ipさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

十五才 学校IV(2000年製作の映画)

3.0

学校がほとんど出てこない。シリーズ化する必要なかった気がする。
共感するところは確かにあったけど、単発の作品ではなく学校IVとするのには疑問。

小学2年で祖父母のところへ一人で行きたいといい実行した
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学校III(1998年製作の映画)

4.0

「後妻業の女」を思わせるオープニング。大竹しのぶさん今回は悪人ではなかったのね。
黒田勇樹さんの演技力の高さ。本物かと思わせる。どこでどう間違ってハイパーメディアフリーターになったのか。

障がい者自
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学校II(1996年製作の映画)

4.5

エンドロールのキャスト欄で浜崎あゆみさんと安室奈美恵さんが共演している作品なんて他にあるだろうか。言われなきゃエイベックスで今の形でデビューする前の浜崎さんと気づかなかっただろうな。

フォロワーさん
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学校(1993年製作の映画)

5.0

中学2年の時に学校行事で観賞したのを思い出した。
当時は在日外国人への差別感情なんか持っていなくて、中国人や韓国人へ敬意も持っていたなぁ。この映画の登場人物や、日本に来て「頑張っている」人たちへの敬意
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ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

4.0

うつになった訳ではない周囲の人が、うつを適切に理解している重要な作品だと思う。

うつを患った自分だからこそ、今だから振り返ってあのときは甘えだったなーと思う。
今やっているように当たり前に働くことさ
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.5

作り手の本意ではないのだろうけど、結婚したくないなと改めて感じた。笑
育児と家事を引き受けた側(本作も含め今までの価値観なら女性であることが多い)の大変さはよくわかる。でも、外に出て収入を得ることを求
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ムーンライト(2016年製作の映画)

2.5

これがアカデミー賞かぁ。悪くはない作品だが、腑に落ちない。
いじめられていたことはゲイだから(周囲がどれだけ気づいていたかは知らないが)とか黒人だからとか関係ないはずだし、言われるがままの繊細な役だと
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

4.5

ボブの撮り方が上手い。カメラマンのねこへの愛情が伝わってくる。カメラマンは岩合さんじゃないかと思うほど。
世の中ねこ嫌いな人もたくさんいるはずだが、出てくる人たちがみんなねこ好きで幸福感のある映画。
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ホール・パス 帰ってきた夢の独身生活<1週間限定>(2011年製作の映画)

3.5

男の勝手な都合で進む話と思いきや、現実見ろというメッセージ。下世話な話を期待したのだが、良い話にまとまってしまってたのが少し残念。
しがらみがなくなってもモテるわけじゃないという当たり前のことを思い出
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.5

通っていた大学を歩いていると、これは何だろうと目を引くものがいくつか置かれていた。
自分が置いても無価値なガラクタなのに、それは何となくオーラを発している。理由はよくわからないが、アートとはそういうも
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

5.0

好きか嫌いか、良いと思うか思わないか、それは人それぞれだと思う。ただ、低評価にするにしても一度は見るべき作品だとは思う。

現場主義で命がけで動いた人がいなければ東日本全体で人が住めなくなったとしても
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スキャンダル(2019年製作の映画)

4.0

まず前提として、ハラスメントは行う側が一番悪い、という意見を述べておく。そうでないと後述の意見に対して、特に女性が勝手な受けとり方をして反感を持たれかねないので。

しかしそうしたセクハラやパワハラを
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モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

4.0

10万とか25万とか、気軽に話しすぎて金銭感覚が狂いそう。円じゃないんですよ。米ドルですよ。

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.5

真の悪が警察組織だったり、国だったりってのは散々描かれてきたことなのに、なんか新しく感じる。こういう見せ方もあるのかー、ってのは僕が同様の映画について無知なだけだと思うけど。
終始一貫して組織洗脳の怖
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秘密 THE TOP SECRET(2016年製作の映画)

3.5

栗山千明ファン歴23年になるが、こんな髪型のちー様見たことない! いつも以上にクールすぎ。

Wikipedia見るまで未来の設定を知らなかった。映画ではそういう設定がなかったのかな。
そもそもがSF
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.0

同じく毒母に育てられた人間として、思うところはある。気の毒には思う。
「自分はこういう境遇で被害者なんだ」→「だから自分は悪くない」と言わんばかりの人には嫌悪感しかない。昔自分がそうだったからこそ特に
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

5.0

他の方のコメントを見て、IMAXで見るべきだったと後悔するほど良かった。男たるもの、子どもの頃に一度は速くてカッコいい車を運転して、追い越しまくりたいと思ったもの。今は思わない。車間をしっかり空けて安>>続きを読む

去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

4.0

岩田さんファンの同僚から勧められ観賞。このタイトルと、主演がEXILEの人って時点で、毎年のように作られている大根芝居の安っぽい恋愛ものなのかなと勝手に思っていて実は乗り気ではなかったから、評価ぐっと>>続きを読む

ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

5.0

目に余るレベルに低俗な下ネタも嫌いじゃない(むしろめちゃめちゃ好きだ)。
でもこの作品が伝えようとしているのはそんなくだらないものだけじゃない。

・男女の価値観と恋愛観の違い
・ヤクの危険
・アンダ
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.5

