枯井戸星さんの映画レビュー・感想・評価

枯井戸星

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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

薬物怖い。
その次に、犬に襲われる香川照之が怖かった。

cureを薬の副作用で眠りながら見た時も同じことを思ったのだが、黒沢清の映画に出てくる、主人公のアルターエゴ感のある敵は、心理学的な仕方ばかり
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

昨年の秋冬ごろ、どんなふうに働いていこうか悩んでいた時に人から勧められた映画。
たしかになぜだか知らないが無性に働きたくなる映画だった。

原作は読んでいないが、ハロプロの話は途中からどうでも良くなっ
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映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険(2017年製作の映画)

3.1

妹が00年以降のドラえもん映画はもうカチコチだけ観ておけばいい、というので観た。

脚本がちょっと信じられないくらい酷くて驚いた。
偽ドラのくだりはつまらなくはないが、クレしん踊れアミーゴという素晴ら
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映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)(2024年製作の映画)

4.6

事前の想像をはるかに超えて面白かった。
音楽愛に満ち溢れた傑作。実際、こういうのは愛がないとつくれない。
この世に音楽があってよかったなあという気持ちになる。
なぜ芸術をやるのかわからないような気持ち
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絶好調(1965年製作の映画)

3.6

終わり方がとてもいい
フランス版ゆるキャン。

破局(1961年製作の映画)

3.2

面白いんだけどopとか見てるとこの短編でも都市で疎外されるわれわれ、、みたいな真面目さを持って撮ってる感じがあってそれが可笑しい。opが笑える。

映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生(2016年製作の映画)

-

流し見だったので点数はつけないが、「感情描写」が抑えられて原作のドラマ性をしっかり表現できているので、過去リメイクに比べて遥かに好感を持った。最近のドラえもんは割と観たいかも。
しかし、妹も言っていた
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呪怨2(2000年製作の映画)

3.6

引き続き素晴らしい。

しかし、ここで伽倻子が大量発生することで自らをパロディ化し、おぞましさを縮減させていることは、その後の大ヒットの条件になっていた感があるが、制作サイドは何を考えていたのか。呪い
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呪怨(2002年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

超映画批評がライド型お化け屋敷に例えていたが、実際そんな感じ。
呪いや怨恨と言うものが、ごく陰湿ながらもたしかにこの世に存在してしまっているというリアリティは、佐伯家がかなり忘却されてる感のある劇場版
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映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)(2013年製作の映画)

1.6

新しいドラえもん映画はほぼ観てないのだが、ドラえもんの感情描写が豊かになりすぎだろう。
子供を舐めているのではないか。
また、そうした感情描写のボキャブラリーが、野原しんのすけから流用されてる箇所がい
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呪怨(1999年製作の映画)

3.9

まあこれは面白い。呪いというものの陰湿さを書き込めているからだと思う。

ドラえもん のび太と鉄人兵団(1986年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

子供の頃は「これより面白い映画はないに違いない」と思っていた。
実際ある程度正しい。

24.03.27
見返した。そして点数を4.3から上げた。
こういうのを見ると、自分はもう平伏すしかないのである
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ドラえもん のび太と雲の王国(1992年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

『緑の巨人伝』が素晴らしかったので昔の名作も見よう!という流れでとんでもない二本立てを自発的に組んでしまった。
緑の巨人伝はアニマル惑星じゃなく雲の王国リスペクトだったのか。

敵勢力が核と相同的な攻
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映画 ドラえもん のび太と緑の巨人伝(2008年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

全部は見てないからわからないが、映画ドラえもん最高傑作なのではないかと思う。

核爆弾がキノコだけでなく木の形にも似ているというワンアイデアでここまで話を広げるのはすごい。

長老がチートすぎるのがキ
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バービー(2023年製作の映画)

2.6

バービーを買ってる層にはとても面白いんじゃないだろうか。
自分としては、観客を舐めるなと思った。車が跳ねるところは好き。

ピクセル(2015年製作の映画)

4.1

国際線に乗りながら吹替でみたが、こんなに楽しいことがあって良いのだろうかと思った。

ベイマックス(2014年製作の映画)

2.2

なんかわりとつまらなかった。つくり方が悪いのでは。

硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

-

ちょっとまだ評価できないが、イーストウッドが英霊を表象するとこうなる、という映画。最後の手紙が読まれる声に字幕がつかないのは人数が多いからではなくて霊の声だからだろう。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.6

冒頭が一番泣ける映画だが、それでもよいつくりになっている。作劇的にはわりと地味だが、冒頭の設定がとにかく究極的に良いので、なにをしてもよいつくりになっている。それがずるくはあるのだが、短編を3時間に伸>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.6

けっこういい話だった
女性側と年齢が近いので、わりとリアリティを感じながら見れた。

マネキン(1987年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

マネキンから人になるきっかけが全く論理的でなく、単に間一髪助かったという「時間の一致」(リュティ)の魔法的である様が、そのまま魔法を引き起こしているという変な話で、しかしそれは、思えばエジプトの美女の>>続きを読む

マイ・ボディガード(2004年製作の映画)

4.5

トップガンとデジャヴで散々酔わされたトニスコの作品なので、観たいと思いつつ長らく敬遠していたが、花粉で塞いでいた気持ちを晴らそうとして勢いで観た。
結果酔わなかったので、同じ理由で避けてる人には是非勧
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愛なのに(2021年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

思ったよりタイトル通りの話で、泣いた。
愛は存在を許されていないという話で、それはここの感想群も裏付けている。
いらない引き出物を分け合う、、。

ドラえもん のび太のドラビアンナイト(1991年製作の映画)

1.4

絵本と現実とアラビアンナイトが結びつく異常な設定の旨みがあまりないシナリオ、、。
ほんとに前作と同じシリーズ&監督か?

ドラえもんのポケットを奪われる展開も敵が頼りなさすぎるのでいまいちスリルがない
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ドラえもん のび太とアニマル惑星(1990年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

ご都合主義とデウスエクスマキナが多いので、
ドラえもん映画からは離れてしまっていたが、
今見返すと、むしろそこに妙味があったことに気付かされる。

ツキの月パート最高だし、スパイとのびたが対峙する時の
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恋は光(2022年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

芸術ってなんで素晴らしいんだ涙 こんなに元気の出る恋愛映画があって良いのか。
きたしろが光るところで普通に泣いてしまった。
「俺には見えているので あなたの美しい光が」のシーンもぐっときた。
そのまま
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友だちの恋人(1987年製作の映画)

-

字幕が読みづらくてけっこうつかれてしまった……😭
イヴ・クラインとブランシュ。

DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る(2011年製作の映画)

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AKB48、ドキュメンタリー映画の制作本数がそもそも凄いな。
すでに『AKB48とブラック企業』という素晴らしい評があるので特に付け足したい感想はないけれども、
過呼吸と闘う前田敦子の映像はやはりショ
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ただ、君を愛してる(2006年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

役者としての宮崎あおいのことが自分はどれくらい好きなのか確かめてみようと思ってみたけどけっこういい映画だった涙
「ちょっと待って 確かめてみようと思って それでも止まってくれる親切な人がいるかいないか
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