tsubame737さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.7

IMAX版で鑑賞。
悪いところはシンウルトラマンと同じ。
iPhoneで撮ったような悪い画質や雑なCG、起承転結のはっきりしない数珠つなぎの脚本など

また、塚本晋也を比較的重要な脇役に配置したことと
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.6

ほとんどポール・ダノの一人芝居、時々彼とダニエル・ラドクリフの二人芝居

同じ監督コンビのeverything everywhere all at onceと同じく、科学を超えた事象が起きて、家族関係
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.9

二度見の上での感想。
二度見しないと気づかないことが多かった。
具体的に説明できないのだが、バースの切り替わりを瞬時に理解させてくれる編集が良いのだと思う

マトリックス、特に一作目のようだなと感じて
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.9

最初は職場をラブボ代わりに使ってる話かと思いきや、人種や年齢や性別について深刻な話だった。
理想の世界である映画と違い、現実はままらない。オリビア・コールマンがその切実さを強調する。心が病むのも無理は
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.9

ここ数年のパルムドール受賞作は、2016年の「わたしは、ダニエル・ブレイク」から本作まで、「TITANE/チタン」を除いて経済格差がテーマであるが、そんなにカンヌ映画祭は経済格差が好きなのか

本作は
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別れる決心(2022年製作の映画)

4.0

二度見したくなる映画。
この感想も二度見の上でのもの。

本作は思い込みとか幻想についての映画なのかなと感じた。
最初、刑事の彼は被疑者の彼女を疑い、考えながら質問していた。しかし、彼は彼女についての
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.2

映画館で観るべき一本であり、心地よい2時間だった。今週観た映画の中で一番の入りだった

序盤からジャズバンドの時限性について時々セリフで言及される。学生時代の持つ同様の時限性と合わさって、彼らの演奏が
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Sin Clock(2023年製作の映画)

3.8

シンクロニシティ、偶然は三人だけかと思っていたら。
人生やり直したいのも三人だけではなくて
低予算なりに頑張っていた
シーンとシーンの繋ぎがフェードアウトしかなく、約94分の上映時間の割にお話運びがモ
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エゴイスト(2023年製作の映画)

3.9

終始、手持ちカメラによる撮影シーンが多く、酔ってしまった。

終盤、鈴木亮平が泣きそうで泣かないシーンとか、小銭を落として序盤の宮沢氷魚を思い出して泣くシーンとかが良かった

鈴木亮平、サイコパスヤク
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.9

IMAX3Dで鑑賞。
MCUでは父親と息子だと骨肉の争いになりがちなのに、父親と娘だと共闘物になるのなぜ
キャラクター、美術、宇宙船での脱出、敵のアジトからの脱出と反乱などスターウォーズっぽい 
複数
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対峙(2021年製作の映画)

4.1

四人とも気を使いながら話しているような演技が良かった。
四人の座る位置の変化が気持ちの変化。

最後は赦すしかないんだろうな

バビロン(2021年製作の映画)

3.8

「雨に唄えば」っぽいなと思っていたら。
以下、思いついたこと
・LAの地下にとんでもない秘密がって、アンダー・ザ・シルバー・レイクか
(色んな意味でラ・ラ・ランドを裏返した作品)
・個人的な体験談だが
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.8

ホーム・アローンとダイ・ハードの合体。アクションシーンは面白かったけど、ダラダラ会話が長いかな

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.9

無駄なシーンがない。序盤の何気ないシーンは全て前振り

フィクションと分かっていても、心臓に悪い。

日の出のシーンとかどうやって撮影したんだろう

テス(1979年製作の映画)

3.8

テスがエンジェルに過去について告白した後のシーンでは、エンジェルの無表情さから彼の意思が読み取れる良い演技だった。
ナターシャキンスキーのか弱い美人ぷりが良かった。

公式パンフによると、ポランスキー
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ウエスト・エンド殺人事件(2022年製作の映画)

3.8

劇場で予告編を流しただけで、結局劇場公開されず、気になっていた作品

ミステリーとして驚くことはないけれど、時にドジっ子な一面を見せるシアーシャ・ローナンを愛でる一本。
シアーシャ・ローナンとサム・ロ
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.9

ファーストシーンは神の視点による島の風景。客観的に人間の諍いを見て、笑って、省みる映画であることの宣言のようだ。

変わる女と変われない男、増大する暴力など狭い空間の中で語られるモチーフは寓話なのだろ
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そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)

3.8

三浦監督の過去作「何者」もそうだが、行動する他人には辛辣で、行動しない自分には甘々な主人公の話。

そんな彼が自分の分身みたいな父親と再開して、反省し、周囲から許されるけれども、報いを受ける
何者は主
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.8