すず風にゃんこ・金魚師匠のせいで僕の中のレディー・ガガさんのイメージが「何となく奇抜な格好や装飾品で目を引いているらしい人」だったのが、もはや一流女優でもあるシンガーじゃないか! これはスライディン>>続きを読む

ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.5

張り詰めた空気が息苦しさ全開だったけど、重い映画は嫌いではないのでなかなかに楽しめた。
でも、本当の悪は身内(FBIだったり警察だったり)というのはありきたりかなー。日本の映画やドラマでも多いし、事実
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ういらぶ。(2018年製作の映画)

1.5

桜井日奈子を見るためならこんな作品を見て時間をムダにするのも悪くはない。しかし、ロケ地岡山だから彼女が選ばれたのか、彼女だから岡山でやったのか。
演技力は可もなく不可もなくだが、役作りは頑張った方。
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グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇(2019年製作の映画)

2.0

前半はこれはもう★5候補ではと思っていたぐらい着想最高と思ったのだが、後半は駄作としか言いようがない。
占い師がシナリオの進行を左右するなんて脚本の世界ではタブー中のタブーだし(占い師に扮した事情を知
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

4.0

順番誤ったので再投稿。

WOWOW録画を観賞。WOWOWサイトによれば放送されたのは劇場版なんだそうだ。

日本語版の脚本どうやって考えてるんだ。どう考えても言語の翻訳ではない。絶対にオリジナル要素
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のぼうの城(2012年製作の映画)

2.5

野村萬斎さんの演技はなんかじわる。
他の作品でもセリフ回しが狂言師特有のアクセントが入るんだけど、それがキャラクターになっていて他の人にはできない。

作品としては特に印象に残ってない。
マルチになん
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追憶のエクスタシー(2017年製作の映画)

1.0

評価が悪い理由が見たことでよくわかる。本当に意味がわからない。それでもどんなにクソでも見ることに決めているので最後まで見ましたよ、レビューする以上は。

シナリオがモノローグで説明されるだけで、登場人
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踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望(2012年製作の映画)

3.5

今から15年ぐらい前、僕が通っていた大学に亀山千広氏が講演に来たことがあり、この作品にも触れていた。
彼が描いていたのはこういう終わらせ方だったのだろうか、理想的ではないかもしれないが彼のビジョンを現
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星を追う子ども(2011年製作の映画)

1.5

ジブリとの違いがわからない作風。作り手よがりの世界観にもついていけない。
WOWOWの新海特集もこれで全部見たぞ。食わず嫌いとは言わせない。

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

4.0

ストーリーと展開が好き。良いかどうかは知らない。自分にとっては波長が合う。
レトロ感と、綾瀬はるかのエレガントさ、月日と共に二人の変わる様子。

綾瀬さんは高慢というよりは乱暴な感じが残る。ごくせんの
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音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!(2018年製作の映画)

2.0

公開時から評価が低いのは知っていたがこの内容じゃ納得。

そういう作風なんだろうけど、演出、シーン、小ネタ、動き、何もかもがムダ。笑えるわけでもないし。

演技はイマイチだけど吉岡里帆の存在感と、やら
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名探偵コナン 瞳の中の暗殺者(2000年製作の映画)

2.0

金ロー視聴。
えぇぇ、こんなのが投票で1位なの…? が正直な感想。

良かったところとしては、動機が安っぽい恋愛感情とかじゃないところかな。特にアニメオリジナルではチープな動機で覚めるの多いから。
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.0

これで800レビュー達成なんだけど、どう評価すればいいんだよコレ。
門脇麦とちー様のツーショットが貴重すぎる。

僕とは縁遠い世界だからこういうのを描いた作品は逆に好き。
生前アタマ軽くて自分を安売り
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心が叫びたがってるんだ。(2017年製作の映画)

4.0

学園ものとしてはありきたりだし、めんどくさそうにしていたクラスメイトたちがほんの一つのきっかけで「やろうぜ!」「やりたいと思ってたんだ!」「うおー!」ってのはいささか安っぽい。

でも「言葉で傷つけた
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37セカンズ(2019年製作の映画)

3.0

前半と後半で評価が大きく異なる。
佳山明さんという役者を見事に発掘したオーディションが見事。
単に車椅子の本物の方というだけで大根演技なら困るわけで。話し方といい、唯一無二の役者じゃないかな。

過保
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ごくせん THE MOVIE(2009年製作の映画)

2.5

たぶんドラマシリーズを見ていた人にとってオールスター的な楽しみがあるんだろうなーってことはとても伝わってきた。
でも僕は1回も見たことはなくて、映画を1回見たぐらいでは追い付けるはずはないのであった。
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静かな雨(2020年製作の映画)

1.5

見終わって、「ヤマなしオチなし意味なし」って言葉がピッタリだと思った。前半死ぬほど退屈だなーと思っていて、後半盛り上がるかと思いきや、終盤もさらに退屈なまま。時間返してほしいレベル。
3回ぐらい時計を
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