マグルの血

うちの弁護士は手がかかるのマグルの血のレビュー・感想・評価

うちの弁護士は手がかかる(2023年製作のドラマ)
3.4
手がかかる弁護士と元敏腕マネージャーパラリーガルのバディの話。


リーガルコメディですが法律の細かい話よりも人情話で盛り上がりを作るドラマ。お仕事コメディとしては珍しくあまり業務内容には食い込まず、弁護士とパラリーガルのバディ、あるいは周囲の人々とのやり取りで笑いを誘います。弁護士天野の自由奔放なやり方に手を焼きつつも、元芸能敏腕マネージャーだった蔵前がうまくコントロールし事件を解決に導く。

蔵前がテレビ関係の仕事していたということもあり、往年の名作ドラマを用いた小ネタが多いです。ちょっと古いので30~40代くらいがクスッとくる感じです。


大きな盛り上がりはなく、シリアスパートもありますがキャラクターがコミカルなのであまり深刻になりすぎません。
物語の起伏は少なく、「おっ」と驚ける要素も少ないのでイマイチ盛り上がりに欠けますが、主演2人の高い演技力が安定して観れる感じを作っているのでつまらなくはない印象でした。今期めちゃめちゃいいドラマってわけでもないけど、全然観れる内容って感じです。

個人的に、今回も野間口さんはそんなに嫌な役ではなかったことが安心しました。
マグルの血

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