Yさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015年製作の映画)

3.8

抜群の安定感があった。
すごい領域。
ギャグなような、テンションで乗り切るような。

シュワちゃんがかわいくて微笑ましかった。

思春期の娘と、父とで観て欲しい。

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.8

感情について、だなんてなんて難しいテーマなのだろう。
でも、喜びだけじゃなくて、悲しみの存在を受け止めて‥と、優しい映画。

ちょうど同じ世代の、子供と観ると良さが倍増しそう。

ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

4.0

淡い感じで好き。

ファッションとか、まあ、オシャレ。

恋の感じも、10代の頃背伸びして憧れた世界のような。

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(2015年製作の映画)

3.4

これは、SM映画、禁断系ではなくて、不器用で問題のある男性と、まだ恋を知らない女子大生の恋愛映画。
好きなの、ダメなの、やめよう、やっぱり好き!的な。

全世界で大ヒット!!!など、当初の話題が凄まじ
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新宿スワン(2015年製作の映画)

3.7

キャストがいい。
綾野剛、伊勢谷友介、沢尻エリカ、山田孝之。
これだけ揃えけば、ただそれだけでどうにかなる。

バキッというテンションが必要なこの役もこのメンバーならバッチリ。

イマドキでないこのパ
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しあわせはどこにある(2014年製作の映画)

3.8

大きな問題があるわけではない、
ただ、これが幸せなのかと問われるとそうではないように思う。
まだ、どこかに自分らしい幸せはあるはずだと、遠いどこかに‥というような。

そんなわけで、幸せのはっきりした
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.0

人にはそれぞれ、自分なりの人生のテーマがあって、それぞれのやり方でそれをまっとうしようとする反射的な感情がある気がする。

そんな意味で、ホーキング博士という天才と出会った彼女の目線で物語をみたとき、
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ラブ&ピース(2015年製作の映画)

3.5

園子温監督作品ということで、前のめりに鑑賞。

ただしかし、この作品の場合、園子温よりも長谷川博己。
この人ってなんてチャーミングな俳優なのだろうとへんてこりんな役をこなす姿を観て感動。

びっくりす
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ハッピーエンドが書けるまで(2012年製作の映画)

3.6

離婚した夫婦、それに傷ついた娘、臆病な弟という家族が軸になって、物語が展開します。

みながそもそもとても優しい人達で、不器用ながらもいつも朗らかな、優しい愛を求めている。

そんな家族がそれぞれにな
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オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分(2013年製作の映画)

3.7

この主人公の行動、賛否両論。
個人的にはだめだめだけど、誠実
であろうとしたところは素敵だななんて思った。

キャリア、家族もなげうってのとある決断は自己犠牲として本人は誠意のつもりなのだろう。
でも
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アリスのままで(2014年製作の映画)

3.8

ジュリアンムーアの演技が圧巻。
記憶が失われることは、抜け落ちるということは、自分そのもの、自我なのか、意識というのか、そのものの崩壊。
ドキュメンタリーのようなストレートに突き刺さる映画。

崩壊に
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天の茶助(2015年製作の映画)

3.5

どんな映画なんだろうと興味津々で試写会参戦。

結果、沖縄のコアな温度感・空気感と、松ケンをはじめとするキャストの演技を楽しむ。

松ケンの手がキレイだった。
大野いとちゃんかわいかった。
玉城ティナ
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ピッチ・パーフェクト2(2015年製作の映画)

4.5

笑って笑って、たまに下品すぎて、不安になって、笑って、泣いて、感動してわぁーーー!!って終わった。

英語がわかれば、もっともっと100倍楽しいかも。

そして、音楽最高。
ジャンプアラウンドなつかし
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ゼロの未来(2013年製作の映画)

3.8

近未来。
心をなくしたかのような中年。
目の前に現れた生身の人間との触れ合いの中で、少しずつ感情を、求めてるものに気づく。

建物、家具、色、
映像がすばらしい。

エンディングのレディオヘッドがすご
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ゲキ×シネ「蒼の乱」(2015年製作の映画)

3.8

ずっと観たかった劇団新感線。こんなかたちで観れるなんてゲキシネってすごい。

舞台の凄まじい熱量を、映像としてこれでもかとカメラが映す。
汗や、目の奥のゆらめく瞳孔まで見えてしまいそうな。

早乙女太
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誘拐の掟(2014年製作の映画)

3.6

静かな映像、派手すぎない演出が、かえって緊張感を出して、たいていどんな映画でも観ながらところどころ寝たりする私が一睡もしなかった。
そんじょそこらのことじゃビクッとしない私が、隣の人に気づかれてしまう
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ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

