yuukiteさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

黒水仙(1946年製作の映画)

4.1

むかしテレビやソフトで。珍しく吹き替え版が配信されてたので再見。マイケルパウエル×プレスバーガーの代表作。やはりジャックカーディフ撮影の構図が秀逸。ラスト近くのホラーサスペンス展開が素晴らしい。ブレイ>>続きを読む

女狐(1950年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

配信で。マイケルパウエル×プレスバーガー作品。ジェニファージョーンズが優柔不断なロマ娘を好演。結婚した神父を裏切ったり神との約束を破りラストは原題タイトル通り「地の底に消えた」。途中ちょっと退屈なメロ>>続きを読む

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.8

配信で。クリスパイン製作主演の中世冒険アクション。思っていたより楽しめた。役者の持ち味を引立てるピッタリなキャスティングも見事。デブドラゴンに笑った。続編も是非是非。

ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)

3.5

配信で。ミリーボビーブラウン製作主演のリベンジアドベンチャー。同じネトフリのブラウン製作主演の推理ドラマシリーズ同様エンタメな娯楽大作でファミリーで楽しめる。ドラゴン好きにもおすすめ。サントラスコアは>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.9

配信で再見。グレタガーウィグ作品。作品イメージよりテーマがミーニングライフ的な重厚ドラマ。何度観ても楽しめる。個人的には毎回アラン役のマイケルセラにツボる。

これからの人生(2020年製作の映画)

3.8

配信で。ソフィアローレン主演最新作。演技も美しさも衰えず。友情ドラマ。シモーヌシニョレ主演の同名フランス映画のイタリアリメイク。製作監督はカルロポンティとの実息子。

ひまわり(1970年製作の映画)

3.8

むかしテレビ放送で。配信で再見。ジョゼフEレビン×カルロポンティ×デシーカという強力な製作陣、ローレン×マストロヤンニ共演、マンシーニ音楽の名作メロドラマ。美しいテーマ曲が効いている。ひまわり畑を見る>>続きを読む

ふたりの女(1960年製作の映画)

3.7

配信で再見。デシーカ×ローレン初コンビの映画史に残る反戦映画の名作。ローマで食料品店を営む母娘が戦争激化で生まれ故郷に疎開する。そこで出会った反ファシズムの青年との友情。田舎町にもドイツ軍残党や連合軍>>続きを読む

子供たちは見ている(1942年製作の映画)

3.8

配信で。デシーカ初期の名作。両親の別れの過程を見ていた子供目線の心理ドラマ。主人公の男の子の表情がいちいち良い。ラストで母親に寄り添わないシーンが印象的。

ピートと秘密の友達(2016年製作の映画)

3.7

配信で。デビッドロウリー作品。ディズニーアニメの実写化。幼い頃、森の中での交通事故で両親亡くしたピートと、そのピートを森の奥深くで育てたドラゴンのエリオットとの友情物語。自然に優しい良質なアドベンチャ>>続きを読む

モンスタートラック(2016年製作の映画)

3.0

配信で。油田発掘現場から現れた未知の生物と青年の友情もの。トラックに忍ばせて捕らわれた仲間を取り返しに行く、いわゆるET的な展開。トラックアクションが見どころか。少し懐かしいロブロウやダニーグローバー>>続きを読む

ベビーシッターのモンスターハンティング・ガイド(2020年製作の映画)

3.0

配信で。割とタイトル通りなキッズ冒険アドベンチャーもの。ベビーシッターを頼まれた女の子がモンスターにさらわれた子供を仲間たちと取り返しに行く話。

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.0

配信で。マイケルシャノンが再びゾッド将軍を演じていると聞き観た。なかなか楽しめた。スーパーマンやバットマンなどかつてのDCもの観てると二倍以上楽しめる。まさか幻のNC版スーパーマンも見れるなんてティム>>続きを読む

マスターズ・オブ・ホラー(2018年製作の映画)

2.7

配信で。短編5本からなるホラーオムニバス。リチャードチェンバレン目的で。見た目も若々しくむかしの面影あり。2本目のジョーダンテ作品に登場。どれもこれもB級で何かの亜流な感じだが唯一4本目のモノクロビジ>>続きを読む

クーリエ 過去を運ぶ男(2011年製作の映画)

2.6

配信で。ウォーキングデッドで一躍有名になったジェフリーディーンモーガン主演のB級アクション。ツインピークスに出てたミゲルフェラー久しぶりに観た。名作「オマールの壁」ハニアブアサド監督がこんなの撮ってた>>続きを読む

REDリターンズ(2013年製作の映画)

3.5

配信で。ブルースウィルス後期の代表作。豪華キャストが再登場のスパイアクション。途中イビョンソン強すぎで笑える。アンソニーホプキンスがラスボスを好演。前二作合わせて観るとより楽しめる。

RED/レッド(2010年製作の映画)

3.6

続編観るべく配信で再見。豪華キャストが伝説のスパイを演じたスパイアクションもの。普通に楽しめる。REDは引退した年金生活者みたいな略。アーネストボーグナインやリチャードドレイファスなど70年代スターの>>続きを読む

