(別媒体から感想を転記)
2022/12/13
痺れるポスター。どこか『ソナチネ』的。中身はタイトな上映時間を逆手に取るかのように想像で余白を埋めさせる重厚なサスペンス。吉見茉莉奈さんは『ナナメの…
逃げる女。追う男。幻視する過去。呪縛の解放。物流倉庫に勤める矢崎は、ある夜何かから逃げて来た中島と出会い、彼女を乗せて出口の見えない逃避行に出る。語り得ぬトラウマ、他者という異物、閉塞の中で淡々と崩…
>>続きを読むシアターセブンにて鑑賞。
『ドブ川番外地』の渡邉安悟監督の最新作。
上映時間は52分と1時間に満たないが、そこに監督のカラーがギュッと濃縮されている。
というか、濃縮され過ぎて正直内容がよくわかん…
実家が燃えて母が死んだ出来事がトラウマな女・中島と勤務する工場でひとりな女・矢崎。二人は、中島が謎の男から逃避行している際に邂逅し、一夜を車で走る。
中島と矢崎は共通世界に存在しない。中島は過…
© WAGAMAMA FILM | ASATO WATANABE