ぴろさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.7

無実の罪で刑務所へ入れられた主人公アンディの、他の囚人達との交流や、希望を捨てず強かに生きていく生き様を描く珠玉のヒューマンドラマ。

「人間の心は石で出来てるわけじゃない 心の中には何かある 誰にも
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レインマン(1988年製作の映画)

3.7

主人公チャーリーとサヴァン症候群の兄レイモンドの交流を通して普遍的な兄弟愛を描くヒューマンドラマ。
ダスティン・ホフマンのリアルな精神障害者の演技によって、サヴァン症候群への理解が広まった作品でもある
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普通の人々(1980年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

一見どこにでもあるような普通の家庭だったジャレット家の崩壊を描く。

誰しもがその人生で1度は経験するティーンの孤独。それは、人と自分を比べてしまったり、自分の存在する意味が見出せなくなったりと様々だ
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

1.3

名作と言われるが、自分的にはそこまでだった。主人公への感情移入がし難かったのが原因かな。

同じ監獄、脱走モノではショーシャンクが輝きすぎてた。
精神病患者への差別や非人道的な治療行為への反発、権力と
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ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

1.2

アクション映画。所々都合のいい所があるけど、まぁ内容はよくまとまってて普通に楽しめる。
大統領との共闘はアツかった!

グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

1.2

このレビューはネタバレを含みます

なんだかなー。前作観てないからか、あんまし面白くなかった。

マジックの要素を取り入れた潜入やバトルシーンは斬新でスタイリッシュやった。チップを盗むシーンのトランプ捌きはええーっ!?とはなったけど見応
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パディントン(2014年製作の映画)

1.0

登場人物ほぼ全員犯罪者。
完全なる子供向けコメディ。
大人も子供も楽しめる!!は嘘やと思う。
もう過剰なドタバタが楽しめない歳になってしまったことを感じる今日この頃。

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

巨大なドラーグ族に支配される星で人間が虫けらのように扱われ、駆除される様子を独特のアニメーション表現で描く。とてもシュール。

・現実世界に君臨し、自分達以外の種族を家畜として扱い蹂躙する我々人間の風
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

1.8

第三次世界大戦後の復興した東京を舞台に、超能力実験を進める軍と反政府軍、暴走族の少年たちの争いを描くSFアニメ。

まさに"アニメーション"と呼ぶにふさわしい。キャラクターや乗り物のリアルな動きは、手
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

2.8

ある日突然世界から電気が消えた!
テレビ、照明、冷蔵庫、車、スマホ
あらゆる電気を必要とするものが使えなくなった今、家族の絆が試される!!

コメディであるこの映画でさえ、現実やったらと考えると怖かっ
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海街diary(2015年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

海辺の街の古い屋敷で暮らす4姉妹の日常を描く、同名コミックの映像化作品。漫画読んだことなかったけど普通に面白かったし、原作ファンからの評価も高い模様。
広瀬すず可愛ええ〜。てか姉妹全員やばい。こんな姉
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パターソン(2016年製作の映画)

3.2

妻と愛犬と暮らすバスドライバーの何でもない日常をユーモラスに描く。特に劇的な事件が起きるわけでもなく、時間はただ静かに流れる。

日常の中の些細な出来事、出会いの一つ一つが大切に思えるようになる映画。
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.7

ある青年と女性型AIの交流を描くSFスリラー。
AIは単なる機械か?心を持ったイキモノか?それとも人間を遥かに凌駕する神か...。
AI技術の発展が目覚ましい現代で、人間は彼らとどう付き合っていくべき
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殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

アルツハイマーの元連続殺人鬼の主人公が新たに現れた連続殺人鬼に狙われた娘を助けるために奮闘する、スリラーサスペンス映画。
初めて見た韓国映画やったけどめちゃくちゃ面白かった。アジア映画特有の静かな情景
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

舞台は江戸時代初期。日本でのキリシタン迫害の歴史の中で、「神の沈黙」というキリスト教のタブーに苦悩し、葛藤するイエズス会宣教師の半生を描く。

かの文豪、司馬遼太郎は言った。
「人間は自分が絶対に正し
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イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

1992年、ある青年がアラスカの荒野で死体として発見された。彼は一体何故、たった1人でアラスカを目指したのか。彼が追い求めたのは何だったのか。
1人の青年の半生を壮大な自然美と共に描くノンフィクション
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.2

特殊部隊シールズに実在したあるアメリカ軍人の伝記映画。戦闘シーンに本当の戦場にいるかの様な緊迫感があって、観ていて気付いたら体が緊張していたのが印象に残った作品。

クリスは狙撃した相手を悪人と呼び、
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.2

観ていてとても気持ちが悪く、謎を多く残したエンドに否定的な声が多かった。
だが、この物語の扱う「サイコパス」は理屈や整合性というものから乖離した存在であり、それを説明付けるのは不可能なのだ。「説明がな
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共犯(2013年製作の映画)

3.5

ある少女の自殺の第一発見者として知り合った3人の少年らが、彼女の死の「真相」を暴こうと動き始める。
初めて観た台湾映画。アジア映画は、海外でありつつもどこか日本の匂いの感じられる独特な映画体験が魅力や
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セッション(2014年製作の映画)

4.3

音楽に取り憑かれた2人の男の物語。
シンプルかつ洗練されたストーリーで、余計な場面やセリフは一切無い。あるのはただ、J.K.シモンズとマイルズ・テラーの表情、視線、仕草、そして音楽のみ。

今にも腕が
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セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

4.0

妻にも子供にも愛想を尽かされた中年おじさんが、ひょんなことからバスケのスーパースターだった17歳の頃の肉体を手に入れ、人生をやり直すために再び高校に入学するSF恋愛コメディ。

これもLIFE! みた
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ムーンライト(2016年製作の映画)

2.9

現代社会においてあまりスポットライトを当てられる事のない社会的マイノリティを題材にした、アカデミー作品賞受賞作。アメリカの貧困家庭に生まれ育った主人公シャロンが自身のアイデンティティを模索していく過程>>続きを読む

テルマ(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

北欧発のスタイリッシュ・サイコホラー。幽霊とかが出てくる訳ではなく物語は淡々と進む。「怖さ」はほどほど。が、作品の裏にあるジェンダーへのテーマと、ノルウェーの大自然を映す映像美の融合はホラーとして今ま>>続きを読む

LIFE!(2013年製作の映画)

4.5

自分の今の生活にどこか満足できていない人たちへ。自分の人生の主人公は自分しかいないのだ、ということを壮大な自然の映像美と主人公・ウォルターの成長を通して教えてくれる、観るものに勇気を与えてくれる映画。>>続きを読む