つっつーさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

つっつー

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スーパー!(2010年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

表面だけ見ればヒーローを揶揄した頭の悪いブラックコメディ。自分もそうなんだと思ってずっと観てた。ただ途中にポツポツと心を揺さぶるようなシーンはいくつかあったけど、すぐブラックコメディに戻るからただの繋>>続きを読む

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

色々言いたいけどすごくおもしろかった。心霊系の怖さはよくわからない未知なるものへの恐怖だけど、心霊系じゃないこの映画でも途中までそれと同じような恐怖があった。ただ心霊ほどの不明さはなくて「なんか気持ち>>続きを読む

冬の小鳥(2009年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

唯一話を聞いてあげようとしたのが身体測定の先生しかいなくて世知辛い世界だなと。でも一度死んで復活したあとは宣材写真でも笑うようになって、未来に生きることに前向きになったのは良かったね。必要ない小便のシ>>続きを読む

インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

鑑賞前から結果知ってたけど、スプリングボクスが勝ったときすごく昂った。前半の評議会でのマンデラの演説もかっこよかった。
前半後半で主人公が変わる構成になってるけど、映画の最初から最後まで描いているのは
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

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顔と名前が一致しないまま観終わって、鑑賞後に解説見てシーンの一つ一つの意味を知った。メタルギアやってるときも途中から完全に物語に置いてかれたし、ポリティカルフィクションでエスピオナージュものは一回だけ>>続きを読む

カンフー・パンダ2(2011年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

物語の最初からポーが強いということもあって、全体的に1よりアクションが増えてた。1にはなかったポーとマスターファイブの連携も多くていいチームだなぁとしみじみ。
1でも指折りを独学で会得してたからポーの
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カンフー・パンダ(2007年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

筋肉は硬さゆえに強固な壁となるが、皮下脂肪は威力の吸収かつ反発ができるから攻撃と防御を同時に行える皮下脂肪の方が強い。そんな馬鹿なことを堂々とやってるけど、アクションが滅茶苦茶かっこいい。竹馬で鍋シャ>>続きを読む

おろち(2008年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

山本太郎の演技と木村佳乃がヒステリックに狂ってるシーンは正直笑いながら観た。個人的にヒステリックに狂う人には恐怖を感じなくて、狂ってると悟られないくら静かに狂ってる人には恐怖を感じる。ということでラス>>続きを読む

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

現実の世界は自分の想像をゆうに越えてくるし、納得できないことだらけだなぁと改めて思う。これがフィクションだったとしたら「なんだこの取って付けたようなリアリティのない結末は」と憤慨してただろうから、自分>>続きを読む

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

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キリスト教とか油井事業とか色々描いてるけど、ダニエルの自分の外側にいる人間が勝つのは許せない、基本的に人間嫌いという生きざまが本筋だからキリスト教とかに明るくなくても理解できる…と思う。でも一回見ただ>>続きを読む

ポエトリー アグネスの詩(うた)(2010年製作の映画)

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主人公の行動の理屈はわかる。ただ心情は理解できないものが多くて、映画に乗れなかった。理屈は理解できて心情は理解できないキャラは、それが強烈な個であれば楽しめるんだけど、これはそういうのとはまた違う。資>>続きを読む

オアシス(2002年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

観始めてしばらくの間、自分の感情がわからなかった。物語的には問題はないんだけど、ずっと問題提起されてるような感じがして画面に釘付けにされる。
途中からこれは紛れもなく将軍と姫の純愛ということを理解して
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ドライヴ(2011年製作の映画)

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間が空いている印象が強い。だけど不思議とそれがイライラしない。多くを語らないハードボイルドってこういうことなのかと理解できて、洋画なのに侘び寂びも堪能できる。個人的にはヒロインが美人というより可愛い顔>>続きを読む

トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

前情報一切なしで鑑賞。裁判までは良質なホラーとして楽しんでた。トイレの隣の個室から覗く校長と、ミンスの弟のお尻を愛おしそうに撫でるパクのおぞましさに「うわぁ…」っと声をあげてしまい、裁判始まってからは>>続きを読む

ズートピア(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

完璧すぎて鳥肌立った。古くから根付いている偏見からその時代特有の偏見まで、取り扱いを間違えたら大変なことになる題材だけどさすがのディズニー。適度な踏み込み具合と着地点。
ディズニーだからエンタメは絶対
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アントマン(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

サイズが小さくなればなるほどスケールが大きくなるなんて考えたことなかった。でもそのサイズ小スケール大のときに普通の人間にはこう見えてますってのを差し込んでくるのが一々面白くて、このバランスがすごく好み>>続きを読む

この空の花 長岡花火物語(2012年製作の映画)

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長岡の花火と花と(戦)火の物語だけど、物語と言っていいのかどうか…。場面はどんどん変わるしインタビューも多いしカメラのこっち側に話しかけてくるし、文脈がものすごく特殊だから物語を純粋に楽しむって映画で>>続きを読む

