緻密に計算された脚本が売りのドイツ製ミステリーSFドラマ。
相変わらずドゥニヴィルヌーヴ作品のプリズナーズ、メッセージにインターステラー足して割ったような暗い映像美と練られまくった構成が光っている作品です。シーズン1に比べると少しだけSF要素が強くなっています。もっとも、この作品の良さはSF描写にではなく構成にあると思いますが...
キャラクターが増えまくりようやくヨナスが主人公らしくなってきましたが、感情移入のし辛さはシーズン1と同じ。結局見ていて応援したいとは思えません。ドラマチックな展開が増えたのに、そこで感情移入出来ないのはこのドラマの欠点です。