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仮面ライダー鎧武/ガイムのhoshのレビュー・感想・評価

仮面ライダー鎧武/ガイム(2013年製作のドラマ)
4.8
虚淵脚本&ネット民が鬱鬱 言うから期待したら、想像以上に王道で驚いた記憶がある。各キャラが自分の軸を持って戦いつつ、時に結託する。ラストなんかちゃんと1号&2号のライバル同士で最終決戦になるし。シリアス度群像劇度、熱さ、かなり好みだった。

特に民間人が戦う力を得た!調子こく!からの戦うんだ!を丁寧に描写しているのがリアルでいい。あと40話、醜い見た目になろうが俺は人々を救う!というライダー論の提示が熱い。虚淵玄なりの平成ライダー再解釈&ライダー論なんだな、と思う。

キャラはとにかく呉島兄弟につきる。36話の決闘は平成ライダー史上でもベストバウトのひとつだと思う。「僕が光になるには兄さんを消すしかないじゃないか!」
それとコロナ禍になって見たので、中盤の展開はリアリティ半端なかったな。自分のためなら人々はなんだってする。
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