あっくん

さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌のあっくんのレビュー・感想・評価

4.7
ついに、やっと…。゚(゚´Д`゚)゚。
子供の頃からどこか記憶の片隅に残っていたのが、隠れた良作と噂されてた幻のちびまる子ちゃんの劇場版✨✨
何十年経ってから、まさか配信で観れるとは思わなかった✨Σ(゚Д゚)

🎨あらすじ
図工の時間に「わたしの好きな歌」というテーマで絵を描くことになった。
他のクラスメイトがテーマとする歌を決め、着々と画用紙に思っているイメージを描き表していく中、まる子は音楽の時間で習った『めんこい仔馬』に決め、仔馬と元々の劇中歌で飼い主だった少年を自分に置き換えたのどかな日常を描こうと思っていた。

そんな中まる子は母親のおつかいで行った先で似顔絵描きのお姉さん・木村しょう子と出会い、仲良くなっていく内に『めんこい仔馬』が戦時中で軍馬として狩り出されていく仔馬を想う悲しい曲だと知ってしまう。

🎨感想
当時は幼少期でもテレビの予告CMを観て、素朴な三つ編みのお姉さんが印象的でした🌟
ちびまる子ちゃんは初期から観ていましたが、以降映画版の本作を観る機会を失ったので配信したNetflixに感謝です✨✨
(本作は公開30周年記念でBlu-ray発売に加えて、Netflixに配信されています🎶)

微笑ましいほのぼのとした年の差の友情と純愛の物語…。
絵描きのしょうこお姉さんも三つ編みや髪を下ろした姿が素敵で、恋人佐藤さんも優しい彼氏さん🎶
(水族館デートが良い雰囲気✨)

本作のまる子はまだスマホもネットもSNSも無い、昭和を思い出すかの様な純愛を見届けて応援し、ある切ない決断により短くも切ない友情を体験します…。
どこか『めんこい仔馬』と重なる様な雰囲気…。
誰もが経験する様な出会いと別れ…(´;ω;`)
現代の価値観だったらまず受け付けられない決断だけど、只々幸せになって欲しいと願ってしまう…。
観ていく内に遠い昔の大切な想い出を思い出すかの様な感覚になりますね💦(・・;)

全体通して真面目な話ながらも、所々でギャグとツッコみがあるとやっぱり安心するし、エンディングのオチもちびまる子ちゃんらしいwww(;^ω^)

所々でミュージカル風にもなっていて、レトロ音楽と共にさくらももこさんワールドの独特的な色彩あふれるファンタジー風景が本作の見所ですね✨(๑•̀ㅂ•́)و
90年代初期のちびまる子ちゃんを観ている方にとってはツボに入る幻想的なシーンは正に芸術的✨(大好きな初期OP曲“夢いっぱい”を思い出します🎶)
ただ、このシーンの著作権の影響でDVD化が出来なかったとされています💦

そんな音楽の中で、まさか笠置シズ子さんの“買い物ブギ”を聞くとは思わなかったです💦(・・;)
しかもこのミュージカルシーンの中でも独特的すぎて、確実に爪痕を残していますwww( ゚д゚)ポカーン
(You Tubeの中ではミラクルひかるさんの笠置シズ子さんのモノマネがオススメ💦)

そして山田くんだけ、声や性格が変わっていなくてもキャラデザインが確定していない様な雰囲気はあえてツッコみませんwww(~O~;)

🎨本作の裏のテーマ?
本作は元々、原作者で今は亡きさくらももこさんが数年間にわたって構想し続けてきた物語を、自身の手で脚本にしているそうです。
調べてみるとそこには、昭和の価値観を訴える隠された裏テーマがあるそうですが、さくらももこさん自身の言葉からは無く、確実な事ではありませんのであえて書きません。
ですが、この『めんこい仔馬』に込められた想いは何かしらあったと思いますので、観た方で気になる方は調べるのがオススメです🎶

🎨キャスト
監督は芝山努さん(映画ドラえもん監督でお馴染み🎶)、須田裕美子さん

まる子役のTARAKOさん(コジコジのスージー、マジカルタルルートくん、ハンターハンターのセンリツ)

お母さん役の鈴木みえさん(クレヨンしんちゃんのまさおくん、ハリー・ポッターにウィーズリー夫人)

お父さん役の屋良有作さん(クレヨンしんちゃん あっぱれ戦国大合戦の又兵衛)

お婆ちゃん役の佐々木優子さん(ジュリア・ロバーツ等の名女優を中心とした吹き替え各種、ズートピアのジュディママ)

初期メンバーとして、
お姉ちゃん役の今は亡き水谷優子さん(ディズニーのミニー、ブラックジャックのピノコ)

お祖父ちゃん役の今は亡き富山敬さん(クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望、くまのプーさんのラビット)

本作のゲストメンバーとして
絵描きのお姉さん役の高橋由美子さん(ショムニ)

その恋人役の松本保典(ドラえもんのパパ、スレイヤーズシリーズのガウディ、サザエさんのノリスケ、がんばれゴエモンのゴエモン)
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