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殺意の道程のヒムロのレビュー・感想・評価

殺意の道程(2020年製作のドラマ)
4.0
父、窪田貴樹の会社を追い込み自殺にまで追いやった男 室岡義之。
貴樹の息子である一馬は復讐を決意する。
「復讐するなら手伝うけど」
一馬の従兄弟でもあり、貴樹に息子のように可愛がられていた満もまた同じ気持ちだった。
こうして二人は室岡義之殺害計画、通称「苺フェア」の準備に取り掛かる。
まずは買い出しから。


バカリズムさん脚本主演のコメディサスペンスドラマ。
普通は描かない殺害計画の準備をコメディチックに描いていく本作。

実際これぐらい準備にごたつくよなぁという笑いもありつつ、それは流石にというラインのグダリ方もするのでコメディとして受け入れられないと見ていてキツい人もいるかも。
しかし善人が準備するとなるとこれぐらい向いてないと思えるのもまたリアルっぽくて楽しい。

コメディといいつつ東京系の日常の中の派手さのない笑いなのでその辺の笑いの好き好みもあるかも。

この感じでゆるーく進んでどう着地するのかなぁと思ったら見事に最終話で綺麗に落としてくれた。
バカリさんを信じて見続けてよかった。
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