原恵一監督作品とあって気になっていた作品。辻村深月さんによる同名原作は未読。
金ローはジブリや一昔前の映画を延々とやっているので完全に見放していたがこれは良かった。
勘が良ければこの子達の共通点に割>>続きを読む
橋本愛主演というのが大きな理由だが、予告編から自分好みだろうなと思っていた。
確かに多くの人にとっては感情移入が困難だとは思う。
でも、人というのはどこまでも不合理で世の中は不条理だと常々思っている僕>>続きを読む
高い評価は随分前から聞いていたがようやく鑑賞。
カエルの王様からよくここまで膨らませたなというのが第一の感想で、あとはアニメーションがところどころ弾けていて面白い。
オチも王子様と結ばれめでたし、とい>>続きを読む
高評価なのも納得のとても良くできた話。
個人的にはこういうテーマを語るにあたって、何も知らず囚われない状態の主人公を設定するのはややズルい気はするが、ベラと行動をともにするダンカンの嫌な男っぷりはちょ>>続きを読む
原作のファンである知人と。
僕も一応、その知人に勧められ原作は読んでいる。結果知人程はハマらなかったものの見せ場の作り方、思惑が交差し、因果関係、位置関係に深い意味があるアクションシーンの数々に映画的>>続きを読む
「みなに幸あれ」に続いてハシゴ鑑賞。
まったく別ジャンルだが、幸福的なテーマという意味では奇しくも少し似通った部分があるのかも、と思いつつ…。
特段期待はしていなかったがこれがなかなか良かった。
例>>続きを読む
もとの短編や予告編を見ずに鑑賞。
こういう田舎ホラーは大好物なので楽しみた。しかも新進気鋭作家によるホラーは映画ファンとして応援したい気持ちもある。
設定的に一部Mナイト・シャマランの「ヴィジット」を>>続きを読む
劇場公開時に駆けつけたのに、人生初の“機材不良により見れない”という憂き目にあった何とも思い深い作品。まあ、オープニングが終わりすぐに画面が止まったので半端に終わらず済んだのが不幸中の幸いだが…。>>続きを読む
ウディ・アレン監督の新作(といっても本作の制作は2020年と少し前)。
ウディ・アレン監督はインタビューで度々映画をコンスタントに撮り続ける理由について「現実逃避のため」と語っているが、本作を見ている>>続きを読む
シネコン、時間帯、双方のチョイスが悪かったのもあるだろうがえらく小さなスクリーン。
それが本当に悔しいと言うか憤ってしまうくらい面白かった。
ジェームズ・ワン監督にやはりハズレ無し。
とにかく力が強い>>続きを読む
シュレック一作目を子どもの頃に見て以来のシリーズ鑑賞。当然、長靴をはいた猫シリーズも未見で、彼がどんなキャラなのかもロクに知らないわけだが、なかなか楽しめた。
何よりもアクションが痛快。アニメならでは>>続きを読む
口コミでロングラン上映していたことは知っていたが、そもそもタイムループものは敬遠していて(というか期待しないようにしていて)なかなか見れていなかったが、ようやく。
なるほどこれはとても楽しい。
タイ>>続きを読む
新年の映画館始めは、昨年から話題になっていた「窓ぎわのトットちゃん」。
泣けるという意味においてはちょっとこれを超える作品はなかなかないのかもしれないと思ったほど涙腺が刺激された。
木登りシーンからの>>続きを読む
新年一発目のアメコミ映画。ようやく鑑賞。
見た人の評価が結構高く期待していたせいか個人的にはそこまで刺さらなかった。
じゃあつまらなかったのかと言われるとそうではない、ヒーロー誕生譚として手堅く、間口>>続きを読む
マイ・エレメントの流れ(?)で鑑賞。
このあと幼少期以来、オリジナル版を見直した訳だが、それはまた別の話…。
と、したいところだが連続で見た以上どうしても比較になってしまう。
ストーリー面に関しては、>>続きを読む
最初の特報でVFXのレベルの高さと、ピクサー的な題材に興味を惹かれたが、最終予告で割と見せ場っぽい場面(洪水シーン)を見せられ、「こんな話か…」と高を括り見逃していた作品だが、やっぱり見るべきだった。>>続きを読む
これが新年一発目の映画。
良くも悪くも前作と同じ。
新種が出たとかいいつつ、そこまで生かされないなど、色々とゆるい。
ただ、バビロンでイライラするいがみあい展開にならないのが良かった。
※2023年年末鑑賞記録漏れ※そして、真の映画納は本作。
高橋洋脚本と言うことで期待したが、どうにも高橋洋節は希薄な一作だった。
とは言えつまらない訳ではなく、それなりにお話は面白かったのだがどうにも>>続きを読む
2023年映画館納め!
