せ

JIN -仁-のせのレビュー・感想・評価

JIN -仁-(2009年製作のドラマ)
5.0
もとかさんの原作以上にドラマが好きで
何度も見ています。
脳外科医が江戸時代にタイムスリップし、
歴史の渦に巻き込まれていく。
一期はトコトン現代の進歩した医療技術を主人公南方仁が江戸時代で披露しまくり、歴史を変えていってしまうこと、自分の大切な女性を守りきれるか不安と戦いながらも、江戸時代に強く逞しく生きていく人々、生き様に背中を押され、少しずつタイムスリップに対して前向きに考えるようになるわけです。

このドラマがおもろいのは常に生死をかけた戦いが繰り広げられる話が休みなく続くところ、遥かに進歩した医療技術で本来助からなかったはずの江戸時代の人々の命を救ったり、仁の技術に感嘆する昔の人々の反応が面白いところ、そしてタイムスリップものあるあるの「歴史変えちゃうんじゃね」恐怖が日本が大きく変わるタイミングである幕末を舞台に描かれているところにあると思います。

あとは演技がみんなバカ上手い。もちろん大沢たかおもいいけど内野さんは頭ひとつ抜けてるような。もちろん演技指導とかはあるだろうけど彼なりの坂本龍馬像を作り出していて、モノにしているというか。
ジョニーデップがジャック・スパロウの圧倒的な存在感としっかりとしたキャラクター性を確立させている姿を思い出します。


あと、何度も言うけど
異様なほど大沢たかおがかっこいいです。
なにゆえかわからないけどあれ、
髪型のせいなのかなぁ
髪型異様にかっこよくね?
長身だけど和装死ぬほど似合う。

なかなか縮まらない咲と仁の距離感が切ない。仁のミキへの想い、野風の仁への想い。
みんなすれ違ってて両矢印になかなかならいない。というか仁はアホかと言うほど鈍感。
医術以外はぬけてて尊い。可愛よ〜。
原作の仁は女性に結婚断られたり、髭もじゃで癖っ毛だったり見た目に清潔感がないんだけどドラマはやっぱいいなぁ〜絶対大沢たかおいい匂いするよね(急な変態発言)
仁と咲まじ尊い。キュンキュンですよニタつきが止まりませええン!
振り返ったら距離近くてパッと仁から離れんのアカーーーーン!!!と私の中の宮川大輔が叫んでるわけです。

あ!あとさ、何度も言うけど(何回目)
大沢たかお、日本人にしちゃカッコ良すぎる
ね。四百両払う。

本当にこのドラマ、漫画は
死ぬほど話がよくできています。
個人的には一期は
火消しの志と医者の志がぶつかり合う回がお気に入り。

この作品で梅毒を知りました。
中学のころにはもう原作読んでたんで
保健体育のときに梅毒についてみんなに説明する羽目になったのを思い出した。
「私はいったい、なぜ、クラスの真ん中で
梅毒について語ってるのだろう」と心で冷静に突っ込んでました。

「 おしげりなまし。」
せ