このレビューはネタバレを含みます
忌々しいほどの覇権ぷり。
原作未読の身としてはほぼ全展開に驚きと困惑の連続だった。
前フリじっとりからの夏油即堕ち、に次ぐ五条先生の覚醒。そして封印。ゲームブレイカーにして本作のマクガフィンに翻弄され尽くし。
NARUTO然り、「逆だったら」と想像させる無常と残酷さはやはりストーリーとして強い。
そしていきなりのホラー回や強めのデフォルメから、渋谷突入後の構内のネオン用いたピンドラとか物語シリーズみたいな演出まで、割と毎話において表現や雰囲気の凝り方に違いがあり、見応えがとどまるところを知らないクオリティ。
バトルは五条先生のもはや突飛な強さをはじめとして、美麗とは違ったダイナミックで爽快感大きめの演出に感じられた。メカ丸のクライマックスではTRIGGER並みの熱量もしくは本気ボンズに匹敵するかというような迫力が迸っていて圧倒された。またスクリーン規格な宿儺の暴れっぷりはもはややけくそかよと思うほど。
全体通して挑戦的でとにかく毎週めちゃくちゃ楽しませてもらいました。
