新木さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.6

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ものすごくついていけませんでした。当時、仮面ライダーに熱中していた方々に向けた作品だと思います。そして、その方々が好みそうな女優としての浜辺美波というセレクトも見え透いてもう。
よくわからない設定を口
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

2.4

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2022年の日本での興行収入1位作品ということみたいなのですが、『スラムダンク』との差は歴然。前半のアニメのクオリティも良くなく、さらに肝心のAdoの歌とUTAのキャラクタービジュアルが個人的にマッチ>>続きを読む

目の見えない白鳥さん、アートを見にいく(2022年製作の映画)

2.9

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ものすごく気になっていた本が映画化されていたかつ、当のご本人のトークもあるということで鑑賞。全盲の方のアート鑑賞という点では興味深かったが、白鳥さんへのハードルを高くしすぎてしまった感が残ります。ご本>>続きを読む

いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

3.6

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同僚が歴代ベスト5に入ると言ってましたものですから、そのときまで名前も聞いたことなかった本作を鑑賞。
シングルファーザー、余命わずか、裕福ではない、子ども、といったいかにも御涙頂戴な要素が満載にもかか
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

3.7

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新作『逆転のトライアングル』から興味津々のリューベン・オストルンド監督。よく目にしていたが邦題がパッとせずスルーしていた同作。フレンチアルプスで起こった雪崩がその家族関係にまで影響を及ぼし、そこからす>>続きを読む

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.4

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『エブエブ』だの『フェイブルマンズ』だの『バビロン』だのの話題作を余裕でぶっ飛ばす、欲という名のゲロとクソにまみれ、俗世間でしか通用しない富と名声が豪華客船とともに転覆するハイパーカウンタームービー『>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.2

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スピルバーグ監督の半生を描いた自伝的作品ということであまり御大のことを知らないため期待値あげての鑑賞。当時の映画業界と深く関連させるような『バビロン』みたいな感じの仕上がりかと思いきや、主たるストーリ>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.3

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「ただのお弁当屋さんです」
ラストシーンで出自を聞かれたちひろ(有村架純)が言ったその言葉になにか引っ掛かるものがあり、その「なにか」を考えているのですがまとまらず。最近『さよなら肉食』という本を読み
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.1

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マンネリを防ぐのに精一杯感のある(ように個人的には思えてしまう)近作のMCU。アントマンも前作どんな話だったかほぼ覚えておらず、今作では娘キャシーのひょんな発明?から量子の世界へ。さらにその世界には祖>>続きを読む

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.4

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サム・メンデス監督は『1917』以来ではあるが、遡ると『アメリカンビューティー』もそうであるので、本作含め振り幅の幅の広いこと広いこと。
『エンパイア・オブ・ライト』のタイトルとメインビジュアルである
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別れる決心(2022年製作の映画)

-

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ほぼ寝てしまってほんとすんません

タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

4.4

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どこもかしこもほぼほぼ満員の25周年目の『タイタニック』。自分もぎりぎり当時の劇場で観た記憶はないので、金ローなどでだいぶ擦られている分、映画館でなければこの先も観る機会はなかったでしょう。だが、改め>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

3.5

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個人的には2023年でいちばん最初の期待作であった本作。ブラピの渋い感じのビジュアルが映え、監督も(どちらに転ぶかわからないが)デイミアン・チャゼルと話題性の高い布陣にますますそれは募る。

結論から
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対峙(2021年製作の映画)

3.5

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あらかじめ背景を明かさず、夫婦同士の会話から情報が出されていくなかで、この4人の関係性と起きてしまったことに対する自分のなかでの捉え方が見事に変えられてしまった(というか整理できずにこの先もずっと考え>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.8

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『スリー・ビルボード』の衝撃からもう5年経ったんですね。待望の最新作でマクドナー監督は、どんな風刺をしてくるのかと期待せずにはいられなかったのですが、タイトル→『イニシェリン島の精霊』、メインビジュア>>続きを読む

ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

前作『ライトハウス』はだいぶ寝てしまったのであまり覚えてないのですが、なんとなく気になる監督がロバート・エガース。そして今作もご多分にもれず、冒頭10〜15分うつらうつらと寝てしまい、どうやら暗い画面>>続きを読む

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.5

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菅原道真の子孫ってだけでそんなすごい呪力があるのかってびっくりしました。それとすぐる?が思ったより弱すぎてびっくりしました。

戦闘シーンの見せどころはそこまでなかったので、里香ちゃんが特急たる所以の
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離ればなれになっても(2020年製作の映画)

