Sayuri

殺人者のパラドックスのSayuriのレビュー・感想・評価

殺人者のパラドックス(2024年製作のドラマ)
3.7
1つの殺人をきっかけに、どんどん殺人を繰り返すことになってしまう大学生のイ・タンと、その犯人を追いかける刑事。平凡そうに見えて狂気性を持ち合わせる雰囲気がチェ・ウシクにばっちりハマってた。タンの逃亡を応援したくなるのは、タンが殺した人は全て犯罪者であるということの他に、タンの気弱そうでどちらかというといつも被害者側にいそうな雰囲気も関係していると思う。
現実と妄想の世界が混ざる演出があって、急に血だらけの人が現れてホラー映画みたいでギョッとした。後半は元刑事のソン・チョンの登場によりまたストーリーに展開がある。後半はタン不足でちょっと物足りないけど、ラストまで面白かった。見終わった後、チョン役の俳優さん(イ・ヒジュン)が、実際は40代なのに特殊メイクで60代を演じたと知ってたまげた。本当すごいわ。
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