ワインスタインの顔がはっきり見えないのがよい。彼が問題なのだが、彼を支えるシステムも問題なのだから。

アクションシーンもないし、どんでん返しもないし、そのような刺激を求める人には不向き。記事になるま
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ラ・ブーム2(1982年製作の映画)

3.2

幼児をほっぽらかすのはいただけないし、父親のモラハラもいただけない。
1 キャラも再登場することもあり、話がとっ散らかりすぎかな。

正直、女優たちの綺麗さと主人公のノーブラ着衣おっぱいしか見どころが
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ラ・ブーム(1980年製作の映画)

3.8

老いも若きも色恋に夢中な登場人物ばかりのフランス映画は80年代もあるんだなと。

明確なゴールのない脚本やファッションショーみたいに色々着替えるシーンとかみたいに基本的には美少女主人公と美人の母親を愛
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

4.0

上映時間が長いが、モリコーネの活動期間が長いからしかたない。というか、これでも短い方では

ハリウッドにおいて作曲家の地位は低いとは聞いていたが、モリコーネの生きたイタリアも同様だったとは。
(テンプ
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ドリーム・ホース(2020年製作の映画)

3.8

年をとるに連れて、叶えられる夢も減っていく。でも、誰かに夢を託すことはいつでも出来る。

主人公の子どもたちがセリフで言及されるにとどまるように、本作ではほとんど若者が登場しない。この過疎化の進むウェ
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恋のいばら(2023年製作の映画)

3.7

玄関で松本穂香の目を合わせてくれない感じとか、猫背が玉城ティナと対象的で良かった。
スクールカーストが異なってそうな人から美容を教わるのは、ブレックファスト・クラブっぽいな
それと、鍵と鍵穴って男と女
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.5

前観て書いてないやつ。
皮肉りたいんだろうけど、リアリティがあるかと言われればないし、シェフと部下の動機と行動が理解できないなあ

チョコレートな人々(2022年製作の映画)

4.0

豊橋駅前のこのチョコレート屋を見かけたことがあったけど、今度は買おう

社長の意思がすごいんだけど、気持ちがあれば何とか前進できることを教えてくれる。
社長の奥さんも妊娠とかあったのに、良く我慢出来た
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.9

成田周辺で飛行機を撃墜させたら、大惨事だと思うが。
満席の飛行機は御巣鷹山の事故を思い出すし、撃墜させるさせないは大韓航空機撃墜事件を思い出させる

序盤、うっすら白いモヤがかかったかのような画面が目
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ファイブ・デビルズ(2021年製作の映画)

4.0

話があらぬ方向に向かうのが面白かった。
公式パンフの監督兼脚本家のインタビューを読むと、作り上げた設定をわざと抜いて撮影したらしい。その設定が知りたい

カンフースタントマン 龍虎武師(2021年製作の映画)

3.8

本作を観て思い出した映画が二つ。
一つは「蒲田行進曲」、もう一つがハリウッドのドキュメンタリー映画「スタントウーマン」

香港映画も日本映画同様に金が無い。だから個人の身体能力や勇気に頼るしかなく、格
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マッドゴッド(2021年製作の映画)

3.6

ディストピアものだと、こういうオチになることもあるよね
マッドマックスと指輪物語のモルドールとジャンクヘッドを混ぜて、グロさを加えたような映画

ウォレスとグルミット/チーズ・ホリデー(1989年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭で鑑賞
月面旅行の末に出会ったのは知的生命体ではなく、コイン式のロボット

ファミリーガイの犬もそうだが、賢い犬キャラって人気なんだろうか

ウォレスとグルミット、危機一髪!(1995年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭で鑑賞
ひつじのショーン登場作で、内容も少し大人向け

出勤シーンがサンダーバードみたいで笑ってしまった

ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!(1993年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭で鑑賞
キャラも鉄道模型も背景も動くし、どうやって撮影したんだと思う

Mr.Children 「GIFT for you」(2022年製作の映画)

3.9

帰省ついでの鑑賞
ファンではないけど、昔良く聞いていた人間の感想。
ミスチルは人気×活動期間の意味で偉大なんだなと

2000円弱でミスチルのライブが大画面と良い音響で味わえるのはお得の一言。しかも、
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.1

三つのシーンが印象的 
①会長へのインタビューシーン。
会長役の三浦友和は寄り、記者は引きで撮影。三浦友和に感情移入させる演出だろう。それと、最後に三浦友和の本音が漏れるが、そのシーンでジムトレーナー
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