ipさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

キングダム(2019年製作の映画)

2.5

「ビビってる」「ダっセェ~」「ウケんだろ」って、この時代の言葉として適切なの?

知人から勧められたが、中国の歴史に関心が薄いため、じつはよくわかっていない。

メインキャストの人たちは台詞回しが中学
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白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

5.0

湊かなえ作品に☆5.0をつける日が来るとは思わなかった。しかも彼女を残念作家と認識したこの作品で!
あの三文小説をよくこんなメッセージ性がよく伝わる作品にしたものだと感動すらおぼえる。

原作が駄作な
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PARKS パークス(2016年製作の映画)

4.0

めっちゃ見たかった作品だから期待して見たのだけど、正直中盤はついていけない。
曲が完成したときのこれじゃない感にがっかりしたけど、映画としての終着地だけは忘れていなかったんだなという感想。

やっぱり
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四月の永い夢(2017年製作の映画)

4.5

七つの会議で見てから好きな女優、朝倉あきさん。900本目のレビューは彼女の主演作に。
特に目を引く特徴があるわけでもないが、整った和風美人顔。清楚系の顔立ちだけど、きれいな役ばかりでなく幅も広い、演技
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斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)

2.5

冒頭から山﨑賢人の棒読みナレーションが超絶聞き苦しい。
やる気なく冷めているぶっきらぼうさを演じるのと、感情を出さない棒読みは別。口に出す台詞はこの役作りで完璧だと思うが、脳内ツッコミはもうちょい呆れ
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愛とセックスとセレブリティ(2009年製作の映画)

3.0

最後のカエルが全部持っていって、どんな話だったか飛んじゃったよ。大御所の風格ただよう役者カエル。レビュー泣かせのエンドロール。笑

男も人のクズなんだけど、女も大概じゃないか。
イケメンは中身サイテー
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プラネタリウム(2016年製作の映画)

2.0

何も得るものがない時間と思ったのは僕だけではなかったのか。このレビュー欄を見て安心した。

ナタリー&リリー=ローズの姉妹と戦前ファッションが眼福で加点。

キスできる餃子(2017年製作の映画)

2.5

プライムであだっちぃーの作品見たことないのになぜ出演作をやたら勧めてくるんだ? Amazonこえーよ。アヤメくんは映画館でもう見たけど。

あだっちぃーの演技力はなかなか向上しないなぁー。サトミキも出
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.5

かなり評価が高いが、僕にはそこまででもなかった。
序盤でいい人に見えるモーガン・フリーマンと嫌な人に見えるジャック・ニコルソンの対極的な二人が意気投合し凡人にはできない経験をしていくことは、ストーリー
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やるっきゃ騎士(2015年製作の映画)

3.0

この学校のロケ地って、もしかして「笑ってはいけない」のしゃくれ警察署では?

「くっだらねぇ~」 って笑いながら見られる形が実写化映画の失敗しない唯一の方法かもしれないね。
「なんでやねん」「それおか
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LOVE MY LIFE ラブ マイ ライフ(2006年製作の映画)

4.5

世間に「認知」されているとはいえ、まだまだマイノリティの方への「理解」は現代でもまだまだ。僕も理解したつもりでできていないかもしれない。
LGBTQという言葉が広まるずっと前の06年だから今よりもずっ
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チワワは見ていた ポルノ女優と未亡人の秘密(2012年製作の映画)

3.5

大金が突然入ってきたパターン。
お金を返そうとして、誤解から突っぱねられるも強引に交流をもとうとする。
詐欺師と思われたところで普通は接近禁止になって終了です。

主人公がポルノ女優である必要性もなか
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箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

3.5

大杉漣さんの人柄の良さをよく知っているから、このイヤな父親役の好演ぶりがよくわかる。
まぁでもさすがに最後のシーンはどう考えても大杉さんの味方だわ。笑

我が大学の先輩みやちゃんさんがめっちゃ良い味出
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NANA2(2006年製作の映画)

2.0

なんか、バンドの皆さんのビジュアルが、日本を二分するほどの人気を持つようには見えない…

「タクミを超える」って何をもって? って思った。何がどうなれば超えたかがわかるものではないのに。作者も若かった
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悲しき玩具 伸子先生の気まぐれ(2015年製作の映画)

3.5

そのへんの映画よりずっと良かった。
AV女優のプロモーション的な要素があるからストーリーはAV的なんだけど、毒親との共存という意味ではずっとテーマのある作品だと思う。

実際はどうなのか知らないが、見
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すんドめNew(2017年製作の映画)

1.5

大学の授業で教わった。脚本に「絶世の美女」とあっても、ラジオならその一言で絶世の美女を表現できるが、テレビならそれが藤原紀香なら藤原紀香止まり、上戸彩なら上戸彩止まりと。
この作品はそれがよくわかる。
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

4.0

もう今年150本目を見てしまった。今年は抑え目にして去年買ったトリシティでツーリング行きたかったのに!泣

欲望とは、男よりも女の方が持ち合わせていると思う。
確かに性的欲求というか、女にがっつく男も
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.5

僕の関心からしたら絶対に選ばない映画だが「そういえば菅田将暉ってトリシティに乗るためにバイク免許とったのに、なんか若い頃(いや、今も若いけど)相手役の女優さんを後ろに乗せたポスターの映画あったな」と思>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.5

えぇ最後なに。死ぬの? 死ぬ必要性がわからない。それともこれも何かの表現?
阿部さんも「台本を読んでいって僕も騙されました」って、見抜くように作っていないから。僕が好きなのは「絶妙な塩梅で明かしていな
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.0

捜査ものなのか、ホラーなのか。
憶測の儀式説で結論づけようとした時点で、ホラー寄りかとは思ったけど。
内臓を切って埋め込んだと推測はいいとして、切り跡残さないなんて間黒男もビックリだな。

それよりも
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みちていく(2014年製作の映画)

2.5

「宇宙からしたらさ、私たちが宇宙だよね」
って、それが何? みたいなん。
深いこと考えてるっぽい人にありがちなインサート。それ必要?