ステップ・アップ(2006年製作の映画)

3.0

配信で。チャニングテイタム初期の主演作。所謂サタデーナイトフィーバーやダーティダンシングあたりから量産されてるダンス系恋愛もの。テイタムの流暢なダンスがたっぷり見れる。アンフレッチャー監督デビュー作。>>続きを読む

スペースマン(2024年製作の映画)

3.8

配信で。アダムサンドラー主演の異色SFもの。チェコの宇宙飛行士だからか少し東欧SFの匂い。地球に残した妻役にキャリーマリガン、仲良しになるハヌーシュの声にポールダノ、と贅沢なキャスティングでしばし独特>>続きを読む

PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.5

配信で。ニコラスケージ×アレックスウルフ(ウルフB弟)主演。元有名シェフが山の中の一軒家で一緒に暮らしていたトリュフピッグを盗まれ取返しに行く話。少しニューシネマ西部劇の匂い。ラストに流れるスプリング>>続きを読む

コネチカットにさよならを(2018年製作の映画)

3.3

配信で。SWローグワンで一躍有名になったベンメンデルソーン主演。会社を辞め家を出て自由に暮らし始めた中年男のドラマ。50を過ぎた中年男性におすすめ。

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.6

配信で。今のところアレックスガーランド最新作。予備知識なしで観るタイプの作品。安定のジェシーバックリー。007でMの補佐役してたロリーキニアの怪演。OPがレスリーダンカンver.で、EDクレジットはエ>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.4

配信で。かなりブラックなフランスコメディ映画。設定や状況がヤバめなので易々と笑えないが、、苦笑しつつも思わず爆笑してしまい少し反省、、を繰り返す鑑賞。

風が吹くまま(1999年製作の映画)

4.0

配信で。アッバスキアロスタミ作品。友だちのうちを探してからの一連の集大成のようにも感じる。携帯の電波を探す行動は、90年代後半に割とありがちな光景だった。

桜桃の味(1997年製作の映画)

4.0

配信で再見。アッバスキアロスタミ監督代表作のひとつ。鬼火的なヒューマンドラマ。前情報無しではじめて観たときは、かなり面白かった。ラストのアレ、今観ると何となく理解できた。

トラベラー(1974年製作の映画)

4.0

配信で。アッバスキアロスタミ監督初期作。大好きなサッカー試合を観に行きたい衝動に駆られ、あと先考えず猛進してしまう男の子の話。漫画的ラストに苦笑。

ホームワーク(1989年製作の映画)

4.0

配信で。アッバスキアロスタミ監督作品。「友だちのうちはどこ?」につづき、宿題をテーマにしたインタビュー映画。最後にキャメラの前に立つDV的トラウマを抱えた子供の姿から見えてくるイランの教育システム問題>>続きを読む

オリーブの林をぬけて(1994年製作の映画)

4.0

配信で。アッバスキアロスタミ監督初期三部作。前作「そして人生はつづく」のスピンオフ。新婚カップルシーンに焦点を当てた、求愛映画。ラストのロングショットの長回しがいい。

そして人生はつづく(1992年製作の映画)

4.0

配信で。アッバスキアロスタミ監督初期三部作。前作「友だちのうちはどこ?」のロケ地が大地震に遭い、出演者の無事を確かめに行くが。。

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.0

配信で。キアロスタミ初期三部作。間違えて持って来てしまった友だちのノートを返しに行くが。。周りの大人たちがウザい。

薔薇のスタビスキー(1973年製作の映画)

3.4

むかしテレビで。配信で再見。アランレネ作品。実在の人物をテーマに構成された割と社会派もの。ボルサリーノからのハマり所でベルモンドらしい役。全体のトーンや雰囲気も良い。

相続人(1973年製作の映画)

3.3

ベルモンド映画は「大頭脳」あたりからほぼテレビで。ドロンは映画館で観ていたがベルモンドはテレビで良いだろうと。本作あたりが人気もピークだったのでは。ラスト暗殺シーンを繰り返すのが見どころのひとつか。ビ>>続きを読む

ハーフ・ア・チャンス(1998年製作の映画)

3.3

公開時劇場で。劇場で最後に観たドロン&ベルモンド。結果そうなったが、観た当時も何故かこれが見納めだろうと思った。

幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

3.5

配信で。アニエスヴァルダ代表作のひとつ。自然と織りなす色取り取りの色彩が綺麗。愛についての倫理劇。

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.7

配信で。アニエスヴァルダ代表作のひとつ。パリ散策もの。街を歩いたり車に乗ったり。個人的にはミシェルルグランの演奏しながらの寸劇が観れるのが見どころのひとつ。映画館で上映される短編映画でゴダールとアンナ>>続きを読む

ラ・ポワント・クールト(1955年製作の映画)

3.3

配信で。アニエスヴァルダ長編デビュー作品。モノクロ。南仏の荒廃しつつある漁港を舞台に、そこに住む人々の生活と、都会から戻ってきた倦怠期夫婦の退屈な会話劇。アランレネによる編集がややヌーベルバーグっぽい>>続きを読む