4.0

いやぁ、すごかった。
アクションすさまじすぎて、笑えるくらい。
でも、最後、泣いた。
エンディングの曲、いいなぁ。
熱い。

ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年製作の映画)

3.9

もう3年くらい前かぁ…
映画館で観たら最高だった。
女子の友達と観たけど、ふたりとも大満足。

龍三と七人の子分たち(2015年製作の映画)

3.6

おじさん?おじいさん?のかわいさ全開。
世界の北野が、そーいうのを全部取っ払って楽しんで作ったような。
余裕のあるエンタテインメント。

グッド・ライ いちばん優しい嘘(2014年製作の映画)

3.7

優しい映画。
人間にはこういう優しいところがある。

スーダンの内戦、ロストボーイズ‥
知らなきゃいけないことを伝える映画。知る映画。

やさしい女(1969年製作の映画)

3.8

女心ってやっぱり難しい。
そんなことを思い知らされる映画。
ときどき、めんどくさい。
ときどき、男気溢れる。
ときどき、ナイーブ。

男はそれにとまどって、翻弄されて、けっきょく後悔と懺悔をくりかえし
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

3.7

女性の見栄とは、プライドとは、幸せとはなんだろうと思う映画。
見栄や、プライドがあるこそ、美しく華やかさを手にしたり。
それだけでは、幸せとは限らなかったり。

すべてを無くした時にこそ、幸せのような
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渇き。(2013年製作の映画)

3.6

目を背けたくなるようなけっこうなグロシーン。
ゲスだからこそゲスをやっつけられる。それが滑稽で面白かった。

だれもがまともじゃなくて、落ちるところまで落ちるということをセンセーショナルに演出。
テン
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イヴ・サンローラン(2014年製作の映画)

3.9

洋服が買いたくなってしかたない。
ファッション業界というのはなんて華々しいのだろう。
それはもう、人間臭さどろどろで、愛とか生とか、そういう美の世界にたっぷりとお金が絡んでいるから。

ピエール・ニネ
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8月の家族たち(2013年製作の映画)

3.7

とある田舎町のひとつの家族の姿。

関係性とか、会話とか、出来事とか、
辛辣ですさまじすぎてちょっと落ち込む。

この家族はアル中とか、ヤク中とか、その他と、ちょっとしたいろいろな問題が多い。
だから
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.9

大人だろうが、ロマンチスト、センチメンタル好きは変わらない。
わたしもいくつになってもその手のタイプで、このherの主人公もそう。
そのタイプかそうじゃないかでちょっと感想が変わりそう。

わかりあう
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ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

3.9

ドラマチックな時代だなぁとドキドキうっとりしながら観た。

映像も好き。

君の瞳に恋してるは、
時代を超えた名曲。
個人的にはクラブで踊った曲だけど、そうか、こんなストーリーがあったのか‥と、さらに
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はじまりは5つ星ホテルから(2013年製作の映画)

3.7

いまの自分だから、好きだなって思える映画。
いろいろ知って、それでも、まだまだだめだったり。
女の人生もなかなか面白い。

キャリアを手に入れて、自由でいられる。
でもそこに、本当の気持ちはどこへいっ
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永遠の僕たち(2011年製作の映画)

3.7

素敵なひとからおすすめされて。

ロマンティックで、ピュアで切なくて‥
愛しい映画です。

静かな日にしっとり観たい。

ブルックリンの恋人たち(2014年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

恋や家族のことは面倒だし、ちょっとおざなり。
でもそのかわり、仕事や夢にまっしぐら。

アン・ハサウェイ演じる主人公もまさにそんな感じ。
キャリアだとか、そんな自分に夢中。

社会に出て数年がたって、
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きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

主人公たちは、自分の置かれた状況を受け入れている。
だからこそ、ユーモアを大事に、純粋に、恋をする幸せをかみしめて、1秒1秒といういま、この時間を大切に過ごしている。

友人や家族に支えられながら。
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アクト・オブ・キリング(2012年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

虐殺した本人たちが演じる虐殺。これぞドキュメンタリー。

気づかない感覚、忘れたものをえぐる。

認識の中に、罪の意識が出てきたときのその人間に起こること。

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.0

見終わった後に、アメリカにおける戦争観や、銃社会、軍隊のこと、愛国心、家族‥どう捉えたらよいのか、自分はどういうアイデンティティーをもつべきか、それをどう発言すべきかと頭の中がざわつく。

このざわつ
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

すごい、映画。
ドラムのリズムが鼓動みたいにひびく。
人生を求めるものの姿。
強烈。

とりいそぎメモ。

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.0

一緒に映画を観る相手が、どういうものが好きかわからない初めての映画相手との映画。
そういうシチュエーションの中で、観る映画として、とても良かった。

押し付け的な強いメッセージがあるわけではなく、20
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