原案はそれこそAIベースの戯曲だそうで、AI社会の行く末を端的に示唆した意欲作だと思う、それぞれ異なる人間の記憶を種として埋め込まれた15体のアンドロイドが、前半の「学習」フェーズから、後半になるにつれいろいろ「解釈」し戸惑い、最後に人間との共存について個々の判断を下すまでという流れになるのだが、正直序盤から終盤、いや終わるまで相当退屈なのだけど、ラストを観た瞬間に自分の評価が爆上がりした、AIがだんだん陳腐な推論ばかりを言い出す展開や、professorが誰なのかを含め、ラストはやっぱりそういうことだよねと勝手に解釈してニヤリとした
