大炎上によってラジオ局ごと潰れた伝説の番組「オビナマワイド」が、ネット番組「オビナマワイド・ネオ」として復活。
出演者全員が不幸になるとも噂されるこの呪われた放送はリニューアルしても相変わらずの様相。
毎週、不可思議な事件に巻き込まれていく。
シーズン1が6話だったのに対し、シーズン2は12話と倍。
評判が良かったというよりシーズン1の結構すぐ後に2はネット限定配信されていたからおそらく元々構想としてはこっちまであったのかなと。
その上で、シーズン2は1とやってることは変わらないので好きな人はそのまま楽しめると思うが、個人的には話数が増えたのは無駄に長く感じた。
「そんなわけないやろ」って設定は雨穴さんの作品全般そういう設定だらけなので受け入れて見れるというかそういうものだと思えるのだが、オチが投げっぱなしな事が前作より多い印象だった。
実はこういうことでした→大惨事→次の話では普通に放送、みたいな感じなので「気になるところをボヤかして怖くしている」というより「辻褄とか描くのが面倒だからこうした」感が強い。
1と2の間に脚本を練る時間がそんなになかったからでは？とすら思ってしまう。
それでいてシーズン1から一応話は繋がっているのでこれなら連ドラ方式にせず、オムニバス的な話にして良かったのでは？と思った。
この辺もやはりシーズン1の収録をタイトにする都合でラジオというベースを入れたまま続けてしまっている都合を感じる。
全く別物として2は作っても良かったのでは。
