モモンガーさんの映画レビュー・感想・評価

モモンガー

モモンガー

カミングスーン(2008年製作の映画)

3.4

ホラーですが、テーマ性があり日本的な仕上がりになっていて意外と楽しめました。復讐、報復による「目には目を」が興味本位の対象でいいのか?…ホラー仕立てです。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

日本のお家芸&原点回帰
巨額な制作費、惜しみなくCG投入、大勢のキャストといった、この手の映画制作に一石を投じる映画で、VFXの可能性を見事に出し切り、"あちら"で賞を射抜いたことに納得。
確かに、惜
>>続きを読む

シルバー・ダラー・ロードの記憶(2023年製作の映画)

3.3

ドキュメンタリー
人種差別の問題を絡ませた土地の所有権を巡る事件、記録のドキュメンタリー映画。

ドーム/寄宿舎(2006年製作の映画)

3.4

ダークファンタジードラマ
始まりから中盤までは、少年School形の展開で見どころなくダレますが、中盤から終わりはファンタジードラマとして流れような展開で見入りました。
ありがちなエンドですが、スッキ
>>続きを読む

見えざる手のある風景(2023年製作の映画)

3.5

面白い視点の社会風刺が織り込まれたアンニュイ感漂うSF映画
なかなか無い感覚で面白かった。
宇宙人が意思を伝える手法が斬新&地球乗っ取り、支配方法のアイデアが斬新。
一番は登場人物、取分け主演の男の子
>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.3

テーマは分かりやすい位の演出ですが、
全体的にツボらず。
ポップ&コメディ系ですが…

ロスト・フライト(2022年製作の映画)

3.4

アクションスリラーにあるあるの構成ですが、その分何も考えずに=ツッコミどころ無視で、楽しめました。
王道の娯楽作

暗数殺人(2018年製作の映画)

3.5

実話に基づいた映画ですが…
韓国の事件実輪系は、結構サイコチックなものが多い気がします。
キム・ユンソクさん演じる役がピッタリ。

アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発(2015年製作の映画)

3.7

実験方法に賛否両論なれど、人間の社会性の本質を暴いた、興味深い実験「ミリグラム実験」のドキュメンタリー的なドラマ。当時の実験にどれぐらい忠実であったかは定かではありませんが、想像するに十分な演出で面白>>続きを読む

THE NET 網に囚われた男(2016年製作の映画)

3.5

日本人には無い感覚の事件&実情が描かれていて、展開に見入りました。
ただ、結局は転向すれば良かったんじゃない?的な視点で言うと韓国よりの構成になっているかと。人柄の良さ故に、伝言を伝えに行ったことが全
>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

劇場に観に行ってきました。
面白かった。ドラマというジャンルで上映時間の長さが気になり躊躇していましたが、劇場に行って正解です。ノーラン監督の鬼才ぶりを改めて実感。
時系列と登場人物の多さ、テンポある
>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

3.4

テーマ、ストーリー構成の妙は認めますが、あまり好きな映画でありませんでした。バリー・コーガン、“聖なる鹿殺し”や“ベルファスト”といい本作といい、サイコチックな役はハマリ役かと。

怪物(2023年製作の映画)

3.8

いい映画!
MADE IN JAPANでこの類の作品ができるとは。是枝監督に脱帽
タイトルもピッタシ。

対峙(2021年製作の映画)

3.7

ほとんど4人だけの会話で、ストーリーも単純ですが、緊迫感が伝わり話を聞き入ってしまいます。加害者の家族も同様に重責に苛まれていることを身を持って知る、憎しみで解決は図れない、こうした気付き機会と対峙、>>続きを読む

セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

3.6

モンゴルの首都ウランバートルを背景とした珍しい作品で、アダルトグッズ店でバイトする若き主人公の人生観を模索するヒューマンドラマです。
ウランバートルの町並み、風俗が垣間見え、ストーリーも面白く見入りま
>>続きを読む

エアベンダー(2010年製作の映画)

3.2

巷では、シャマラン作品ということでハードルを上げすぎで低評価なれど、ファンタジーモノとして割り切れば、そこそこ楽しめました。
シャマランさんが好きなテレパシー、気がテーマなので、スプリットやアンブレイ
>>続きを読む

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.1

シャマラン監督ならではの映画
”愛は地球を救う“
キャスティングに違和感を感じました。

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.4

ケリー・ライカート監督作品の全てを見ているわけではないですが、この作品、オールド・ジョイ、ミークス・カットオフともに、雰囲気、カット構成がクリント・イーストウッド作品に似ています。
エンタメ性は無いで
>>続きを読む

マジック(1978年製作の映画)

3.3

精神状態と腹話術をかけ合わせた構成が面白かった。不気味な精神系の役を演じるアンソニー・ホプキンスは流石というかはまり役ですね。

地獄の門 4K レストア版(1980年製作の映画)

3.1

サングリアの方が纏まりがいい。
ビジュアル的に、どう観衆を気味悪くさせるかという努力が感じられるますが、今とはなっては、ストーリーさえB級
ただ、こういう映画があるからこそ、ホラー系スプラッター系の特
>>続きを読む

生きる(1952年製作の映画)

3.6

黒澤流の社会道徳感がヒシヒシと感じられる映画。葬儀後半、役場の職員達の回想、推察を元にした話の展開は、十二人の怒れる男風で、見応えありました。
変化がテーマの一つにあります。
志村喬さんの演技に大拍手
>>続きを読む

アルタード・ステーツ/未知への挑戦(1979年製作の映画)

3.3

ラッセル監督作品は、愛だの真理だの宇宙感的探求と芸術性映像美をテーマにするから、ツボらないと分けわからん前衛芸術作品にしか映らない。

>|