幽斎さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

幽斎

幽斎

映画(763)
ドラマ(1)
アニメ(0)

マークスマン(2021年製作の映画)

4.0

「Marksman」アメリカ陸軍歩兵小隊、選抜射手。「Sniper」ターゲットから長距離専門の狙撃銃を用いる精密射撃要員。マークスマンは専用のDesignated Marksmanと呼ばれる小銃を使う>>続きを読む

デモニック(2021年製作の映画)

3.6

未体験ゾーンの映画たち2022。私は京都住まいなので鑑賞の度に新快速で大阪へ遠征する。既に「ザ・ビーチ」「アクセル・フォール」「TUBE チューブ 死の脱出」「クリフハンガー/フォールアウト」「ポスト>>続きを読む

星の王子ニューヨークへ行く2(2021年製作の映画)

3.0

恒例のシリーズ時系列
1988年 3.8 Coming to America 今考えるとJohn Landis監督の頂点かも
2021年 3.0 Coming 2 America 本作、正統な続編
>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

5.0

【幽斎の2022年ベスト・ムービー第2位作品】
2022年最大の問題作が遂に降臨。本作は無題として製作され、公開1年前に「Have you seen it?Nope」大文字でNOPEと発表。アメリカの
>>続きを読む

アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド(2021年製作の映画)

4.0

これはアホなアルバトロスの予告編で大分損してるな、と言うのが第一印象。ドイツ製ラヴコメと言うのも希少価値だが、当然の様にSFに哲学的要素をブッコンでる。アカデミー国際長編映画賞ドイツ代表。ベルリン映画>>続きを読む

スクリーム(2022年製作の映画)

4.2

恒例のシリーズ時系列
1996年 4.4 Scream スラッシャー・スリラーの原点、蘇るファイナルガール
1997年 4.0 Scream 2 続編あるあるを地で行く路線
2000年 3.8 Scr
>>続きを読む

スティルウォーター(2021年製作の映画)

3.8

「Stillwater」私の友人はタイトルを見て水資源の争奪戦だと勘違いしてた(笑)。実際はタイトルには強いメッセージが込められるが、ソレをアメリカを知らない日本人が聞いても大概は意味不明だろう。MO>>続きを読む

冷たい嘘(2018年製作の映画)

3.6

Amazonスタジオは配信作品の強化を掲げ、短期間でNetflixを迎撃すべく構造改革に着手。様々なスタジオと連携する事で映画製作のノウハウを手に入れる事に方針転換。本作は皆大好きブラムハウス製作、A>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.4

皆さんは何処のブランドがお好きですか?、私は香水はBVLGARI派、Pour HommeとHomme Soirを使い分けますが、そのブルガリを傘下に置くのが「LVMH」。LOUIS VUITTON、C>>続きを読む

マザーズ(2016年製作の映画)

4.0

未体験ゾーンの映画たち2022。私は京都住まいなので鑑賞の度に新快速で大阪へ遠征する。既に「ザ・ビーチ」「アクセル・フォール」「TUBE チューブ 死の脱出」「クリフハンガー/フォールアウト」「ポスト>>続きを読む

アイム・ユア・ウーマン(2020年製作の映画)

4.2

私はアニメは一切見ませんが、友人の家に遊びに行った時、有る映画を見てしまう。それは2021年のお正月映画、ファンの方が気分を害するとイケないのでタイトルは伏せ、国民的アニメとだけ申し上げますが、その内>>続きを読む

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

4.4

【幽斎の2022年ベスト・ムービー次点作品】
KDDIの大規模障害でモバイルの課題が浮き彫りに為りましたが、「公衆電話」がトレンド入りしたのは皮肉なモノ。固定回線を持つ家庭はほゞ高齢者、私も電話はXP
>>続きを読む

ロスト・ボディ ~消失~(2020年製作の映画)

4.0

世界最古にして最大のファンタスティック映画の祭典「シッチェス映画祭」。1968年に創設された頃はアンダー・グラウンドな作品が多かったが、監督のソノ後の躍進振りから最大のマーケットのハリウッドも無視でき>>続きを読む

市民K(2019年製作の映画)

4.4

私は学生時代からロシア文学を嗜み、映画ではポリティカル・スリラーの視点で東西冷戦からアメリカとロシアの対峙の歴史を具に見て来た。ある意味親ロシア派である私は、現在の状況には忸怩たる思いも有る。以降、戦>>続きを読む

アイス・ロード(2021年製作の映画)

3.8

「Ice Road」寒冷地で凍結した湖沼や海氷上に作られた道路。孤立地域への陸送や航空便より安価に運ぶ他、大きくて重い貨物も輸送出来る。ロケ地のカナダは世界最古のアイスロード発祥の地。Tジョイ京都で鑑>>続きを読む

ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス(2020年製作の映画)

4.0

未体験ゾーンの映画たち2022。今年もアレな作品が27本上映。私は京都住まいなので鑑賞の度に新快速で大阪へ遠征。既に「ザ・ビーチ」「アクセル・フォール」「TUBE チューブ 死の脱出」「クリフハンガー>>続きを読む

ブロー・ザ・マン・ダウン~女たちの協定~(2019年製作の映画)

4.4

年間ベスト級のクライム・スリラーが劇場未公開なのは、映画館が休業に追い込まれた時期と重なる。緊急事態宣言、今では懐かしい響きだがウイズ・コロナの救いは、オリジナル作品を配信で観れる事。LiLiCoさん>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

