙なバランスで成り立っていて、>>続きを読む
時間がちょうど良かったのでなんとなくの鑑賞。
監督は「さよなら渓谷」「マザー」などなどの大森立嗣さん。脚本は「死刑にいたる病」「さがす(共同脚本)」とここのところえらく脂が乗っている気がする高田亮さん>>続きを読む