あっくん

ビューティフル・レターズ 綴られた言葉のあっくんのレビュー・感想・評価

4.5
以前から気になっていた作品を消化中🎶

✉️あらすじ
母親との確執、離婚した父親との距離感、学校の成績もボロボロ、心の支えとなっている恋人のジェイと一緒のバンド活動もどこかぎこちない様子。
そんな何処かしら孤独を感じるマギー宛にサムという人物から手紙が届く。差出人に心当たりがない手紙に不安ながらも読んでみると、中にはマギーを褒め称える言葉が綴られていた。
手紙に感動したマギーは差出人を探し、それが老人ホームに住む年老いた男性スタンリーであることを突き止めるが、何故手紙を書いているのか❓

✉️感想
なにこれ素敵✨✨(*´艸`*)
何か浄化された様な不思議な気持ち🎶
たった85分のテレビ映画ながらも、優しい出会いに巡り会えた様な映画でしたね🎶

色んな悩みを抱えるロック風の女子高生が色んな人に手紙で渡して励ます老人と交流し、辛い事がありながらも少しずつ見つめ直しては変わって行きます…。

スマホで繋がっている現代からして、知らない人から手紙がくるのは少々不安要素ではありますが、手紙で伝える励ましの言葉はより気持ちが伝わり、記憶に残りやすいかもしれません。
(手紙は自分で持ってられますしね🎶)

言葉には一言一言にパワーを感じられました。
時に言葉で励まされたて癒やされる言葉もあれば、人を傷つける言葉にもなって後悔してしまう事だってあります。
言葉で伝える事の大切さを実感しました。

スタンリーの台詞にも心に残りました。
“人生は鏡なんだ。
周りの人(友達等)によって映し出される。
自分の利益の為に不誠実な事をしたら、自分の人生に不誠実な人を招き入れてしまう。
でもそれは、自分で選択することが出来る。
善良な友達が良ければ、自分が善良になればいい。”

人生を迷いを感じた時はどうすればいいのか?
そして自分にあった才能をどう見つければいいのか?
そんな時は素直な気持ちと心を持つ事、信じる事が大切かと思います✨(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)
簡単に見つける事は出来ないが、素直にぶつけていれば、きっと見つかるかもしれない…。
誰かに(才能を)気付いてくれるかもしれない…。

自分自身を見つめ直したラストのマギーはどこか変わっています…。
母親との絆も…自分が何をしたいのかも…。
まるでスタンリーの優しさ、温かさを受け継いだかの様なマギーが歌う歌が答えかと思います✨✨

本作は宗教(モルモン教)映画監督さんの作品であるので少々苦手な雰囲気と現実的リアル感が足りない部分がありながらも、それでも色々と考えさせられ、この二人が出会えて本当に良かったと思いました✨✨( TДT)

✉️キャスト
監督はクリスチャン・ヴィッサ。
主人公マギー役のアリー・アンダーウッド。
そして本作で遺作となったスタンリー役のバーニー・ダイアモンド。
最後の作品にスタンリーを演じてくれた事を感謝致します🌟
あっくん

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