ブタブタ

宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たちのブタブタのレビュー・感想・評価

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「ぼくがかんがえたつよいアンドロメダ」
アンドロメダ軍団の戦闘シーンは何度見ても楽しい。
時間断層から「ぼくがかんがえたつよいアンドロメダ軍団」が発進するシーンは永遠に見てられる。
特にアンドロメダ級アマテラス。
全身に主砲がハリネズミみたいに付いてるアホみたいなデザインが最高。
正に「ぼくがかんがえたつよいアンドロメダ」その物である。
それとアンドロメダガミラスメイド。
基本シルエットはアンドロメダながら曲線ラインの生物的デザインは正にガミラスの意匠であり同型艦ながら全くの別物でもある。
アンドロメダブラック(笑)軍団が上からワープして来て波動砲シャワー降らせるシーンとか再生怪人軍団みたいな豪華さと安っぽさが入り交じったヤケクソみたいなシーンはバカバカしくも最高にテンションが上がる。
これら「ぼくがかんがえたつよいアンドロメダ」は脚本にない(!?)らしい。
全ては副監督の小林誠が好き勝手にデザインし副監督権限?でストーリーに捩じ込んだ物らしい。
小林誠はネトウヨでありその言動が『ヤマト2202』放送中に於いてネタバレその他、差別的民族主義的発言がしばしば物議を醸しだした。
ファンからはヤマトを私物化しているとの批判も。
プラモデル『バンダイアンドロメダDX』には小林誠監修によるアンドロメダ・全同型艦(つまり小林誠の「ぼくがかんがえたつよいアンドロメダ」だ)が載ってる豪華リーフレットが付いててコレがまた見てるだけで飽きない永遠に時が過ごせる程の楽しさでコレを作ったのがネトウヨの小林誠である事が悲しい。
そのクリエイターの仕事や才能と思想信条は別だって意見があるけど自分はそうは思わない。
デザイナーである小林誠が関わったせいでヤマト2202は極めて隔たった政治的メッセージ、極右思想を持ったポンコツアニメになった事は認めざるを得ない。
ただ小林誠及び監督でありながらこの子分(?)の羽原はもう新作リメイク『ヤマト』からは排除されたらしい。
プラモデル誌での小林誠の連載も打ち切られたのでメディア、アニメの現場からは追放された(?)のは正しい判断である。
『2205』は評判いいので近い内に見たい。
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