TSUJINOYusukeさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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パラレルワールド・ラブストーリー(2019年製作の映画)

3.0

大学時代に読んだ本なので、より心奪われる内容だったけど、映画となると今観たので、本には勝てなかったかなぁという印象。

記憶操作の機械、まぁああいう風に、コントっぽく見えちゃってしまうのは仕方がないか
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私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

3.5

内容は重く深いけど見やすい。

ナレーションもいい。心底にある怒りとともに回想的な雰囲気、でも"過去"ではなく"現在"。

それにしても、この映画を観てると、迫害の話は、過去の映画による印象操作は強か
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チャイルド44 森に消えた子供たち(2015年製作の映画)

3.0

せっかく美味しい材料を、いろんな味付けしちゃって逆に普通の料理にしちゃった感じ。

軸となる事件に焦点を置き続ければよかったのに。

確かに共産主義国家の異常性を示す必要はあっただろうけど、そっちに時
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アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男(2015年製作の映画)

3.0

似たような映画を最近観たけど、そっちのほうが良かったな。

政治的な動きが見えたり、裁判中も見れたり等。

捕まえることとともに、他に何を描きたかったのだろう。

太陽の蓋(2016年製作の映画)

3.0

どこから見るかによって内容が変わる。

政治色もあるとなおさらそう見え、なんとも言えなくなる。

でも、その時々でできる限りのことはしたっていうことでしょう。

歴史が解決してくれる、そういった意味で
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.0

正直、仁義なき戦い感がある、時代的には昭和だった最初の作品のほうが好きだけど、こちらもよかった。

バトルシーン、カーアクションなど豪華でしたね。その分キャスティングは抑えめだったのでしょうか。

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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.0

そもそも壮大・長大な三國志の物語を2時間ちょっとで映画化すると薄〜い内容にならざるを得ない。

悪ふざけ、アドリブ合戦、それに笑ってしまいそうな演者がいるなどは苦手な人は苦手だろうけど、嫌いではない。
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ミラノカリブロ9(1972年製作の映画)

3.5

B級映画らしいけど、予算云々ではない。

確かに間延びした、政治信条のやり合いがあったけど。

フィルム・ノワールってだけでだいだい結末が分かるね。

コップランド(1997年製作の映画)

3.0

筋肉隆々のスタローンが(一見)冴えない役を演じるために、だらしない肉体にしたとか。

デニーロも出てくるけど、友情?特別?出演みたいなもの。

ニューヨーク市警の裏を暴く、にしてはそこまで深く強い相手
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ザ・レポート(2019年製作の映画)

3.0

事実、なドラマなんでしょう。

なんだかんだ言って、立法が行政を監視できているのはさすが米国か。

事実なので、脚色し過ぎるのはよくないけど、もう少しラスボス感がある人や政治闘争があると見応えがあった
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検事フリッツ・バウアー ナチスを追い詰めた男(2016年製作の映画)

3.5

もちろん興味深い題材だし、惹き込まれるタイトルで、映像もいいけど、もう一つ深みがほしい。

1時間半だからかもしれないけど、メインキャラクターの過去や行状を、ワードを出すだけでなく、もう少し掘り下げる
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007/死ぬのは奴らだ(1973年製作の映画)

3.5

ロジャー・ムーア初007。

近未来感がありすぎな敵の技術じゃないかな。

それとタロット占いや儀式とのギャップがおもしろい。

ボンド・ガール、指折りの美人。

マージン・コール(2011年製作の映画)

3.5

単なる一晩、一日の話。

でも、社会や会社や従業員たちに多大な影響をもたらすリスクを発見し、逃げ切ろうとする。

金融業界だと冷徹な判断がより必要なんだろうけど、職業倫理・良心として葛藤する。

落ち
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バンク・ジョブ(2008年製作の映画)

3.0

少なくとも二度は観ていると途中で気付くくらい記憶がなかった映画。

確か飛行機内で英語で観たからかも。

実話を基にしているからおそろしい。

銀行強盗というよりも隠し金庫の秘密たちのほうが。

トーマス・クラウン・アフェアー(1999年製作の映画)

3.0

スマートで無駄のない泥棒、窃盗犯。

矛盾しているような、成立するわけないような主人公。

先の先まで読んでいる、でも何がしたかったのか。

一番盗みたかったのはなんちゃらとかのキザなストーリーなのか
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15ミニッツ(2001年製作の映画)

3.5

何回か観たことがあるはずだけど、毎回途中まで初見のイメージ。

途中でそこそこの出来事があるにもかかわらず。

と思えば後継感が少し出ていたなぁ。

最後に自由の女神をちゃんと映すところが悲哀を感じれ
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アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