4.6

【幽斎の2022年ベスト・ムービー次点作品】
最初の感想「よくシネコンで公開出来たな」。作品のクラスもジャンルもカァンプリィトゥナァスも未体験ゾーンの映画たち。とかカリテ・ファンタスティックでサクッと
>>続きを読む

ギャング・オブ・アメリカ(2021年製作の映画)

3.6

本作は宛ら「ギャングの現代史」を地で行く作品だが、問題は令和の世にマフィア映画の需要が有るのか?。アメリカの暗黒街を支配したマフィアに、実録ドラマで挑む。Tジョイ京都で鑑賞。

Meyer Lansk
>>続きを読む

ザ・レポート(2019年製作の映画)

4.6

レビューをご覧の方で本作を未見の方、且つAmazonプライム会員の方は、この作品を見るのは最早「義務」と言うべき傑作。この映画すら抹殺しようとしたCIAとは何様だと言いたい。AmazonPrimeVi>>続きを読む

CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

1.0

恒例のシリーズ時系列
1997年 5.0 CUBE ソリッド・シチュエーションスリラーの最高傑作
2002年 3.8 CUBE 2: HYPERCUBE 正式な続編、そんなにダメとも思わない
2004
>>続きを読む

呪術召喚/カンディシャ(2020年製作の映画)

3.6

世界最古にして最大のファンタスティック映画の祭典「シッチェス映画祭」。1968年に創設された頃はアンダー・グラウンドな作品が多かったが、監督のソノ後の躍進振りから最大のマーケットのハリウッドも無視でき>>続きを読む

ムーンフォール(2021年製作の映画)

2.0

パニック映画は何も考えなくても良い、のはもう昔話。脳筋破壊映画は幾らデジタル・テクノロジーが発達しても、人が描けない作品に価値は無い。最新鋭LEDスクリーンで61日で撮影、バックグラウンドは全てCG。>>続きを読む

ダーク・アンド・ウィケッド(2020年製作の映画)

4.4

シッチェス・カタロニア映画祭で最優秀女優賞と撮影賞を受賞した、進化系ヒューマン・スリラー。巧みなストーリーテリングが、我々を穢れた世界に闖入させる。珍しくUS版ジャケットよりもクロックワークスの方が出>>続きを読む

アンテベラム(2020年製作の映画)

3.0

私はミステリ愛好家で、読書メーターから移籍。推理小説から派生した映画ではAlfred Hitchcock監督を師事、スリラー映画を主にレビューしてます。その私から見れば本作のFilmarksのスコアの>>続きを読む

ブリタニー・ランズ・ア・マラソン(2019年製作の映画)

4.0

レビューをご覧の方は大半が社会人と思いますが、皆さん健康診断は受けてますね?。その時に必ず医師から言われる「運動して下さい」、まぁ大抵の方は心の中で「はいはい、分ってますよ」。女性だけでなく男性にこそ>>続きを読む

ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.8

洋画の初夏の目玉として予告編が劇場でバンバン流されたが、正直チッとも面白く無さそう。私の趣向のスリラーでも無いし、まぁSandra BullockとChanning TatumとDaniel Radc>>続きを読む

シークレット・マツシタ/怨霊屋敷(2014年製作の映画)

3.6

シークレット・マツシタ/怨霊屋敷は劇場公開のタイトルで、逆に為ってるのは何でかね?。でもね、日本人なら興味をソソられる邦題。私の家はソニー派なのでマツシタと聞けば昔のライバル「松下電器産業」。当時の松>>続きを読む

JOLT ジョルト(2021年製作の映画)

3.6

原題「JOLT」アメリカ英語の動詞で「揺さ振る」。コレをショック的な意味合いで引用するのは、キャラクター設定に由来する。ミレニアム・メディア製作、AmazonPrimeVideoで鑑賞。

Amazo
>>続きを読む

モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

5.0

2015年全米を震撼させたニュースが飛び込む、それはアメリカ政府の検閲で多くが黒く塗り潰された手記。筆者は悪名高きキューバのグアンタナモ米軍基地に収容された。異例尽くしの本は、瞬く間に大ベストセラーを>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.2

レビュー済「残された者 北の極地」触れてますが、デンマークの至宝Mads Mikkelsen様にお会いした事が有る。ジャパン・プレミアで来日した際に京都に立ち寄られ、ヘルシーな鶏白湯ラーメンで有名な「>>続きを読む

7500(2019年製作の映画)

4.4

本作はAmazonスタジオでは無く、ドイツのMMCスタジオ製作。撮影がオーストリアのウィーン国際空港で行われ、欧州は劇場公開、北米と日本はAmazonで配信。清水崇監督が「呪怨」プロデューサーの一瀬隆>>続きを読む

ザ・ミスフィッツ(2021年製作の映画)

3.0

私はアラサーですが、子供の頃にはシネコンでは無く個人経営する映画館が京都にも沢山有った。同じ映画を朝から晩まで見ても料金は同じ。見逃しても2番館で2本立てで見れた、今は東映のTジョイ京都、松竹のMOV>>続きを読む

TUBE チューブ 死の脱出(2020年製作の映画)

3.8

スリラーで最も高い人気を誇る「ソリッドシチュエーション」私の大好物(笑)。「SAW」未だに更新されない私の生涯1位作品ですが、目覚めたら異空間に閉じ込められる設定は、創るのは簡単だけど難しい。未体験ゾ>>続きを読む

フォービドゥン・プレイス 禁じられた場所(2018年製作の映画)

2.0

2018年製作のカナダ映画、H.P. Lovecraft Film FestivalでNick Szostakiwskyj監督がBest Feature(作品賞)、Blood in the Snow >>続きを読む