チャブー

ゲバルトの杜 彼は早稲田で死んだのチャブーのレビュー・感想・評価

3.8
今、「難関MARCH!」とか、もてはやされている大学群のほとんどは、学生運動の嵐がビゥービゥー吹いていた頃は、学内で学生が学生を襲い、鉄パイプなどで殺す、という、今じゃ考えられない時代だったな…

学校によっては、今も独特な字体(寄席文字の方が、ずーっと、平和的!)の「立て看」あるよね…一種のファッションなのかな…さすがに、アジとかメット⛑️学生はいないと思うけど…

今は、セクトのお誘いより、新興宗教からの巧みなお誘いの方が深刻か…?

その、いわゆる一つの、「内ゲバ」の様子、歴史がとても良く理解出来る作品。

しかし、セクトもさることながら、何とか委員会、役職の多いことよ…海外の推理小説くらい、登場人物が煩雑で、途中で、訳分からんくなった…

鴻上尚史さん作の劇中劇も、なかなか良く出来ていたけど、令和の俳優さんでは、目つき、凄み、モノの言い様に、ちと限界があったかな…仕方ないけどね。

あの頃活動してた面々も揃い、上映会場にいて、年取ってもカクシャクとして、目つき、言動に凄みがあった。…彼らの中では、1970年代で時間が、止まっている様だった…

1990年頃に作られた加藤哲監督作品、森田童子さんの歌う主題歌が印象的だった映画「グッドバイ」また観たいんだよなぁ…
配信も無いし、円盤化もされていない…

学生運動っていうと、何か、鳥居みゆきさんの「赤ずきんちゃん」のコント思い出す😅