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キングスマンってこんなにもつまらなくなったのかと再認識できる内容でした。エピソード0的な扱いかよく知りませんが、スパイ映画の風情はどこにもなく、ずっと盛り上がりに欠け。黒幕がじつは…ってお前がそんな感>>続きを読む
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原作はどうだったか忘れましたが、率直に構成が良くない。物語を進めないといけないメインのラインは現在の時間軸でしかなく、冒頭で一度現在を見せてしまっている以上、「こんな思い出あったよなー」的に過去にどん>>続きを読む
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これが現時点での日本映画の力なんだろうなーと思い落胆。たけしが売れて師匠と浅草で良い酒を久しぶりに交わす。その晩、寝タバコが原因で師匠は亡くなる。このシーンは良かったものの、特筆すべきはここだけであと>>続きを読む
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『ハッピーアワー』は未鑑賞、『寝ても覚めても』は同時期公開の『きみの鳥はうたえる』(三宅唱監督)に完敗、『ドライブ・マイ・カー』は良作だったもののそこまで来ず。世間的に濱口監督の評価が高まる一方で、あ>>続きを読む
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あんまり内容よく覚えてませんが『ミッドナイトインパリ』のロンドン+ちょっと怖いver.といった感じでしょうか。Twitterでフォローしている界隈が話題にしていたのでエドガー・ライト監督キャリア史上最>>続きを読む
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前評判に違わず、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督はとてつもない作品をつくりだしたと思います。IMAXのテクノロジーも計算し尽くされ、わかりやすさやテンポの良さばかりを求める観客をブン殴るような、現代映画の最高>>続きを読む
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良作でした!細部のゆるさはところどころ見受けられ、登場人物の感情が移り変わっていく描写などは甘かったが(特に海合宿での夜の桟橋の説得シーン)、それでもそこは青春の効用か。伊藤万理華の圧倒的な純真さで突>>続きを読む
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人気と実力に大きな差があると個人的に強く感じている成田凌。それでもちょっと情けないTHE現代日本人男性みたいな役は適役といったところだろうか。そして松居大悟監督の本作とても素晴らしかった。比べることで>>続きを読む
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古田新太の怪演も見物であったしタクシーでの「みんなはどう折り合いをつけているんだろう」との言葉は素晴らしかったのだが、なんといっても片岡礼子が見事であった。思い余って自殺した娘の葬儀場に現れた古田。悲>>続きを読む
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電通と東宝が提携するとこれほどまでに酷い作品ができるんですね。携わった人の時間と掛かったお金すべてが報われなさそうでやるせない。
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アリが病気されている姿はときどきテレビかなんかで見かけることがあったのと、「蝶のように舞い、蜂のように刺す」といった有名なファイトスタイルは知っていたものの、マルコムXとの関係やらNOI信者だったこと>>続きを読む
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多作である今泉監督、本作で取り組むテーマは同性愛(初だろうか?)。
同監督作品を観て毎回思うが、やはり細かなところのクオリティが気になってしまいどうにも集中できない部分が間々ある。ドラマ版があったこと>>続きを読む
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誰かがどこかで言ってた『横道世之介』超えとの評価。それを聞いてハードルを高くしないわけにはいかなかったんですが、結果から言うと超えることはなく。ただ田島列島原作の空気感と沖田監督のとぼけた純粋さはめち>>続きを読む
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ジム・ジャームッシュ4作目となる本作。3パートに分かれ、フロントの会話、発砲、ラジオ、そしてエルヴィスが横断して描かれる群像劇。次作の「ナイトオンザプラネット」の素地にもきっとなったのであろうし、わか>>続きを読む
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濱口監督のこの長尺スタイルは観るほうにとっても自然とハードルが上がる。どこか鑑賞者を試しているような趣きさえある。それはカンヌや有識者が同監督作品を高く評価する傾向も手伝ってではあるのだが。そしてこれ>>続きを読む
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鈴木亮平出演作品をしばらく観ていなかったのだが、本作では流石すぎる存在感を発揮。観る者すべてにトラウマを抱かせる凄みがありありと。松坂桃李は今回ももちろん素晴らしかったのですが、キャラクターに通底する>>続きを読む
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これは面白くない。家族、友情、挑戦、設定やゲストキャラクターの面白さなどといったものをどれもまったく満たしていなかった
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ファンにとってこの結末がたまらないのかそうでないのか。そんなことは僕にとってはっきりどうだってよく、ネタバレとかがどうとかほんとつまらないことで騒ぐなよという感じは受けてて。
