湯っ子

ユーフォリア/EUPHORIA シーズン2の湯っ子のネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

シーズン1を超える衝撃!
これまでの映画やドラマでは単なる悪者にされがちな、いわゆる“jock”のネイトの闇が深すぎて、彼こそ救いの手が最も必要な人物なのではないかと思える。
両親の闇と毒に侵されて育った、一見何不自由ない家庭に生まれたネイト。
ヤクザ家業の家庭に生まれながらも、人としての尊厳を守られて育ったフェズコは対象的な人物だ。
フェズコとレクシーが“スタンド・バイ・ミー”を並んで観て、自然と手をつなぐシーン…たぶんひとすじ縄でいかない恋だってことは容易に想像がつく。だから、ふたりの幸せそうな様子が余計に切なかった。
それにしてもレクシー、あの舞台はやりすぎだと私は思うがな…

ゼンデイヤ、おそろしい子…!と毎回思わされる演技力だが、今シーズンのクライマックスとも言える、レクシーの舞台での騒動の時のキャシー(シドニー・スウィーニー)がまた、凄まじかった。舞台に乗り込む前に鏡に向き合う場面なんて、“アイ,トーニャ”のマーゴット・ロビーを彷彿とさせたもんな。
シーズン1で推しだったキャットの登場が激減してた。クリエイターとの緊張関係とも報じられたりしてるみたい。シーズン3の出演はなくなったそうで残念。
ネイト父がINXSをガンガンかけてて懐かしかったなぁ!あのアルバム、友&愛でLP借りてテープに録って聞いてた〜(若い人には何言ってっかわかんないねきっと…)。
湯っ子

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