女優を目指し、女優になった山田さん(新田役)。
後づけで女優にな
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PANDEMIC パンデミック(2016年製作の映画)

1.5

ただのゾンビ映画か。
感染症との戦いもなければ、人間ドラマもない。

混乱の原因も感染症ではないから、今の状況から連想して見た人は期待はずれ。
私も外しました。

主演の人スタイルいい!
医者じゃない
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21世紀の女の子(2018年製作の映画)

2.0

作品のコンセプトや、女性ならではの視点、演じ方などに大いに共感して見たが、ほとんどの作品が8分にまとまって完結しておらず、伝わってくるものがないと言っていい。
途中から途中までを見せられている感じ。
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.5

実話をもとに作られた話。FBIの人は架空の登場人物らしい。
面白い! 引き込まれた。

元になった話が実話なら、起こり得るのは戦後の時代だからこそ。今はこんなことに備えてさぞ警戒されまくりで不可能だろ
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不倫純愛(2010年製作の映画)

2.0

ストーリーの発想は好きだけど、とくに真新しさはない。嘉門洋子がひたすら脱いでますアピールが強くて作品が消えてる。そこを見せ場にしたいなら、見せてしまうシーンはひとつかふたつでいいはず。

作家が作家を
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欲動(2014年製作の映画)

2.5

若くして女優も監督もやりますってクリエーターの考える内容ってなんてみんな画一的でこればっかりなんだろう。

三津谷葉子も女性監督に口説かれてついに脱いだのか。んー、5年遅かったな…

斎藤工の精神不安
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コレクター 暴かれたナチスの真実(2016年製作の映画)

3.5

終盤の裁判が進む様子が新聞記事でハイライトになったのが残念。でも見入ってしまった。

真実を追求する記者は必要。彼らがいないと偏向報道しかなくなる。もちろん社の報道姿勢に同調し、その視点からの記事を書
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ベロニカとの記憶(2017年製作の映画)

4.5

とても穏やかではないストーリーを静かに描いていてこの作品の雰囲気がかなり好きだ。
あらすじやWikipediaを事前に読んでいたら、どんな下品なオバハンに誘惑されるのだろうと思ったら、とてもそんな人に
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見栄を張る(2016年製作の映画)

4.5

一貫して「見栄を張る」ことが根底にある主人公。そのため自分のことは棚上げで人の仕事を「依頼主が見栄を張る」ことで成り立つ仕事と思ってしまうところなんかも、タイトルにブレがない。

そして、演じることの
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クソ野郎と美しき世界(2018年製作の映画)

1.5

公開時難波か梅田か忘れたけど、TOHOシネマズが常に満席で見に行けなかったが、これは本当に演者の人気と作品のできの善し悪しが比例しないことを証明した。

馬場ふみかの飛び抜けたキャラクターはいいけど顔
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

1.5

たしかこの映画の予告では「ラスト、このタイトルに涙する」とあったと思うが、どこにタイトルを思い出して涙する要素があったのか不明。詐欺?

そもそも最初から期待ゼロだったが、アニメ版もWOWOWで見てい
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不倫する肉体(2014年製作の映画)

3.0

邦題がどうなんだろう。
不倫する人は体質というけど、僕は脳なんじゃないかなーと思ってる。

僕は男だから、このイゴールの心情に共感はしなくても理解はできる。
でもこのイゴールの奥さんが本当にいい人なん
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妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ(2018年製作の映画)

3.5

世の中に多い主人。
家族が暮らせるのは俺が汗水垂らして働いているからだ。「すべて」俺のおかげなんだ。
世の中に多い主婦。
朝から晩まで家事をして対価もない。週7の重労働に感謝の言葉さえ返ってこない。
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もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)

2.5

映画として締まりがない。結局考えを改めて踏み出したわけでもなし、仕方なく流されるその途中で話は終わり。

唯一主人公の心の動きを描いた場面である、パラサイト先がなくなると困るからと人を貶めようとする心
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パターソン(2016年製作の映画)

4.0

何か事件が起こること、非日常を期待したら期待外れかもしれん。
荻上直子作品の海外版だと思うと、受け入れられる。

途中の女の子の詩が美しかった。
翻訳しても美しかったですよ。

一週間を追いかけただけ
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鴨川ホルモー(2009年製作の映画)

1.5

なんか、独自の世界観についていけなかった。
神事なのに…とか実例挙げてツッコミ入れる気にもならん。
小学生が脳内で考えた設定に付き合わされているみたいだ。

ちー様目当てで見たのだが、まさか大木凡人呼
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