2017年放送「SideM」以来6年ぶりのアイドルマスター(アイマス)のアニメ視聴。
自分がアイマスのファン、もとい「プロデューサー」を引退してからだいぶ経つし、当アニメの原作(「サイコミ」というCygamesが提供している漫画アプリで連載中)も途中まで読んで止めてしまっているという惨状なのだけれど、やっぱりこういうアニメ化作品は追ってしまうよね。
✏️小さな体に秘めた大きな可能性
アイマスのアニメはその流れがおおよそ体系化されていて、
「アイドルのプロデュースを担当するプロデューサーは駆け出しの身」
「多数のアイドルのうち一人を主役とした○○回(○○はキャラクターの名前)が存在する」
「一通りアイドルを紹介しきったのち、アニメの締めくくりとなるライブシーンが描かれる」
…などといった共通点が存在する。
アイマスのアニメも本作でスピンオフを除けば6作品目になるわけだけれど、そんな「前例」を踏襲しつつ、U149ならではの魅力を十分に発揮した作品作りはお見事。
本作に登場するアイドルはどちらかというと「メインストリーム」アイマスをあまり知らない層からも認知されている島村卯月や渋谷凛、本田未央といった「主役級」ではなくて、どちらかというと「準主役級」のアイドルたちにスポットを当てた作品。
本作における主役・橘ありす始め、U149を構成するアイドルは全員が小学生、つまり「子ども」。
「子どもだから」という枠に縛られ芸能界で苦戦する姿と、「子どもだから」できる輝かしく微笑ましい活躍を見せる彼女たちの姿は、U149という作品ならではの魅力。
「大人と子どもの違いって、なに?」
そんな哲学的なテーマについても思慮を巡らせてしまうような作品づくりはさすが長年続くアイマスブランド。
☑️まとめ
第1シーズンは全12話にて完結だが、やはりいちファンとして気になるのは第2シーズンの到来。
最終話にてファンにはおなじみのあのアイドルたちの姿がお披露目された。
彼女たちが合流したU149の活躍、ぜひ見てみたい。
<作品スコア>
😂笑 い:★★★★☆
😲驚 き:★★★★☆
🥲感 動:★★★★☆
📖物 語:★★★★☆
🏃♂️テンポ:★★★★☆