ysakさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

レッド・ロケット(2021年製作の映画)

3.8

こんなのが主人公な時点で、企画としては勝ってる気がする。ギリ嫌悪感抱かせないキャラ造形て、バランス難しいんだろな。映画てメディアは「みんな違って、みんないい」よりは「みんな違って、みんなアホ」を見たい>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.3

刺さる。「最後の夏休みを再生する」ていいコピー。なんというかbibioぽい。子役のコ、素晴らしいバランス。REM「losing my religion」カラオケ最高。

Love to Love You, Donna Summer(原題)(2023年製作の映画)

3.6

HBO制作。I feel loveは今聞いても素晴らしいな。当時の画ついてると余計に。

ショーイング・アップ(2023年製作の映画)

3.8

unext独占で、これもA24らしい。監督はあんま意識してなさそうだけど、評価のされ方はほぼ90sインディリバイバル文脈な気はする。まあなんも起きないんだけど、撮影とか音楽の使い方はホント上手い。

Saltburn(2023年製作の映画)

4.3

だいぶキテるな笑。絶妙にオフビートでカルチャーネタ多いコメディ感とロケーションとしての屋敷が効いてる。達者な演者たちに開放感を感じさせるのがプライオリティ高そう。ラストのダンスといい、キモおもしろい。>>続きを読む

ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

4.1

ミシェル・ウィリアムスそもそも好きだけど、より好きになる制作話。死ぬほど地味だが、ちゃんと起伏あり、切ない話だった。予算ないだろうに、画がいちいち映画的なのが素晴らしい。

ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)

3.7

オルタナティブな西部劇というと、どうしても「許されざるもの」思い出してしまうのだけど、これはこれでちゃんと戦略性ありそうで好印象。比較すると、そりゃゆるくはある。

モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

3.7

モリコーネ偉大。知らないことも多かったし、興味深く拝見。いい意味で、イタリアて国はなんなんだろな、とかも思いました。

ナイト・スリーパーズ ダム爆破計画(2013年製作の映画)

3.1

邦題云々だけでなく、売りにくいだろなあ、この作品。キャストやルックはちゃんとしてるだけに。

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.4

「音楽」て表現への距離感や編集のセンスに、初期ジャームッシュぽさはチラッと感じた。単に時代かも。しかし、unextはエグい。

オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

3.8

おっさん二人が山奥の温泉行くだけの話なんだけど、映画的としか言いようがない瞬間がいくつもある。撮影と編集が上手いんだろな。ポートランド行きたい。

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.2

二人キャラ立ちしてるし、まだ続きそうですな。近距離の銃撃戦とかはオモロいけど、個人的にはもうお腹いっぱい。

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.1

フレッシュだけど、映画的てよりはモロに広告代理店的なフレッシュさなんだよな。もしくは脱出ゲーム的というか。で、こういう企画はだいたい「いい人」しか出てこない。それなりに楽しくは見れましたけど。

グッドバイ、バッドマガジンズ(2022年製作の映画)

3.3

エロ本業界モノ。もうちと、ステレオタイプから離れていいと思うんだけどなあ。

Pearl パール(2022年製作の映画)

3.8

「X」未見。ジャンル映画の矜持というか、気合いは感じた。なんつーラストカット。これもA24なんだな。。

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.7

全く気にしてなかったが「第9地区」の監督で、「ストレンジャーシングス」の保安官。都内ロケもチラホラあるし、楽しく見れましたな。

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.3

スーパーガールのコとジョージクルーニーは好き。超大作がマルチバースばっかな状況な不幸な気かする。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.5

突き詰め方に感銘を受けつつも、何を見せられてんだろとは感じてしまうなあ。続きも見てしまうと思いますが。

1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.7

台湾作品を男女入れ替えリメイク。キャストいいし、山下作品のいいとこ出てる気もするけど、やり方次第でもっと派手に当てれるのでは、とは思ってしまった。

女優霊(1995年製作の映画)

3.3

Jホラーのオリジンと言われてますね。映像表現てよりは、主には企画やシナリオの部分でそうなんだろうな、と。

阿修羅のごとく(2003年製作の映画)

3.8

向田邦子で、森田芳光で、芸達者だらけの役者陣。上手いなあ、という。主演張る前の長澤まさみ出てた。エンド曲が「ラジオのように」なのは謎。

白い暴動(2019年製作の映画)

3.1

このタイトルなのに、クラッシュ率が思った以上に低かった。知らなかったことも多かったのでいいんですが。

A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒー(2014年製作の映画)

3.3

サードウェーブは日本の茶道ぽい影響でかいとかはよくわかる。別にドトールも美味いすけどね笑

マイスモールランド(2022年製作の映画)

3.9

古典的な話とも言えるが、抉られる。実際に家族が演じてるてすごいな。移民、難民の問題は、性善説だけで片付けられるほど簡単じゃないが、柔軟にやって欲しいとは思う。

ハワイアン・ドリーム(1987年製作の映画)

3.7

「チンピラ」の続編的な。DVD化すらされてないらしいが、つべに転がってた。点数低いが結構いいけどな。タバコ会社がマリファナを、って話この頃からすでにあるんですね。

ボストン市庁舎(2020年製作の映画)

3.9

観察映画の元祖。カメラマン上手い。基本的には行政サービスの仕組みに関する記録だが、こんなテーマをよく映像でやろうと思うな笑。リーダー含め、フェアでモチベーション高いとこんなに機能するんだな、とは思えた>>続きを読む

日本侠客伝 関東篇(1965年製作の映画)

3.7

高倉健の出世作らしい。若い北島三郎と、大正の築地の雰囲気が印象的。社会の構造て変わらんなあ。。

木枯し紋次郎(1972年製作の映画)

3.8

文太さんの顔の圧よ。たしかに日本の「許されざるもの」とかに連なるニュアンスは感じた。

車夫遊侠伝 喧嘩辰(1964年製作の映画)

3.7

謎設定、謎展開だけど、シネスコとやけに多いローアングルが効いてるのか、名作感すらある。

クリント・イーストウッド:シネマティック・レガシー(2021年製作の映画)

3.7

監督50周年記念らしい。特に2000年代の作品群、神がかってるんだよな。と改めて思いました。インタビュイーが豪華過ぎてビビる。

バービー(2023年製作の映画)

4.0

リアリティラインよく分からん瞬間が割とあるが、そこプライオリティ低いのかも。これで結果出したグレタガーウィクやマーゴットロビーと、許可出した公式の覚悟は心底偉いと思う。

LOVE LIFE(2022年製作の映画)

3.6

矢野顕子力。深田晃司、良くも悪くも繊細な方なんだろなあ。濱口竜介に続いて、海外で爆発して欲しいんだけど。

ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

3.7

アルモドバルのたぶんに自己言及的な作品。スペインて住みたくはないが、魅力に溢れまくってる国だな、と改めて。

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

3.7

また、デュポンの悪事がテーマの作品。どこまでむちゃくちゃやってたんだ。テフロン怖。安定感あるが、トッドヘインズらしさはあまり感じず。

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

3.8

ちとだけ舐めてた。気になるとこはチラホラあるけど「新聞記者」みたいなアホ作品でなく、力ある作品と感じました。