面白くてついつい一気見してしまう。早口展開が多いので、具体的に何がどうなったか見失う場面もあるが、流れだけ追っていても面白い。
Wikiによれば、実在の人物をモデルにしているらしいが、実際にこんな裏駆け引きがあるのだろうか? いや、アメリカはドラマを地で行くような事件も多いから、そう言う事もあるのかな?と思ってしまう。
主人公の1人、大富豪のファンドマネージャーであるボビー役のダミアン・ルイスも「ホームランド」とは違う雰囲気でいい感じ出してるし、「スーツ」で同じようなニューヨークの大物弁護士を演じたデヴィッド・コスタビル(ワグナ役)も、全く違う雰囲気で良い味出してムードメーカー的な役割を演じている。
他の登場人物も皆良い味出していて、特に連邦検察官のチャックと妻のウェンディの特殊な夫婦生活は笑ってしまう。
シーズン3ではボビーの天才的な部下であるテイラーの台頭に焦点が当てられるが、彼女(彼?)の立ち位置は、スタートレックで言うところの「ミスタースポック」みたいな物かな?と感じる。
とにかく敵対者がどんどん入れ替わり、過去の敵が味方になったり、絶大な信頼を寄せていた者から裏切られたり…目が離せない。
最初は正義を通そうとしていた検察官がどんどん悪の道に陥る様も面白いし、最後の良心の要だった人間までも遂には悪に染まる…今後の駆け引きも楽しみだ。