3.4

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2023年1作目はイタリア映画。
幼き頃から時間をともにした3人の男と1人の女。それらの人生を60歳くらい(?)までを140分弱で描こうとした本作は、ある意味無謀で。そのひとつひとつエピソードにまるで
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そばかす(2022年製作の映画)

3.5

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なんか書こうと思ったけど忘れたpart3

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.2

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なんか書こうと思ったけど忘れたpart2

グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.5

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なんか書こうと思ったけど忘れた

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.7

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岸井ゆきのの存在感には以前から気になるものがあり、本作ではタイトルにもあるとおりその眼差しが大きなキーになってくるものではあったんですが、まずは女優してんなーと嬉しく思いました。

耳の聞こえない女性
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マッドゴッド(2021年製作の映画)

2.3

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1、2年にひと作品くらい界隈で話題になるストップモーション系の作品。毎回気にはなってしまうので、ついつい観てしまうのですが、面白かった記憶はひとつもなかったような。。個人的に相性が悪いというのがきっと>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.7

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おそらく小学生の頃にリアルタイムで読んでいたのか、1996年6月に最終話を迎えてもその熱狂はなお自分の中学くらいまではあったように思える漫画『スラムダンク』。時代や世代を問わずいつまでも煌めく瞬間に捕>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

あまり芳しくなさそうな前評判をスルーしつつ鑑賞したわけですが、ソウタが要石?的になるところあたりで見事に寝てしまい。。というのも展開に緊張感がなくてですね、謎にダイジンと名付けられた西日本の元要石猫に>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

石川慶なる監督が気になっているのは『愚行録』のときからでありーー冒頭のバス車内のシーンの嫌な感じは時々観返したくなるーー、以降『蜜蜂と遠雷』(未見)や『アーク』と原作もので着実に評価を得ながらの今作。>>続きを読む

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

観てからまとめるまでにまた時間を空けてしまったので側ばかりの内容となりすみません。というより書き残しておきたいほどの作品ではまったくありませんでした。

亡き名優には深く哀悼の意を捧げたく思いますが、
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窓辺にて(2022年製作の映画)

3.1

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多作の今泉監督最新作。監督自身の人柄には好感を勝手に持っているし、作品の前評判も「最高傑作」と書いている人もちらほら見かけたので期待はするものの、今回もまったくハマれず。セリフもくるものなし。退屈な2>>続きを読む

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

3.3

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公開翌日に観たので、だいぶうる覚えですが、繊細で複雑。時代はおそらく遠くはない未来。中国系の養女に文化的教養を教えることがメインのミッション(たしか)であるAIロボットのヤンが動かなくなり、修理に出す>>続きを読む

エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

シーズン終盤は観てるのも気の毒であったジェシーという人間のその後は気になるものの、結果wwと同じ選択をすることになり、先生のあっけない末路を見ているだけにアラスカの白く眩しい雪景色も彼の明るい未来を照>>続きを読む

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりのタナダ監督作。『苦虫〜』がとても良かったのを覚えているので、期待して鑑賞。原作の漫画も読んでから臨んだのですが、まず原作がそこまで面白くない。それを監督自身がリアルタイムで読んでいて飛びつい>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.7

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公開日翌日に観てからだいぶ時間が空いてしまいました。

まず冒頭で「男か女か関係ない」的な前置きは観客の質の低下を表しており、さかなクンを脚色して女性(=さかなチャン?)として描いてもぜんぜん問題はな
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

2.8

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見るからに将来有望の双子っぽい女の子がおままごとを繰り広げておりまして、微笑ましく観ていたら寝てしまいました。子どもの頃のお母さんと思い出の家で交流をしてそうだったので、良い話なのでしょう。子どもの頃>>続きを読む

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

A24製作+大島依提亜デザインというところでハズレなしと思っていましたが、ぜんぜん当たりではありませんでした!!!なんだか不穏な羊たちにものすごくグロいあんなことやこんなことをされるんじゃないかと変な>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ぜんぜん英語が話せない自分にとっては「NOPE」なんて使ったことがなく、字面からしてNO HOPE=絶望?的な感じなのかなと思ったら、強めのNOくらいなニュアンスなんですかね。

前置きさておき、ジョ
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

漫画のほうは最初と桓騎軍が山の中腹で暴れていたあたりをパラパラと読んでいたのですが、このへんは読んでおらず。話が完結していないなか、主人公の信の活躍1本で描きづらいとなると難しいのでしょうか、盛り上が>>続きを読む