それにふさわしいごきげんな映画だった。
予想通り、期待以上のものを見せてくれた。
個人的にはヒロイン、ジェシカのルックスが完璧。僕が中高生ならもう完全に熱を上げていたタイプで、>>続きを読む
劇場で見逃したので、配信で。
ほんのろシリーズ100作目にして生みの親、中村義洋監督が降臨。
そして、まあド直球のフェイクドキュメンタリーホラーをしているな、となかなかの満足度。
スタッフの内情もリア>>続きを読む
アメリカでスマッシュヒットし、話題になっていたのでものすごい気になっていたが、なるほどこれはなかなかの良作。
「トークトゥーミー」という題材のキャッチーさはもちろんあるが、主人公のキャラ造形、序盤のあ>>続きを読む
なかなか評価の難しい作品。
面白いのだが、序盤は特に淡々と日常が続くし、ヒリヒリする場面はあるもののそれが最後に向けて高まっていくわけでもない。
僕はあの老婆が「あの人は誰?」という場面でゾッとし、そ>>続きを読む
小さなスクリーンではあったがオーバー40代を中心に満席状態。話題にはなりにくいが日本でもこういう大人向けハリウッド大作にしっかりとした需要があることは映画好きとして嬉しい。
そもそもリドリー・スコッ>>続きを読む
「首」に続けて鑑賞。
オリジナル版は、ウィリアムピーターブラッティを知るきっかけにもなった大好きな作品で原作も読んだし、「エクソシスト3」は数あるパート3映画の中でも傑作だと思っている。
予告編から>>続きを読む
序盤、テロップによる説明とぶつ切りのシーン、そして回想と少しテンポ感に不安を覚えたが、秀吉たちが策を巡らしてからは面白くなってきた。
作品バランスを崩しがちな武的なギャグも今回はギリギリセーフかな…怪>>続きを読む
僕は幼稚園のときからアニメ・ゲゲゲの鬼太郎のファンで、まあ筋金入りと言っていいと思う。もちろん年齢により卒業していた時期はあるので、そんな偉そうな言い方は止すにしても、鬼太郎が僕の今の人格を形成する上>>続きを読む
フランソワ・オゾン監督が多作なのはわかっていたが、今年はなんと3本!
その中で僕は本作が頭一つ抜けて面白かった。(この暗い時代だからこそ)軽妙洒脱なコメディを、と監督は言っているがまさにその通りになっ>>続きを読む
何だかんだ文句を言いながら初日のレイトショーに駆けつけて鑑賞。
キャプテン・マーベル一作目はろくに覚えておらず、ワンダビジョンも同様。ミズ・マーベルはMCUのドラマで一番評価していない作品。
と、こん>>続きを読む
時間が合ったのでレイトショーで見てきたが、これはなかなかの拾い物な痛快アクション。
ナチVS不死身(と言われている)男の戦いでそれ以上でも以下でもないのだが、地雷シーンからもう全てが気持ちいい。
クラ>>続きを読む
ヨルゲンレス監督に自身の短編「完璧な人間」をラース・フォン・トリアー監督があれこれ条件を付けてセルフリメイクさせる様子を追った風変わりのドキュメンタリー。
なのでお話としては、ラース・フォン・トリアー>>続きを読む
初日IMAXにて鑑賞。
特大ヒットをしてるようであんまり褒めたくない、という偏屈な自分がいるが、まあ良かった。面白い。
脚本が丁寧過ぎるくらい丁寧に作られていると思う。
少し嫌味っぽくなるが、お手本>>続きを読む
ジャンルとしては一応フィルム・ノワールということになるのか…。
主人公の刑事目線で話を追うのだが途中からよく分からなくなる。
お話し的にも理解しづらいというのはもちろんあるのだが、あまりにキメキメな画>>続きを読む
久しぶりに大人向け邦画を見たせいか心を震えた。
役者陣が驚くほど豪華だが、やはり特筆すべきは主演の松岡茉優さんで、彼女無双状態。序盤のコミュニケーションがやや苦手な人状態から、ある場面以降の吹っ切れぶ>>続きを読む
謎が謎を呼ぶ展開(的なコピーが似合う展開)、ヒロイックな主人公とヒロイン、派手なアクション、そしてどんでん返し…と何だか懐かしさすら感じるハリウッド製サスペンスアクション映画だな、という感想。
中学生>>続きを読む
とにかく映画的な技法がここぞとばかりに詰め込まれていて、それだけで飽きない。
モノクロとカラーが画面内で入り混じったり、シームレスに変わったりするのだが、カラーになる場面でハッと虚をつかれたり、グッと>>続きを読む
IMAXレーザー字幕版にて。
ひと言でいうなら変な映画見たな…という感想。
ギャレス・エドワーズさんの日本(アジア)愛、時代劇愛、SF愛なんかが炸裂してる作品で、巨大な地下基地だったり、黒澤映画的な農>>続きを読む