物語は内省的な部分がトリ>>続きを読む
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海外特有(?)の慣習であるお泊まり会。それもアメリカともなれば、高校生でもふつうにお酒が出るパーティーになるものなんですね(映画ではよく観る光景ですがどこまで現実と近いかは気になるところ)。
夜中に若>>続きを読む
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ちょっと重めなビジュアルとタイトル(圧倒的に原題が良いです)に観ようか迷っていたのですが、『プロミシングヤングウーマン』が良かっただけについついこちらも。ただまあ想像通りというか、渋め。主人公の女の子>>続きを読む
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演者、観客ともにアメリカのエンターテイメントの質の高さがよく感じ取れた作品。僕はトーキングヘッズをまったく聴いてきてないし、デヴィッド・バーン個人も特に追いかけていないのだが、舞台から語られるそのメッ>>続きを読む
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この映画を観て爽快感を得たということは、自身も本作で主人公キャシーの怒り(という表現でよいものか)を掻き立てていた惨事に対して、どこか傍観者でいるような気がした。だいぶネタバレなので、これから観られる>>続きを読む
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なぜか夏のイメージ強い細田作品。そんなに追っているわけではないのだが、本作は要素のとっ散らかりが結実できていなかった感が強かったのでだいぶ微妙(母親の死、幼馴染との恋、現実とバーチャル空間での自分、孤>>続きを読む
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公開初日に観たのとちょっと内容難しかったので簡単にですが、とにかくモノクロという色彩による視覚情報がないなか(なんなら嗅覚的な情報も漂ってこない)、聴覚は嵐やらふたりの発狂の音が終始耳を塞がれ、登場人>>続きを読む
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宇宙でいちばんあかるい屋根?宇宙で?いちばん?舞台は日本のある街だけしか映されてないのに?
といった野暮な疑問は置いときまして、夏休み前半に小学生が観たらワクワクするような内容だと思いました(公開は9>>続きを読む
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Arcと聞いて、どういう意味なんだろうと思いながら鑑賞。しかし作品中にそれらしき言葉も描写も出てこず、その理由は判然としなかった。
『愚行録』が好きだった身としては、石川慶監督の作品を久しぶりに観れる>>続きを読む
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ストップモーションものはその技法に目を奪われ、肝心の中身がおろそかになり、だいたいがコメディー作品に終始しがちで、特段好きでも嫌いでもないのですが。本作もそれに当てはまるところは多々あるものの、そのク>>続きを読む
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タイトルには「佐々木」の名前を冠しているが、主人公は藤原季節演じる別の青年。いわゆる「桐島」的な感じなのかと思ったが、佐々木は過去も現在もふつうに登場してくる。そしてキャラも濃く愛くるしい系。
では、>>続きを読む
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石井裕也監督は全然ハマらない作品が続いてるのですが、主演尾野真千子に惹かれて観賞。結論から言うと、スルーで良かったです。物語の展開があまりすっと入ってこなかったりテンポも悪かったり。セリフのチョイスも>>続きを読む
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なんか微妙にレビュー書きづらいなあーと思うてたらもうあんまり覚えておりません。子どもが自分のおしっこをおばあちゃんに飲ませたところがハイライトで、このふたりがとても見事でした。
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すこし前に話題になってたのでどんなドキュメンタリーか楽しみに鑑賞。結果、楽に観れるものの内容は凡作。ポカリのCMを120分にしてみましたよくらいの趣き。なんでこんなに評価高いのか不思議。
「ネガティブ>>続きを読む
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ショッキングな内容でした。と言いつつもTwitterなど見れば、検索ひとつでそのようなやり取りが毎分毎秒されているのは一目瞭然であることもたしかだ。おそらく日本だけでも追いきれない。これは薄い壁一枚隔>>続きを読む
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「やったかやってないか法廷論争」×「被告人が黒人」という趣旨の映画はもはや既視感しかなく、この手のものはそれなりに楽しく観れるのだが目新しさがまったくなかったのが残念(というかそれがなければやる意味は>>続きを読む
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鑑賞者の評価が総じて良くないので観ること憚っておりましたが、前評判通りのクオリティでした笑(特に後半が酷かった)。
地球の自転軸がズレたことによる変化で死者が蘇る展開に。ゾンビものは嫌いではないのだ>>続きを読む
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ずっと退屈な時間。日常において「なにしてたんだっけ」と思い返すこともできないような時間。それは心地良い時間でもある。物語性もなく、青(若葉竜也)のある時期を切り取って差し出されたような感覚。ゆえに特筆>>続きを読む