3.0

ぶちギレて脱獄する。

悪い奴が逆転する謎の世界。

でも鼻をあかすのはすっきりするもんだ。

ザ・クライアント 依頼人(1994年製作の映画)

3.5

知り合っちゃって、見ちゃって、追われちゃう。

弁護士と検察官、そして当事者がもう少し仲良く協力したらと思いましたが、そういうもんなんですかね。

主人公、もちろん今は大人でしょうが、俳優で活躍してい
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ブラッド・ワーク(2002年製作の映画)

3.5

面白い、というか面白い風。

謎に入るきっかけや、その後の展開も楽しみにさせる。

、、、が、犯人がなんとなく分かってしまう。

そして最後がよくあるパターンで評価が決まってしまう映画。

許されざる者(1992年製作の映画)

3.5

前も観たことあるような。

分かりやすく、見やすく、見入っちゃうところがあるね。

こういう時代があったのかなぁ、西部劇。

よくよく考えると、悪いのはどっち?許されざる者とは誰?

戦争と人間 第三部 完結篇(1973年製作の映画)

3.0

もちろん人間ドラマを描いたっていいし、もちろん一人一人のドラマはあるんだけど、その分戦争自体の怖さや財閥の暗躍などが回を重ねるごとに薄まったような。

やっぱり敗戦後までやってほしかった。

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.5

確かに日本っぽくないシーンが多々あるけど。

やや香港マフィアっぽいけど。

高倉健、若山富三郎、松田優作などヤクザ映画には欠かせない、実績も豊富で、なにしろオーラがある。

日本人監督が撮ったらまた
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社葬(1989年製作の映画)

3.0

会長派vs社長派の覇権争い。

同族・親族経営なども絡み合い面白おかしく。

誰しもが弱みを持ち、それによって判断・決定が左右される。

それは良くないねー。

金融腐蝕列島 〔呪縛〕(1999年製作の映画)

3.5

経営陣総崩れ、大ボスも逃げ切れるか。

実話、ほぼ実話、黒幕まではどこまでリアルか分からないけど。

中堅若手の改革チーム、乗り切ったかそれは明確ではなくて。

原田監督の後の映画と比較するとけっこう
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

4.0

ああー、泣いてしまいました。

行政側のこともなんとなく分かるからみんな悪くないし、みんな悪い。

原作と結構違うみたいですね。読んでから判断してみたいですが、映画脚本も巧妙に作られていると思います。
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

Filmarksの試写会で観ました!

後半1時間弱からガラッと演出などの雰囲気が変わるような、前半はスリル+サスペンス、後半はホラー+ヒューマニズム。

実話だから怖い、でもこういった英雄は記録とし
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目撃(1997年製作の映画)

3.5

前にも観たことがあったなぁ。

簡単なストーリーかもしれないけど、楽に分かりやすく観ることができる。

最後は揉み消ししたのかぁという諦観をクリント・イーストウッドから感じ取れた。

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.5

飛行機事故の前と最中を描いていると思ったら後が主軸とは。

確かにああいう疑いもあったんだなぁ。

英雄はそれを証明し、英雄は一人ではなかった、あるいは英雄なんておらず奇跡だった。

チャーチル ノルマンディーの決断(2017年製作の映画)

3.5

ゲイリー・オールドマンのチャーチルとはあまり似てないけど、同時期に上映されたため、比較されるだろうなぁ。

もちろん内容もだろうけど、そこまで悪くないけども、テーマ、題材が弱いかなぁ。

ガリポリの回
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.5

前編を観る前に、テレビでやっていたのを観ちゃったから、良くわからないところがあったけど、ハリー・ポッターの前の話ね。

本も読んでないけど、ハリー・ポッターシリーズではっきりしてなかったところなどが分
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.5

ジャン・レノ、ゲイリー・オールドマン、ナタリー・ポートマン、もう揃うことはないだろうなぁ。

悪役、ヒロインなどみんな適して、巧い。

大誘拐 RAINBOW KIDS(1991年製作の映画)

3.5

おばあちゃんの真の目的、最後の語りを撮りたいがために監督した感じがするなぁ。

一つ一つ種明かしされるトリックもあれば、後で分かるトリックもある。

コメディ演技の緒形拳も味があって良いね。

東京裁判(1983年製作の映画)

4.5

ノンフィクションだけど、編集に伝わるものがあって。

主義主張より事実として見応えがあるもの。

アメリカのほうが映像や情報公開があるというのはなんだろう。

ただ観るということだけで価値がある。

陽のあたる場所(1951年製作の映画)

3.5

悲劇というか自業自得、甘めに言うとタイミングが悪かった不運。

そういった主人公の新天地、恋愛、事件。

家族は信じ深かったというのは一種の皮肉か。

この映画後も手を替え品を替えで用いられたモチーフ
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