ウォーリー(2008年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ゴミと化した地球でゴミ拾う独りぼっちのロボットに、いずれくる終焉を背後に感じながら小さな幸せを見守るみたいな話だと勝手に想像してたから、途中から戸惑ってしまった。ロボットの表情と表現力には深く感心して>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

作画すごい。かっこいいし気持ち悪いしで強烈に頭に残る。コスト的にも技術的にもこんな手描きアニメ今じゃ難しそう。映画だけじゃ物語の根幹であるAKIRAのことはよくわからなかったけど、作画と会話と雰囲気と>>続きを読む

クロニクル(2012年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

スクールカースト下位の子どもがデスノート拾っちゃったみたいな。この後マットはDCコミックス的ヒーローになるんだろうなと思うとワクワクする。ラーズ・アル・グールの本拠地ありそうだけど、マットなら余裕だろ>>続きを読む

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

とにかく押せ押せの弱肉強食の世界と血管がブチ切れそうなテンションでマッドマックス感がすごい。薬キメて乱交して、ノリノリなBGMが流れるから、観てるこっちまで薬キメたような興奮が湧き上がってきて何度も声>>続きを読む

シークレット・サンシャイン(2007年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

人が堕ち、狂う描写がとても丁寧に上手く描けてた。ちゃんと理詰め、且つ自然に堕ちていく。夫が亡くなった時に依存や信仰をジュンで行っていただけだから、事件後に宗教にハマってしまうのも納得。神の赦免の身勝手>>続きを読む

ファミリー・ツリー(2011年製作の映画)

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雰囲気が驚くほどいい。設定とあらすじを列挙したらドロドロで陰鬱にまみれるのに、さんさんたる太陽の明るい画とソロギターのBGMが気持ちいいくらいに画面を彩ってくれて、それが陰鬱を儚さとか哀切とか嫌じゃな>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

狂気全開の悪であるジョーカーがなんでバットマンの対なのかと思ったら、狂気と呼べるレベルで善を求める者がバットマンだった。狂気を持たない善だったから、デントはトゥーフェイスに堕ちてしまったんだろうな。

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

2の結果だけ知っていれば1の後に見てもいいくらい1の続編。バットマンは死んだけどブルースは生きてて自分の人生に戻ることができ、バットマンの勇姿によって人々の心に善が萌芽する。ヒーローものの王道の良さが>>続きを読む

アポカリプト(2006年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

前半はひたすら行進して色んな人からこっち凝視される映像が続いて、何を観ているのか釈然とせず混乱してくる。主人公と同じ気分。国に着いての未開社会ツアーはもう色々すごすぎる。ジャングルの王がひたすら逃げる>>続きを読む

8 Mile(2002年製作の映画)

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母親の性事情知らされるとかきついな…。そりゃグレる。

第9地区(2009年製作の映画)

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エビロボ戦で豚をぶっ飛ばして傭兵倒したところで吹いた。

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

マジックのシーンではfunの面白さもあるけど、116分間ずっとinterestingの面白さを提供し続けてくれてすごい。ローズがシュライク本人だと考えてたけどよく考えてみれば年齢的にそれはあり得ないよ>>続きを読む

ハッスル&フロウ(2005年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

終わり方がいいと聞いていたから、ラジオから流れてきてそのままEDになるのかなと予想していたけどそこでは終わらなかった。ラジオで流した曲がDJ達の熱を波及させ、同志ができて、きちんと結果まで描いていて本>>続きを読む

SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者(2012年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

登場人物のほとんどに対して「こいつ死なねぇかな…」と思いながら観た。1、2作目は世間のラップ観とその抑圧の物語だったけど、今作はそうではないからそこで好みが分かれると思う。最後の面会のシーンで市役所の>>続きを読む

SR サイタマノラッパー2 〜女子ラッパー☆傷だらけのライム〜(2010年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

1から立て続けに視聴。1より映画っぽくなってて見やすかった。どういう作品なのか分かって観れたから、正直1より響いた。1ではTomが吹っ切れた瞬間に終わってその後を映さないで終わったけど、アユムは吹っ切>>続きを読む

SR サイタマノラッパー(2008年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

この映画の見方を間違えた。物語のゴールは東京でラッパーとして大成することと思ってずっと観ていたけど、作品が描きたいゴールはそこではなく、夢を追う若者が夢を捨てきれずにまた一歩踏み出す瞬間だった。だから>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

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劇中のセリフ風に言うと「スパイ映画は最近のはシリアスすぎてダメだが、これは大好きだ。現実離れしてるからね。」って感じ。

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

誰でも一度は考えたことがある「社会で大成功してる人間は何か汚いことをしてる」っていう確証のない思い込みをリアルに映像化したような内容で嫌悪感がすごい。
半沢の存在しない半沢直樹みたいで、このLAのテレ
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