oyuさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

トランク ~走る密室~(2024年製作の映画)

2.5

トランク閉じ込め拉致といえばハルベリーのthe callだけど、これはその流れも汲みつつ、今っぽい裏切りと結末があった
あまぷら×MGMでこれをやる意義みたいなとこはあんまり見えなかったな

ザ・ミスト(2018年製作の映画)

3.0

斬新な「新世代」の表現だわ……
そしてあたらしい世界は、ある層にとっての地獄でもあった

呪われた息子の母 ローラ(2021年製作の映画)

3.5

数ある悪魔崇拝ものという括りの中ではhereditaryの次によかった……!
気持ち悪いし希望はないし、やっぱり何が現実なのか、最後までわからない
邦題だと母親にフォーカスさせていたけど、現代どおりS
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ザ・キッチン(2023年製作の映画)

3.0

なんとダニエルカルーヤ監督・脚本……!
近未来ロンドンと立ち退きを迫られる自治区の対比とそのデザインがよかった

バーニング・シー(2021年製作の映画)

2.5

名作「バーニング・オーシャン」の二番煎じやろとかおもってすみませんでした
確かにパニック感やカタルシスの盛り上げ方に欠けるところはあったけど、舞台設定や間近に熱を感じそうな"燃える海"のあの演出はよか
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サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

4.0

日本の特撮戦隊モノへのリスペクトにあふれた快作だった!
なんかちょっと中二病っぽいネーミングだけど、さぞ恐ろしい内容なんだろうとどきどきして再生ボタンを押したおれへの気持ちいい裏切り
この内容とクオリ
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クラウディ・マウンテン(2021年製作の映画)

3.0

中華ディザスタームービーへの信頼度は高い
豪雨の中の親子バディによるロッククライミングシーンはずっと手のひらがびしょびしょの状態で観た

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.5

ブニュエルっぽかった〜
あらゆる武器商人にあの死に方を望みたい

クローブヒッチ・キラー(2018年製作の映画)

2.0

あの街であの家族だったからこそかな……
BGMがほとんどなくて淡々と進み淡々と結末を迎える

バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

5.0

「小さき子らよ、むつみ合え」
この映画が完璧でなければ、この映画が美しくなければ、ほかに何がそうだと言うんだろうか
晩餐会が始まるまでの語りもさることながら、12人での晩餐という舞台設定の万全ぶり、そ
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

2.5

酷すぎる、あんまりよ………
降霊術は危ないからやったあかんよ映画だった

女神の継承(2021年製作の映画)

2.5

観ている側もどんどんあの混乱に巻き込む勢いがあった
しかし舞台設定や演出もあるけど、コクソンは別格だったんだわ

最後まで行く(2023年製作の映画)

2.0

Netflixに最後まで行くが入ってヤッタ〜!とおもってたら日本版だった時の悲しみがおまえにわかるのか?

枯れ葉(2023年製作の映画)

3.5

カウリスマキの映画を観るといつも、本当はこれくらいでいいんだ、という気がしてくる
挨拶や感謝の言葉も馴れ合いも、物語にギリギリ必要なコミュニケーション

難民連作よりももっと時勢を反映した情報の総量が
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バトル・インフェルノ(2019年製作の映画)

2.5

これ以上のいいラストはなかっただろうな〜〜
彼が起き上がって本丸が現れようとする時、「いいぞいいぞー!!」と声が出た
邦題はそのまま「祓魔の時間」とかの方がよかったな

靴職人と魔法のミシン(2014年製作の映画)

2.5

もっとadam sandlerを観たかった者としては物足りなかったけど、たのしかった

グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.0

時間の経過の表現がよかった
難解ではあるけど、最後のシーンで明らかになることが多い、大人のファンタジー

ハリガン氏の電話(2022年製作の映画)

2.5

おれたちは死ぬ時がスマホを手放す最後のチャンスなのか

#マンホール(2023年製作の映画)

2.0

ストーリーとしてはいいワンシチュなのに、スマホの充電は全然気にしないリアリティのなさと演技の下手さが気になってしょうがなかった

クロニクル(2012年製作の映画)

4.0

2013年の映画だったのか!クローバーフィールド無印を初めて観た時みたいなわくわくがあったわ〜
イノセンツのハイティーン版
“I’m an apex predator”言いたかっただけやろ

終わらない週末(2023年製作の映画)

4.0

2023年版アポカリプスの決定版
この物語に登場する彼らは、おれたちそのものだった
世界を知れば知るほど人間を憎んで怒り、怯え、恐怖のあまり楽観的になり、the worst case scenario
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.0

話の繋ぎ方が上手くて上手くて、しかもそれが主演ふたりの演技によるところが大きいのがまた面白くて目が離せない
わかるわ〜(※わかってはいけない)を積み重ねて、どこまでもマイペースなふたりのラスト、そして
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

4.0

「悲しみは使い古した喜び」
くたびれた旧友同士の中年ふたりがキャンプと温泉のロードトリップへ行って帰るだけの話なのに、ああこういう瞬間って人生にあるよね、と感じるシーンが積み重なり、ただ思い出話や内省
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